About "Style-Lab"

"Style-Lab"は Kuriyama R&D Office(旧、株式会社プレール)が運営するファッショントレンド情報ブログです。最新コレクション情報やマーケット動向、注目ブランド、流行色など、ファッションビジネスに携わる方々に有益な情報をお届けします。

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2014/12/22

【アイテムトレンド分析/2015SS】15年春夏における注目アイテムVol.1 ~エプロンドレス・ミディ&マキシ丈ドレス~


当社は15年以上に渡り四大コレクションを分析しており、カラー・素材・柄・アイテムなど、20以上のカテゴリ毎に今後のマストトレンドを予測し、クライアント様へ情報提供を行っています。また消費者の価値観や市場環境の変化など、マーケット分析も実施しています。当ブログでは、クライアント様への情報提供後、その内容から一部分を抜粋した形で読者の皆様にお伝えします。 なお、より詳細で鮮度の高い情報や、その他ブランド開発・ディレクション作成・商品企画についてのご相談は当社ホームページよりお問い合わせ下さい。


今回より、全4回の内容で2015春夏の注目アイテムのトレンド分析をお届けします。第1回はドレス・ワンピースについてご紹介します。


エプロンドレス

今回注目されている70年代トレンドでは、ペザント風のガーリーなスタイルの打ち出しも見受けられた。

中でもカレンウォーカーなどが提案したミニ丈・ミディ丈のエプロンドレス、ジャンパースカートなど、カジュアルでガーリーなワンピースは幅広い年齢で対応できるアイテムになると考えられる。

出典:Trendstop

※画像クリックで拡大表示


ミディ丈・マキシ丈ドレス

70年代のボヘミアンスタイルでは、フレアーシルエットのミディ丈ドレスやマキシ丈ドレスが増加した。

春夏シーズンを通して、ロング丈のワンピースの重要性が高まると思われる。

出典:Trendstop

※画像クリックで拡大表示

出典:Trendstop

※画像クリックで拡大表示




以上、2015SSの注目アイテムVol.1でした。

次回も同じく2015SSトレンドから、15年春夏の注目アイテムVol.2をご紹介したいと思います。

どうぞお楽しみに。

2014/12/15

【パターントレンド分析/2015SS】15年春夏における注目パターン・柄


当社は15年以上に渡り四大コレクションを分析しており、カラー・素材・柄・アイテムなど、20以上のカテゴリ毎に今後のマストトレンドを予測し、クライアント様へ情報提供を行っています。また消費者の価値観や市場環境の変化など、マーケット分析も実施しています。当ブログでは、クライアント様への情報提供後、その内容から一部分を抜粋した形で読者の皆様にお伝えします。 なお、より詳細で鮮度の高い情報や、その他ブランド開発・ディレクション作成・商品企画についてのご相談は当社ホームページよりお問い合わせ下さい。


今回はパターン・柄のトレンド分析です。2015SSコレクションの動向から15年春夏の注目パターンをご紹介します。


レトロポップなフラワー柄

1970年代のフラワーチルドレンに代表される、反戦や平和願望がマクロトレンドとして注目されている。

このようなテーマでコレクションを展開したブランドの中では、当時のようなレトロでポップな花柄を使用するケースが目立った。

花柄といってもリアルな花柄ではなく、単純化されたイメージの花柄が重要になる。

出典:Trendstop

※画像クリックで拡大表示


マルチボーダー柄

同じように70年代のイメージから、マルチカラーを使用した幅の広いボーダーやストライプの台頭も見受けられた。

シンプルなバイカラー配色も継続される見込みだが、エスニックなムードのマルチカラーボーダーはトレンド性が強く感じられることから、新鮮な柄として注目される。

出典:Trendstop

※画像クリックで拡大表示




以上、2015SSの注目パターン・柄でした。

次回も同じく2015SSトレンドから、15年春夏の注目アイテムVol.1をご紹介したいと思います。

どうぞお楽しみに。

2014/12/05

【2015AW】ファッショントレンド戦略セミナー開催!



