About "Style-Lab"

"Style-Lab"は Kuriyama R&D Office(旧、株式会社プレール)が運営するファッショントレンド情報ブログです。最新コレクション情報やマーケット動向、注目ブランド、流行色など、ファッションビジネスに携わる方々に有益な情報をお届けします。

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2017/11/10

【素材・柄トレンド/2017AWメンズ】17年秋冬におけるメンズ注目素材・柄(4大コレクション分析)


当社は約20年に渡り四大コレクションを始めとした各種ファッショントレンドを分析しており、カラー・素材・柄・アイテムなど、20以上のカテゴリ毎に今後のマストトレンドを予測し、クライアント様へ情報提供を行っています。また消費者の価値観や市場環境の変化など、マーケット分析も実施しています。当ブログでは、クライアント様への情報提供後、その内容から一部分を抜粋した形で読者の皆様にお伝えします。 なお、より詳細で鮮度の高い情報や、その他ブランド開発・ディレクション作成・商品企画についてのご相談は当社ホームページよりお問い合わせ下さい。


引き続き2017AW、4大コレクションのメンズ分析結果をご紹介します。今回のテーマは2017AWシーズンの注目素材・柄です。
(その他の2017AW情報はこちら


素材総括
・立体的で表面感のある上質素材が拡大傾向
・肉厚で柔らかく、微光沢を備えた素材が中心
・ボリューム感がありながらも軽さが感じられる素材感がポイント
・エレガントなウール× スポーティなアイテムなど、異なる要素の組合せ


注目素材1:シアリング

ボリュームのあるレイヤードスタイルや襟などのパーツとして広がりをみせた。

出典:Trendstop

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注目素材2:コーデュロイ

太い畝のリラックスしたボリュームが中心。柔らかいドレープがカジュアルスタイルにエレガントさをプラスした。

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注目素材3:ベルベット

スーツやセットアップを中心にみられた。柔らかさとリラックスしたシルエットによってラグジュアリーなカジュアルスタイルとなった。

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注目素材4:ダウン

空気を多く含んだボリューム感のあるダウンが増加傾向。アウターを中心に、丸みのあるシルエットでみられた。

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柄総括
・チェックやストライプなど、トラディショナル柄が増加傾向
・大胆な配色や総柄使いなど、柄を活かしたスタイルがみられた
・ヨークやトグル、ジップなど、実用的なディテールがアクセントとして用いられた
・アップリケやファーアクセントなど、プレイフルで表面感のあるディテールが登場


注目柄1:チェック

シックなカラートーンの英国調タータンやガンクラブ、ブラックウォッチなどがみられた。

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注目柄2:ストライプ

カレッジテイストの配色や多色使いのオルタネイトストライプなどがユーススタイルでみられた。

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注目柄3:アート

シンプルなアイテムに大胆に用いられ、ユニークでプレイフルなスタイルのアクセントとなった。

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注目柄4:タイポグラフィ

積み木のような文字やポップなカラー配色のタイポグラフィが、メッセージ性のあるプレイフルなアクセントとなった。

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以上、2017AWのメンズ注目素材・柄でした。

次回は同じく4大コレクションから、2017AWメンズのアイテムトレンド情報をご紹介する予定です。

どうぞお楽しみに。



















2017/07/24

【素材・柄トレンド/2017AWレディース】17年秋冬におけるレディース注目素材・柄(4大コレクション分析)



当社は約20年に渡り四大コレクションを始めとした各種ファッショントレンドを分析しており、カラー・素材・柄・アイテムなど、20以上のカテゴリ毎に今後のマストトレンドを予測し、クライアント様へ情報提供を行っています。また消費者の価値観や市場環境の変化など、マーケット分析も実施しています。当ブログでは、クライアント様への情報提供後、その内容から一部分を抜粋した形で読者の皆様にお伝えします。 なお、より詳細で鮮度の高い情報や、その他ブランド開発・ディレクション作成・商品企画についてのご相談は当社ホームページよりお問い合わせ下さい。


引き続き2017AW、4大コレクションのレディース分析結果をご紹介します。今回のテーマは2017AWシーズンの注目素材および柄です。
(その他の2017AW情報はこちら


▼注目素材1:ファー&シアリングファー

毛足の長いファーよりも刈り毛タイプのふわふわモコモコとした質感が主流に。リアルファーのみならず、フェイクファーも増加傾向。一部には巻き毛のカルガンラムも見られた。カラフルな色使いやインターシャやインレイを用いた柄表現も目立った。また、シープスキンを主流としたシアリングファーも非常に多かった。

