About "Style-Lab"

"Style-Lab"は Kuriyama R&D Office(旧、株式会社プレール)が運営するファッショントレンド情報ブログです。最新コレクション情報やマーケット動向、注目ブランド、流行色など、ファッションビジネスに携わる方々に有益な情報をお届けします。

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2017/03/24

【カラートレンド/2017SSレディース】17年春夏におけるレディース注目カラー・流行色(4大コレクション分析)


当社は約20年に渡り四大コレクションを始めとした各種ファッショントレンドを分析しており、カラー・素材・柄・アイテムなど、20以上のカテゴリ毎に今後のマストトレンドを予測し、クライアント様へ情報提供を行っています。また消費者の価値観や市場環境の変化など、マーケット分析も実施しています。当ブログでは、クライアント様への情報提供後、その内容から一部分を抜粋した形で読者の皆様にお伝えします。 なお、より詳細で鮮度の高い情報や、その他ブランド開発・ディレクション作成・商品企画についてのご相談は当社ホームページよりお問い合わせ下さい。


引き続き4大コレクションの分析結果をご紹介します。今回のテーマは2017SSシーズンの注目カラーです。
(その他の2017SS情報はこちら


注目カラーパレット1:ブライトカラー

ここ数年シーズンレスに継続していたパステルカラーに代わり、発色の良い鮮やかなカラーが多彩に見られた。レッドやピンクの暖色系が優勢。オレンジ、ライム、レモンなど柑橘系カラーも目立った。また、それほど多くはないものの、久々にネオンカラーも登場した。

出典:Trendstop

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注目カラーパレット2:ダスティ&スモーキー

ブライトカラーの台頭に対抗するように、くすみやにごりのあるムーディーなトーンにもバリエーションが見られた。明度や彩度はそれほど低くなく、微細な灰味や混色などニュアンスのあるカラーが主流。パステルカラーにもスモーキーなトーンが目立った。

出典:Trendstop

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注目カラーパレット3:メタリック

スタイルの要素としてはフューチャリスティックなムードは弱かったものの、16秋冬に引き続きメタリックカラーの出現率が高かった。秋冬に比べ軽量な素材や流麗感のある素材との組み合わせが目立ち、カジュアルなムードが強調された。

出典:Trendstop

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注目カラー&配色1:レッド

女性らしい華やかさやセクシーさを表現したムードが広がった。
・黄味がかったバーミリオン(=朱赤)
・発色の良いカーマインやチェリー
・深みのあるやや暗いスマック(=うるし) 
・黄味がかった深みのあるアフリカンレッド 
・その他、スカーレット / トマトレッド / ローズ など

出典:Trendstop

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注目カラー&配色2:ピンク

淡くソフトなトーンから目の覚めるような鮮やかなトーンまで、様々なバリエーションで甘さやオプティミスティックなムードを演出した。
・淡くソフトなベビーピンク
・やや紫味がかったポップなバブルガム 
・オレンジ味がかったピーチやサーモン
・くすみのあるサンドピンク
・鮮やかなエレクトリックピンク
・その他、コーラル / オールドローズ / マゼンタ など

出典:Trendstop

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注目カラー&配色3:イエロー&オレンジ

春夏らしい明るさに溢れた柑橘系カラーが目立った。フォークロアやエキゾチックなムードよりも、オプティミスティックでエネルギッシュなムードが強く感じられた。
・ソフトなクリームイエロー
・やや緑味がかったライムイエロー
・人工的なムードのエレクトリックイエロー
・鮮やかなアトミックオレンジ
・明るさと深みのあるバーントオレンジ
・その他、バナナイエロー / マリーゴールド / マスタード など

出典:Trendstop

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以上、2017SSのレディース注目カラーでした。

次回は同じく4大コレクションから、2017SSレディースの素材トレンド情報をご紹介する予定です。

どうぞお楽しみに。

2017/03/17

【スタイルトレンド/2017SSレディース】17年春夏におけるレディース注目スタイル(4大コレクション分析)


当社は約20年に渡り四大コレクションを始めとした各種ファッショントレンドを分析しており、カラー・素材・柄・アイテムなど、20以上のカテゴリ毎に今後のマストトレンドを予測し、クライアント様へ情報提供を行っています。また消費者の価値観や市場環境の変化など、マーケット分析も実施しています。当ブログでは、クライアント様への情報提供後、その内容から一部分を抜粋した形で読者の皆様にお伝えします。 なお、より詳細で鮮度の高い情報や、その他ブランド開発・ディレクション作成・商品企画についてのご相談は当社ホームページよりお問い合わせ下さい。


今回より4大コレクションの分析結果をご紹介します。第一回のテーマは2017SSシーズンの注目スタイルです。
(その他の2017SS情報はこちら


チャーミング アスリート

ここ数年、シーズンを問わず継続しているスポーティな要素に、今シーズンは甘さや装飾性を加えたスタイルが広がった。フリルやラッフルなどのロマンティックな装飾や、スポーツウェア風のブライトカラーやブラックを効かせたグラフィカルな柄を取り入れ、快活なフェミニニティを表現。また、セクシーさやタフ&ハードなムードを取り入れたテイストミックスも見られた。