当ブログを運営する株式会社プレールより、毎シーズン開催を行っております、トレンド情報セミナーのご案内です。
2015秋冬シーズンのトレンド予測やヒットアイテム予想について、プレフォールコレクションやショップリサーチ、フィールドマーケティング、消費者の価値観変化など様々な情報を多角的に分析。単なるコレクションのレビューではなく、ファッション産業の現場で活用できる情報をお伝えします。
スタッフ一同、皆さまのご参加をお待ちしております。


【セミナー名・開催日時】
2015AWトレンド戦略セミナー(レディース) [2015/1/29(木)18:30~]※受付終了



【2015年1月29日(木)開催】※受付終了
2015AWトレンド戦略セミナー(レディース)

2015秋冬のスタイリング、アイテム、パターン、ディテールデザイン、ファッショングッズ(アクセサリー)、カラー、ファブリックについて、トレンド予測やヒットアイテム予想をご紹介します。プレフォールコレクションやショップリサーチ、フィールドマーケティング、消費者の価値観変化など様々な情報を多角的に分析し、単なるコレクションのレビューではなく、ファッション産業の現場で活用できる情報をお伝えします。

【日程等】
■開催日時:2015年1月29日(木)18:30~20:30
■受講料:6,480円(税込)
※受講料は事前に銀行振込にてお支払い下さい。
(振込先などの詳細はお申込み後にご連絡させて頂きます)

【資料イメージ(過去資料より抜粋)】


※当日、スライド資料の冊子版を配布いたします。資料はお持ち帰り頂けます。

【セミナー会場】
■場所:T’s渋谷フラッグ/Room8I(東急本店前、H&M渋谷店の上)
■住所:東京都渋谷区宇田川町33-6(8階)
地図を表示)※外部サイトが開きます

【お申込み方法】
■下記フォームよりお申込みください。
https://v.rentalserver.jp/preal.com/seminar_entry.html
本セミナーの受付は終了致しました。




【講師紹介:栗山志明(株式会社プレール代表取締役)】
ファッション業界を中心とした様々な業態のクライアントに、質の高い情報と独自のマーケティング手法に基づくブランド開発、ディレクション、商品企画などの提案を行う。

1988年~1994年までバンタンデザイン研究所・商品企画講師、1999年~現在までIFIビジネススクール・マスターコース講座主任を担当。

現在は複数の大手百貨店やラグジュアリーブランドでも社外講師を務める。また、大洋交易社主催のコレクションセミナーでは約500席が満席となるなど、そのセミナー内容は業界内で高い評価を受ける。


2014/12/02

【素材トレンド分析/2015SS】15年春夏における注目素材


当社は15年以上に渡り四大コレクションを分析しており、カラー・素材・柄・アイテムなど、20以上のカテゴリ毎に今後のマストトレンドを予測し、クライアント様へ情報提供を行っています。また消費者の価値観や市場環境の変化など、マーケット分析も実施しています。当ブログでは、クライアント様への情報提供後、その内容から一部分を抜粋した形で読者の皆様にお伝えします。 なお、より詳細で鮮度の高い情報や、その他ブランド開発・ディレクション作成・商品企画についてのご相談は当社ホームページよりお問い合わせ下さい。