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▼注目素材2:ベルベット / ベロア / 別珍

16秋冬に引き続き、ベルベットの出現率が非常に高かった。無地だけでなく、プリントやオパール加工で柄を描いたものも見られた。ベルベットに加え、ストレッチ性のあるベロアや毛足の短い別珍といった類似性のある素材にも増加傾向が見られた。

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▼注目素材3:ツイード

クラシカルなムードやマスキュリンなメンズテーラリングの要素が拡大。アウター、スーツ、ボトムスを中心に使われた。ブラウン、グレー、ブラックなどのベーシックカラーが多く、ヘリンボーン、チェック、ソルト&ペッパーなどが見られた。

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▼注目柄1:チェック

注目度の高いチェックの中でも、ガンクラブ、グレン、ハウンドトゥースなど、クラシカルな英国調やマスキュリンなテーラリングのムードを強く感じさせるオーセンティックなチェックが最も多く見られた。ベージュやブラウン系のトーン・オン・トーン配色やモノトーン配色が主流。

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▼注目柄2:ボタニカル

花だけでなく葉や茎の存在感が大きな植物柄のバリエーション。マルチカラー配色のオリエンタル調や植物図鑑風の絵柄、モノトーン配色のシャドー柄、アクセントカラーを効かせたブラック配色など。

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▼注目柄3:宇宙

UFOや惑星、宇宙飛行士などをモチーフにしたファンタジー調の柄が新出。フラワーモチーフとの組み合わせやブラックベースなどが特徴的。

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以上、2017AWのレディース注目素材・柄でした。

次回は同じく4大コレクションから、2017AWレディースのアウタートレンド情報をご紹介する予定です。

どうぞお楽しみに。


2017/05/26

【素材トレンド/2017SSメンズ】17年春夏におけるメンズ注目素材(4大コレクション分析)


当社は約20年に渡り四大コレクションを始めとした各種ファッショントレンドを分析しており、カラー・素材・柄・アイテムなど、20以上のカテゴリ毎に今後のマストトレンドを予測し、クライアント様へ情報提供を行っています。また消費者の価値観や市場環境の変化など、マーケット分析も実施しています。当ブログでは、クライアント様への情報提供後、その内容から一部分を抜粋した形で読者の皆様にお伝えします。 なお、より詳細で鮮度の高い情報や、その他ブランド開発・ディレクション作成・商品企画についてのご相談は当社ホームページよりお問い合わせ下さい。


引き続き、4大コレクションのメンズ分析結果をご紹介します。今回のテーマは2017SSシーズンの注目素材です。
(その他の2017SS情報はこちら


素材総括

・フリュイド感のある薄くて軽量な素材が増加傾向
・タウンユースとして用いられた高機能素材や透け感、光沢など
・ユーティリティの拡がりから登場したデニムやパデッド、メタリック
・パデッドやスエード、レザーなど、シーズンにとらわれない素材は継続傾向


▼注目素材1:スポーツテック
ユーティリティの拡がりから、ナイロンを中心にPVC やリップストップ、ネオプレンなど、さまざまなハイテク合繊素材がみられた。

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▼注目素材2:メッシュ&ネット
メッシュやフィッシュネットによるスポーティな透け感が今季らしさを演出した。異素材とのレイヤードで軽さが表現された。

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▼注目素材3:デニム
ウォッシュド加工が施されたナチュラルなブルーデニムやブラックデニムなど、肉厚でレトロな雰囲気のデニムがみられた。

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▼注目素材4:メタリック
ミニマルやユース、ユーティリティなスタイルなどでみられた。トップスやボトムス、アウターなど幅広いアイテムで登場した。

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▼注目素材5:スエード&レザー
リラックス感のあるラグジュアリーなスタイルで、柔らかく加工が施されたスエードやスプリングレザーがみられた。

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以上、2017SSのメンズ注目素材でした。

次回は同じく4大コレクションから、2017SSメンズの柄トレンド情報をご紹介する予定です。

どうぞお楽しみに。


2017/04/07

【アイテムトレンド/2017SSレディース】17年春夏におけるレディース注目素材(4大コレクション分析)


当社は約20年に渡り四大コレクションを始めとした各種ファッショントレンドを分析しており、カラー・素材・柄・アイテムなど、20以上のカテゴリ毎に今後のマストトレンドを予測し、クライアント様へ情報提供を行っています。また消費者の価値観や市場環境の変化など、マーケット分析も実施しています。当ブログでは、クライアント様への情報提供後、その内容から一部分を抜粋した形で読者の皆様にお伝えします。 なお、より詳細で鮮度の高い情報や、その他ブランド開発・ディレクション作成・商品企画についてのご相談は当社ホームページよりお問い合わせ下さい。