出典:Trendstop

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ダズリン ガール

デニムアイテムやスカジャンなど、ユーティリティウェアやストリートカジュアルの要素が継続。ロマンティックな装飾やグラマラスなきらめき、フューチャリスティックな色使い、ポップな柄などを取り入れた、ガーリーなストリートスタイルが登場。スタイルのバリエーションは多彩で、タフ&ハードな素材やディテールを取り入れたセクシーなムード、ウエスタン調をアクセントにしたスタイルも見られた。

出典:Trendstop

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ソフト&カーム

表面的な装飾やグラフィカルな柄といった今シーズンのメイントレンドとは一線を画す、穏やかなリラックスムードやほのかな甘さを感じさせるスタイル。ソフトな構築シルエットやギャザー、ドレープ、プリーツなど3D効果のあるディテールを取り入れ、フォルムやボリューム感でやわらかなフェミニニティを表現。ナチュラルな素材感や淡いニュートラルカラーも特徴的。

出典:Trendstop

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スウィート ブルーム

ここ数年、シーズンを問わず継続しているロマンティックな装飾性を存分に取り入れたスタイルが今シーズンも見られた。エアリー&シアーな素材感や肌見せディテールを取り入れたセクシーなムードもポイント。イレギュラーヘムやアシンメトリーデザインなど、バランス変化や動きのあるデザインがクラシカルなムードを払拭し、軽やかなフェミニンスタイルを演出した。

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プレイフル デコール

装飾性を重視したマキシマリズムとフェミニニティを訴求するロマンティックなムードは今シーズンも勢いが止まらず。デコラティブなデザインやクラシカルなディテールをベースに、遊び心やストリートカジュアル、ユーティリティウェアとの折衷スタイリングなどを取り入れたスタイルが見られた。また、パターン・オン・パターンの着こなしや柄や素材のパッチワークなど、グラフィカルな視覚効果も今シーズンらしさのポイント。

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エスティバル ボーホー
16春夏に見られたペザントルックやフォークロア調のフェミニンなスタイルが再登場。ゆったりとしたルーズフィットシルエットやロマンティックなムードをベースに、リラックスムードに溢れたオプティミスティックなリゾートスタイルが広がった。フォークロア調を演出するジオメトリック柄やカラフルな刺繍、バリエーション豊かなストライプなど、グラフィカルな柄やデコラティブな装飾も目立った。また、一部には70’sヒッピーの要素も見られた。

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以上、2017SSのレディース注目スタイルでした。

次回は同じく4大コレクションから、2017SSレディースのカラートレンド情報をご紹介する予定です。

どうぞお楽しみに。

2017/03/10

【アイテムトレンド/2017SSレディース】17年春夏におけるレディース注目バッグ・シューズ(リゾートコレクション分析)


当社は約20年に渡り四大コレクションを始めとした各種ファッショントレンドを分析しており、カラー・素材・柄・アイテムなど、20以上のカテゴリ毎に今後のマストトレンドを予測し、クライアント様へ情報提供を行っています。また消費者の価値観や市場環境の変化など、マーケット分析も実施しています。当ブログでは、クライアント様への情報提供後、その内容から一部分を抜粋した形で読者の皆様にお伝えします。 なお、より詳細で鮮度の高い情報や、その他ブランド開発・ディレクション作成・商品企画についてのご相談は当社ホームページよりお問い合わせ下さい。


リゾートコレクション分析の最終回です。今回のテーマは2017SSシーズンの注目バッグ&シューズです。
(その他の2017SS情報はこちら


バッグ総括

実用的な中型が主流となったが、カジュアル&トラベル対応の大型の増加が目立った。柄や装飾性の高さがアクセントとして重要となる。


▼注目バッグ1:トート
大型やカジュアルなデザインが増加。カラープラスティックのバスケットバッグをレザーで表現したデザインや麻素材×ナチュラルレザーの素朴な風合い、刺繍装飾など。

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▼注目バッグ2:リュックサック
16リゾート~16春夏に見られたリュックサックが再び登場。実用的なアウトポケット付きのカジュアルなデザインが主流。ポップな柄生地や3Dジャカードなど。

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▼注目バッグ3:フリンジ
シーズンを問わず根強く継続中の装飾。底にあしらったデザインが目立った。

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シューズ総括

リラックス&カジュアルなムードが主流となり、フラットソールや低めのヒール、安定感や重量感のあるチャンキーヒールや厚底が多く見られた。


▼注目シューズ1:ヒールサンダル
チャンキーハイヒールが主流。前底は薄いものも厚いものもある。ストラップを編んだデザインやオープントゥなど。ソックスを合わせたスタイリングが継続。

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▼注目シューズ2:フラットサンダル
リゾートスタイルのエフォートレスなエレガンスを感じさせるデザインが主流。エスニック柄のエキゾチックレザーやアンクルストラップ、スタッズ装飾、ゴムシャーリングストラップなど。

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▼注目シューズ3:ヒールパンプス
ローヒール~ハイヒールまで。ポインテッドトゥやキトゥンヒール、チャンキーハイヒールやピープトゥなど。

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▼注目シューズ4:フラットパンプス
16春夏から継続。ピープトゥやクロッシェニット、サイドオープン&ワイドストラップ、ポインテッドトゥなど。

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▼注目シューズ5:スニーカー
16秋冬には減少傾向だったが再び増加。カラーブロッキングや配色トリム、コントラスト配色、ポップなカラーリングなど。

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以上、2017SSのレディース注目バッグ&シューズでした。

次回からは、2017SSの4大コレクション分析結果をご紹介する予定です。

どうぞお楽しみに。