今回は素材のトレンド分析です。前回のカラートレンドに引き続き、2015SSコレクションの動向から15年春夏の注目素材をご紹介します。


スウェード

70年代トレンドが浮上したことで、素材としてはスウェードの活用が拡大され、2015年春の主力素材の一つになると考えられる。

ジージャンやスプリングコート、スカートなど様々なアイテムで活用されるが、バッグやシューズなどの服飾雑貨での活用も多くなるのではないか。

またフリンジとの相性が良く、ディテールデザインのための素材としても注目される。

スウェード / 出典:Trendstop

※クリックで拡大表示


シフォン・オーガンジー・チュール

一方でフェミニンテイストの台頭も見受けられ、トランスペアレンシー(透け感のある)素材が再び注目された。

特にプリント素材としての活用が多く、こちらも春の主力素材の一つになると考えられる。

シフォン / 出典:Trendstop

※クリックで拡大表示

オーガンジー・チュール / 出典:Trendstop

※クリックで拡大表示




以上、2015SSの注目素材でした。

次回も同じく2015SSトレンドから、注目のパターンをご紹介したいと思います。

どうぞお楽しみに。

2014/11/26

【カラートレンド分析/2015SS】15年春夏における注目カラー・流行色


当社は15年以上に渡り四大コレクションを分析しており、カラー・素材・柄・アイテムなど、20以上のカテゴリ毎に今後のマストトレンドを予測し、クライアント様へ情報提供を行っています。また消費者の価値観や市場環境の変化など、マーケット分析も実施しています。当ブログでは、クライアント様への情報提供後、その内容から一部分を抜粋した形で読者の皆様にお伝えします。 なお、より詳細で鮮度の高い情報や、その他ブランド開発・ディレクション作成・商品企画についてのご相談は当社ホームページよりお問い合わせ下さい。


今回はカラートレンド分析です。先日終了した2015SSコレクションの動向をベースに、15年春夏のカラートレンドをご紹介します。


スモーキーパステル

2014AWシーズンでも注目色となったスモーキーパステルカラーが2015SSも継続して登場。

ピンク系やブルー系を中心に展開された。

M出典:Trendstop

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ペールトーン

また、爽やかでクリーンなイメージのペールトーンカラーも登場。

前述のスモーキーパステルカラーとこのペールトーンカラーが市場の主役になると考えられる。

出典:Trendstop

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アースカラー

今回のコレクションでは70年代トレンドが注目されたが、その中で、ナチュラルでフォークロアムードを演出するカラーとしてアースカラーが数多く登場した。

スウェード素材での活用も多く重要なカラーになると考えられる。

出典:Trendstop

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オリーブ・カーキ

ミリタリーテイストも継続されることから、オリーブグリーンやカーキといったカラーも2014年に続いて注目度の高いカラーとなる。

出典:Trendstop

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ベージュ・スキンカラー

2015SSシーズンでは、大人フェミニンでニュートラルなムードの台頭が見受けられることから、スキンベージュやヌードベージュなどの上品なカラーへの注目も高まる。

出典:Trendstop

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ライラック・ラベンダー

ジェネラルカラートレンド情報からも紫系カラーへの注目度が高まっていたが、コレクションでもライラックやラベンダーといったカラーが注目色として浮上した。

またFENDIはオーキッド(蘭)の花をモチーフとして使用。ピンクに変わる春の注目色として、商品だけでなくプロモーションなどでも活用できるカラーになると考えられる。

出典:Trendstop

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以上、2015SSのトレンドカラー・流行色分析でした。

次回は2015SSの注目素材をご紹介したいと思います。

どうぞお楽しみに。

2014/11/20

【マーケットトレンド分析】20代のファッショントレンド離れ


当社は15年以上に渡り四大コレクションを分析しており、カラー・素材・柄・アイテムなど、20以上のカテゴリ毎に今後のマストトレンドを予測し、クライアント様へ情報提供を行っています。また消費者の価値観や市場環境の変化など、マーケット分析も実施しています。当ブログでは、クライアント様への情報提供後、その内容から一部分を抜粋した形で読者の皆様にお伝えします。 なお、より詳細で鮮度の高い情報や、その他ブランド開発・ディレクション作成・商品企画についてのご相談は当社ホームページよりお問い合わせ下さい。


今回はマーケットトレンド分析で、20代のファッショントレンド離れについてご紹介します。


下がり続ける若者のトレンドへの関心

図は、博報堂によるファッショントレンド動向への関心についての調査における20代の傾向であり、「ファッションの動向に敏感なほうだ」という回答が2008年以降、顕著に下落していることが分かる。


※クリックで拡大表示


若者のトレンド離れは、20代前半をメインターゲットとしたヤング、ヤングキャリア系ブランドで、特にトレンド性の高いブランドへの影響が高く、苦戦に繋がるといった状況が発生していると思われる。


20代以外もトレンド離れへ

直近では20代だけでなく全体の傾向としても「トレンドを追従せず普通を極める」という趣旨の「ノームコア」が注目されるなど、トレンドに対する考え方の潮流が変わってきているように見受けられる。

また、経済状況もこの流れに影響を与えると思われる。政府による景気対策が続けられているが、まだ消費者にはその効果が実感できていない。

この先、経済状況がさらに改善されなければ、消費者マインドの中で脱トレンド、脱ファッションの勢いが加速することになり兼ねない。




以上、マーケットトレンド分析「20代のファッショントレンド離れ」でした。

次回の更新もどうぞお楽しみに。

2014/10/21

【マーケットトレンド分析】シニアのカーライフ


当社は15年以上に渡り四大コレクションを分析しており、カラー・素材・柄・アイテムなど、20以上のカテゴリ毎に今後のマストトレンドを予測し、クライアント様へ情報提供を行っています。また消費者の価値観や市場環境の変化など、マーケット分析も実施しています。当ブログでは、クライアント様への情報提供後、その内容から一部分を抜粋した形で読者の皆様にお伝えします。 なお、より詳細で鮮度の高い情報や、その他ブランド開発・ディレクション作成・商品企画についてのご相談は当社ホームページよりお問い合わせ下さい。


今回はマーケットトレンド分析で、シニアのカーライフについてご紹介します。


シニアのドライブ旅行

図はシニアのカーライフに関するデータである。1年以内に3回以上ドライブに行ったシニアの割合であるが、男性は最も少ない70代前半で20%強、最も多い60代前半では25%を超えている。また、女性は全体的に男性よりも割合が少なく、60代後半が最も多い25%弱となっている。


※クリックで拡大表示


旅行シーンへの提案

シニアの旅行というと、通常、新幹線や航空機などの交通機関を利用するとイメージしがちである。実際、百貨店を始めシニア向けの売場で旅行をテーマとする時、販売されている商品の多くは新幹線や航空機による旅を想定して提案されていることが多いと思われる。

さて、では何故シニアの旅行で車が利用されるのか。その理由は「自由に移動できて行きたいところに行ける」「好きなところに立ち寄れ、寄り道観光ができる」「夫婦交代で運転し、無理なくロングドライブができる」というものである。

今後、ますますこのドライブ旅行は増加する可能性があると思われることから、ドライブ旅行のためのトラベル用品を販売する売場を作ってみると面白いかもしれない。




以上、マーケットトレンド分析「シニアのカーライフ」でした。

次回の更新もどうぞお楽しみに。

2014/10/10

【マーケットトレンド分析】父親に対する娘の印象~いまどき女子はパパが好き?~


当社は15年以上に渡り四大コレクションを分析しており、カラー・素材・柄・アイテムなど、20以上のカテゴリ毎に今後のマストトレンドを予測し、クライアント様へ情報提供を行っています。また消費者の価値観や市場環境の変化など、マーケット分析も実施しています。当ブログでは、クライアント様への情報提供後、その内容から一部分を抜粋した形で読者の皆様にお伝えします。 なお、より詳細で鮮度の高い情報や、その他ブランド開発・ディレクション作成・商品企画についてのご相談は当社ホームページよりお問い合わせ下さい。


今回はマーケットトレンド分析で、父親に対する娘の印象の変化をご紹介します。


7割以上は「パパが好き」


※クリックで拡大表示

図はM1・F1総研による、父親と同居する15~28歳の女性1200名を対象とした、父親に対する気持ちに関するアンケートの結果である。

この中で「お父さんが好き」「やや好き」と考えている女性は75%に達している。昔は父親を嫌う娘が多いという話題もよく聞かれたが、時代は変わり、多くの若い女性は父親に対してむしろ好感をもって接していることが分かる。

その背景の一つとして、震災や不況の影響で家族の絆が高まったということも考えられるが、今どきの父親は若々しく、センスが良くなったと思われることもその要因として大きいのではないだろうか。


ドライブに行くならショッピングモール

父親とドライブに行きたいかという質問に対しても「行きたい」「やや行きたい」と答えている女性が6割を超えており、図にはないが高校生では7割に達している。

またドライブでどこに行きたいか質問では、2位を大きく引き離して「郊外の大型店舗(ショッピングモールなど)」が50%で1位となっている。

これは一緒にショッピングに行くことで洋服を買ってもらえるという期待も含まれているかもしれないが、それでも予想外に高い結果ではないだろうか。

今後の郊外型ショッピングセンターのMDやサービスを考える上で、母娘の親子だけでなく、父娘で来店する親子をターゲットとしてみるのも面白いかもしれない。




以上、マーケットトレンド分析「父親に対する娘の印象の変化」でした。

次回もマーケットトレンドをご紹介する予定です。

どうぞお楽しみに。

2014/10/03

【アイテムトレンド分析/2015SS】リゾートコレクションから見る注目アイテム(ドレス)


当社は15年以上に渡り四大コレクションを分析しており、カラー・素材・柄・アイテムなど、20以上のカテゴリ毎に今後のマストトレンドを予測し、クライアント様へ情報提供を行っています。また消費者の価値観や市場環境の変化など、マーケット分析も実施しています。当ブログでは、クライアント様への情報提供後、その内容から一部分を抜粋した形で読者の皆様にお伝えします。 なお、より詳細で鮮度の高い情報や、その他ブランド開発・ディレクション作成・商品企画についてのご相談は当社ホームページよりお問い合わせ下さい。

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【お知らせ】

~2015SS/AWファッショントレンドセミナー開催~

・マーケットストラテジーセミナー [2014/10/7(火)18:30~]
・ジェネラルトレンドセミナー2015AWレディース [2014/11/6(木)18:30~]
・コレクションセミナー2015SSレディース [2014/11/14(金)18:30~]

<詳しくはこちら>

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今回は2015年春夏、ドレスのトレンド分析です。リゾートコレクションの情報をもとに、注目のアイテムをご紹介します。


スリップドレス

2015SSリゾートコレクションでは、ベーシックなフィット&フレアを始め、60年代風のシフトドレス、テントドレスなど、ドレスのバリエーションが豊富に提案された。

今シーズンはスリーブレスが増加傾向にあり、ドレスではスリップドレスが復活。カーディガンを羽織るなどヤング~ヤングキャリア向けで特に注目される。

出典:Trendstop

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タンクドレス

タンクドレスは、前回(2014SSシーズン)のリゾートコレクションにおいて、トミーヒルフィガーがバスケットボールからインスピレーションを受けたデザインを提案していたが、今回のリゾートコレクションでもスポーティーでシンプルなデザインを中心に数多く登場しており注目が集まる。

出典:Trendstop

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Tドレス

2014SSシーズンから登場したTドレスは増加傾向にある。ミニ丈のコンパクトなシルエットで、切り替えテクニックなどを用いてフェミニンな演出を行ったり、前シーズンに続いてポスターのようなプリントを施すポスタードレスも注目される。

出典:Trendstop

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以上、2015SSのアイテムトレンド分析(ドレス)でした。

次回の更新もどうぞお楽しみに。

2014/09/24

【アイテムトレンド分析/2015SS】リゾートコレクションから見る注目アイテム(アウター)


当社は15年以上に渡り四大コレクションを分析しており、カラー・素材・柄・アイテムなど、20以上のカテゴリ毎に今後のマストトレンドを予測し、クライアント様へ情報提供を行っています。また消費者の価値観や市場環境の変化など、マーケット分析も実施しています。当ブログでは、クライアント様への情報提供後、その内容から一部分を抜粋した形で読者の皆様にお伝えします。 なお、より詳細で鮮度の高い情報や、その他ブランド開発・ディレクション作成・商品企画についてのご相談は当社ホームページよりお問い合わせ下さい。

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今回はアウターのトレンド分析です。リゾートコレクションの情報をもとに、注目のアイテムをご紹介します。


ボマージャケット

14年春夏シーズンから始まったショート丈トップスの傾向は15年春夏シーズンも継続すると考えられる。また90年代トレンドも継続することから、スポーツ、ミリタリー、ワーク系アウターも重要性が高い。

リゾートコレクションにおいてもミリタリー系の代表的アウターアイテムであるボマージャケットが多数見られた。

出典:Trendstop

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バイカーズジャケット

バイカーズジャケットやライダースジャケットと言ってもハードなものではなく、シンプルなショート丈が中心となっている。

またスタイリングでは、フェミニンなワンピースやスカートとのコーディネートで、全体的に洗練されたスタイルでの提案が重要となる。

出典:Trendstop

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テーラードジャケット

ストリートやスポーツ系トレンドではショート丈が主流となるが、ベーシックなアウターではノーマルなテーラードジャケットが注目される。

コームコアと言われるように、ベーシックをいかに着こなすかといった新たな試みの重要性が高まると考えられる。

出典:Trendstop

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アノラック&ポンチョ

プルオーバー型のアウターが増加している。スエード素材を使用したフォークロアテイストのポンチョ風デザインもあるが、スポーティなアノラックにも注目したい。

出典:Trendstop

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以上、2015SSのアイテムトレンド分析(ジャケット)でした。

次回は15年春夏のドレスについてご紹介する予定です。

どうぞお楽しみに。

2014/09/18

【アイテムトレンド分析/2015SS】リゾートコレクションから見る注目のニット


当社は15年以上に渡り四大コレクションを分析しており、カラー・素材・柄・アイテムなど、20以上のカテゴリ毎に今後のマストトレンドを予測し、クライアント様へ情報提供を行っています。また消費者の価値観や市場環境の変化など、マーケット分析も実施しています。当ブログでは、クライアント様への情報提供後、その内容から一部分を抜粋した形で読者の皆様にお伝えします。 なお、より詳細で鮮度の高い情報や、その他ブランド開発・ディレクション作成・商品企画についてのご相談は当社ホームページよりお問い合わせ下さい。

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<詳しくはこちら>

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今回はニットのトレンド分析です。リゾートコレクションの情報をもとに、注目のアイテムをご紹介します。


プルオーバー

春夏シーズンということもあり、秋冬と比較するとボリュームは多くないが、今シーズンは90年代からのインスパイアとしてシャツをセーターの下に着用したレイヤードスタイルが登場。新鮮さが演出された。

出典:Trendstop

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ショートスリーブプルオーバー

ミニマルでコンパクトなスカートと、半袖のニットプルオーバーによるコーディネート。ファンシーヤーンを使用し、どこかレトロなムードが感じられるスタイルとなっている。

出典:Trendstop

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カーディガン

日本市場でもカーディガンは春の基本アイテムとなっている。着用が多く見られるのは無地カーディガンだが、リゾートコレクションではインターシャによるブロッキングや異素材使い、ジャカードなどのカーディガンも数多く登場した。

出典:Trendstop

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以上、2015SSのアイテムトレンド分析(ニット)でした。

次回もアイテムの分析で、ジャケット等のアウターをご紹介する予定です。

どうぞお楽しみに。

2014/09/08

【2015SS/2015AW】ファッショントレンド・マーケット分析セミナー開催!



当ブログを運営する株式会社プレールより、毎シーズン開催を行っております、トレンド情報セミナーのご案内です。
2015SS・2015AWのトレンド予測やマーケット動向など、ファッション業界に関わる皆様がいま抑えておくべき最新情報や重要なポイントをお伝えします。
スタッフ一同、皆さまのご参加をお待ちしております。


【セミナー名・開催日時】
マーケットストラテジーセミナー [2014/10/7(火)18:30~]※受付終了
ジェネラルトレンドセミナー2015AWレディース [2014/11/6(木)18:30~]※受付終了
コレクションセミナー2015SSレディース [2014/11/14(金)18:30~]※受付終了



【2014年10月7日(火)開催】※受付終了
~ マーケットストラテジーセミナー ~

キッズからシニアまでの各世代でいま起きている、ファッション業界にとって重要な最新のトレンドをレポート。今後のビジネスに活用できる新たな切り口を見出します。

【日程等】
■開催日時:2014年10月7日(火)18:30~20:30
■受講料:10,800円(税込)
※受講料は事前に銀行振込にてお支払い下さい。
(振込先などの詳細はお申込み後にご連絡させて頂きます)

【主なテーマ】
(0~9歳) キャラクター動向
(10代) 母親子消費 / 低価格という制約下での差別化戦略
(20代) 若者の価値観 / 若者の消費志向とファッション志向
(30代) 30代へシフトするファッションのイニシアチブ
(40代) 40代未婚男性への注目
(50代) 50代消費者の実態と価値観
(60代以上) 団塊の世代の現状 / シニアの三大消費

※内容は一部変更となる可能性があります。

【資料イメージ(過去資料より抜粋)】


※受講者様には当日、資料を配布致します。資料はお持ち帰り頂けます。

【セミナー会場】
■場所:T’s渋谷フラッグ/Room7G(東急本店前、H&M渋谷店の上)
■住所:東京都渋谷区宇田川町33-6(7階)
地図を表示)※外部サイトが開きます

【お申込み方法】
■下記フォームよりお申込みください。
https://v.rentalserver.jp/preal.com/seminar_entry.html



【2014年11月6日(木)開催】※受付終了
~ ジェネラルトレンドセミナー2015AWレディース ~

レディース向けの2015年秋冬ジェネラルトレンド分析。社会背景や消費者心理とトレンドの関連を中心に、1年後にあたる2015AWのトレンド傾向を解説します。

【日程等】
■開催日時:2014年11月6日(木)18:30~20:30
■受講料:10,800円(税込)
※受講料は事前に銀行振込にてお支払い下さい。
(振込先などの詳細はお申込み後にご連絡させて頂きます)

【主なテーマ】
■2015AW:カラートレンド分析1(色相・色調・配色)/カラートレンド分析2(カラーグループ)/メガトレンド(消費者心理・価値観)分析/メガトレンドとジェネラルトレンド/トレンドテーマ/ファッションインフルエンス/スタイリングイメージ/ファブリックイメージ/アイテム&ディティール/ファッショングッズ

【資料イメージ(過去資料より抜粋)】
※都合により一部画像はモノクロ処理されています。

※受講者様には当日、資料を配布致します。資料はお持ち帰り頂けます。

【セミナー会場】
■場所:T’s渋谷フラッグ/Room7G(東急本店前、H&M渋谷店の上)
■住所:東京都渋谷区宇田川町33-6(7階)
地図を表示)※外部サイトが開きます

【お申込み方法】
■下記フォームよりお申込みください。
https://v.rentalserver.jp/preal.com/seminar_entry.html



【2014年11月14日(金)開催】※受付終了
~ コレクションセミナー2015SSレディース ~

レディース向けの2015年春夏トレンド分析。カラートレンドについても言及します。当社ではテーマやスタイルの分析だけでなく、トレンドの背景と生活者の価値観にも重点を置いた、最新のトレンド提案を行なっています。

【日程等】
■開催日時:2014年11月14日(金)18:30~20:30
■受講料:10,800円(税込)
※受講料は事前に銀行振込にてお支払い下さい。
(振込先などの詳細はお申込み後にご連絡させて頂きます)

【主なテーマ】
■2014AW:コレクションのレビューとキーワード
■2015SS:スタイリング分析/シーズントレンド傾向分析/シルエット&ライン分析/カラートレンド分析/素材・ファブリック分析/パターン(柄)トレンド分析/注目アイテム分析/注目ディティール分析/ファッショングッズ分析

【資料イメージ(過去資料より抜粋)】
※都合により一部画像はモノクロ処理されています。

※受講者様には当日、資料を配布致します。資料はお持ち帰り頂けます。

【セミナー会場】
■場所:T’s渋谷フラッグ/Room7G(東急本店前、H&M渋谷店の上)
■住所:東京都渋谷区宇田川町33-6(7階)
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【お申込み方法】
■下記フォームよりお申込みください。
https://v.rentalserver.jp/preal.com/seminar_entry.html



【講師紹介:栗山志明(株式会社プレール代表取締役)】
ファッション業界を中心とした様々な業態のクライアントに、質の高い情報と独自のマーケティング手法に基づくブランド開発、ディレクション、商品企画などの提案を行う。

1988年~1994年までバンタンデザイン研究所・商品企画講師、1999年~現在までIFIビジネススクール・マスターコース講座主任を担当。

現在は複数の大手百貨店やラグジュアリーブランドでも社外講師を務める。また、大洋交易社主催のコレクションセミナーでは約500席が満席となるなど、そのセミナー内容は業界内で高い評価を受ける。



2014/09/05

【マーケットトレンド分析】多岐化する女性のライフコース


当社は15年以上に渡り四大コレクションを分析しており、カラー・素材・柄・アイテムなど、20以上のカテゴリ毎に今後のマストトレンドを予測し、クライアント様へ情報提供を行っています。また消費者の価値観や市場環境の変化など、マーケット分析も実施しています。当ブログでは、クライアント様への情報提供後、その内容から一部分を抜粋した形で読者の皆様にお伝えします。 なお、より詳細で鮮度の高い情報や、その他ブランド開発・ディレクション作成・商品企画についてのご相談は当社ホームページよりお問い合わせ下さい。


今回はマーケットトレンド分析で、女性のライフコース変化についてご紹介します。


多岐化した女性のライフコース

図は女性の年齢別ライフコース変化である。従来の女性のライフコースというと、10代後半~20代前半まで学生、卒業後は社会人となり、その後、結婚、出産、育児を経て、子供が成人し独立して夫婦二人の生活に戻るというイメージがあるが、実際にライフコースの年代別比率を見ると、現在は必ずしもそのようなライフコースが一般的とは言い難くなっている。


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独身OL女性は25歳を頂点に減少するが、40歳でも約20%程度と決して少なくない。

専業主婦は、出産、子育て期の30代で50%近くまで達し、その後40%前後が続くが、50代後半から急激に増加する。

ワーキングマザー(図では働くママ)と言われるDEWKSは専業主婦の逆で、30代は比較的少ないが、(平均的に)子供が学生となる40代から増加し、50代後半からは急激に減少する。

このように、一言で女性と言ってもその生き方は多岐化している。この図は2013年時点のものであるが、10年後にはまた異なった形になっていると考えられる。

ライフコースをの変化を読み解くことは、顧客のライフシーン変化を知ることであり、商品の企画や販売時の1つの基準となる。年齢や働き方、未婚・既婚などによるセグメントを意識し、生活者のマインドを読み取っていくことが今後ますます重要になってくるだろう。




以上、マーケットトレンド分析「多岐化する女性のライフコース」でした。

次回の2015SSアイテムトレンドで、ニットについてご紹介する予定です。

どうぞお楽しみに。

2014/08/27

【カラートレンド分析/2015SS】リゾートコレクションから見る15年春夏の注目カラー


当社は15年以上に渡り四大コレクションを分析しており、カラー・素材・柄・アイテムなど、20以上のカテゴリ毎に今後のマストトレンドを予測し、クライアント様へ情報提供を行っています。また消費者の価値観や市場環境の変化など、マーケット分析も実施しています。当ブログでは、クライアント様への情報提供後、その内容から一部分を抜粋した形で読者の皆様にお伝えします。 なお、より詳細で鮮度の高い情報や、その他ブランド開発・ディレクション作成・商品企画についてのご相談は当社ホームページよりお問い合わせ下さい。


今回は2015SSカラートレンド分析です。リゾートコレクションで注目された4つのカラーグループをご紹介します。


注目のカラーグループ

2015SSリゾートコレクションでは、春のカラーとして「ライトブルー」「レモンイエロー」「ソフトピンク」「ラベンダー」の4つのカラーグループが注目された。

これらはジェネラルカラートレンドでも提案が多く見られたが、この4色の内、最も注目度が高いのはラベンダーだろう。ジェネラルカラーでも赤~赤紫、青~青紫と、紫系カラーの増加が目立っている。

春の定番カラーといえばサックスやピンクであるが、鮮度としてはやはりラベンダーに注目したい。


出典:Trendstop

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なお、この4色以外ではミントグリーンやコーラルオレンジの出現率も高かった。

2014SSではダークトロピカルなどが注目されたが、2015年の春は優しくフェミニンなパステルカラーが復活すると考えられる。




以上、2015SSのカラートレンド分析でした。

次回のテーマはマーケットトレンド「女性のライフコース変化」です。

どうぞお楽しみに。