引き続き4大コレクションの分析結果をご紹介します。今回のテーマは2017SSシーズンの注目素材です。
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注目素材1:シアー全体傾向

エアリーな質感を持つシアー素材のバリエーションが広がった。透け感を活かした肌見せだけでなく、今シーズンはインナーの柄生地やコントラストの効いた別色をシアー素材越しに透かして見せることによるレイヤード効果が重視された。また、フリルやラッフル、ドレープ、プリーツなど3D効果のあるディテール使いも目立った。

▼レース
16秋冬に引き続き透け感の強い薄手が主流となったが、ラグジュアリー感の強いリバーレースに代わりケミカルレースやストレッチレースが台頭。繊細な意匠性に加えよりライトな質感やスポーティなムードとの組み合わせがポイントに。その他、凹凸のはっきりとしたギュピールレースも目立った。

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▼シフォン
シーズンレスに継続中。プリント生地が多く見られたが、配色を効かせた無地のレイヤード使いに新鮮味が感じられた。たっぷりとした分量感やフリル、ラッフル、プリーツなどの3D効果のあるディテールとの組み合わせでロマンティックなフェミニンムードを演出した。

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注目素材2:光沢&ツヤ系全体傾向

グラマラスなムードやフェティッシュなムード、アクセントで取り入れるフューチャリスティックなムードなど、様々な演出に艶やかな光沢素材が使われた。今シーズンはラグジュアリー感よりも若々しい軽快なムードやスポーティなデザインとの組み合わせが目立った。

▼サテン
16秋冬に見られた重厚さが払拭され、軽やかでカジュアルなムードが強調された。カラー刺繍や陰影を描くタックやギャザー、織りで取り入れたストライプ柄、ダークカラーベースに鮮やかなプリント柄など。

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▼パテントレザー
テクノタッチな光沢感が演出するレトロモダンなムードやブラックで表現されるフェティッシュなムードの演出が目立った。主にアウターやドレスに使われた。なめらかな表面感だけでなく、シボ感のあるリンクル加工も見られた。

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注目素材3:ナチュラル系全体傾向

ストリートカジュアルの要素や素朴なノスタルジックムードを演出する天然素材のバリエーションが見られた。フェミニンさやスポーティさと結びついた軽やかなムードがポイント。

▼デニム
シーズンレスに継続中。しなやかなライトデニムからハリコシのある高密度な質感まで多彩なバリエーションが見られた。穴やほつれのあるダメージ加工も一部に見られたが、主流は程良い経年加工やきれいめな色落ちのない濃色デニム。

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▼コットンレース
ノスタルジック&ナチュラルなフェミニンムードを演出するコットンベースのアイレットレースに多彩なバリエーションが見られた。イノセントなムードのホワイトが目立った。

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以上、2017SSのレディース注目素材でした。

次回は同じく4大コレクションから、2017SSレディースのドレス&トップストレンド情報をご紹介する予定です。

どうぞお楽しみに。


2017/01/13

【素材トレンド/2017SSレディース】17年春夏におけるレディース注目素材(リゾートコレクション分析)


当社は約20年に渡り四大コレクションを始めとした各種ファッショントレンドを分析しており、カラー・素材・柄・アイテムなど、20以上のカテゴリ毎に今後のマストトレンドを予測し、クライアント様へ情報提供を行っています。また消費者の価値観や市場環境の変化など、マーケット分析も実施しています。当ブログでは、クライアント様への情報提供後、その内容から一部分を抜粋した形で読者の皆様にお伝えします。 なお、より詳細で鮮度の高い情報や、その他ブランド開発・ディレクション作成・商品企画についてのご相談は当社ホームページよりお問い合わせ下さい。


引き続きリゾートコレクションの分析結果から、2017年春夏のレディーストレンド情報をご紹介します。今回のテーマは2017SSシーズンの注目素材です。
(その他の2017SS情報はこちら

【お知らせ】2017AWトレンド戦略セミナー開催!(1月20日締切予定)


素材総括

共通するキーワード:
・天然素材やナチュラルな風合い
・意匠に富んだラグジュアリーな装飾性
・幻想的な透け感
・しなやかな質感
・タフ&ハードなムードの堅牢さ
・きらめきや輝き(フューチャリスティック&グラマラス)
・ハリコシのある構築性
・ハンドクラフト調の素朴なムード
・優美な光沢感


▼注目素材1:デニム
極端な厚手や生デニム風の濃い色は減少。ライトブルーを中心に、ダークカラーでもウォッシュ感や加工によるユーズド感がポイント。

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▼注目素材2:レース
今シーズンも多彩なバリエーションが見られた。主流は繊細な意匠のケミカルレースやナチュラルタッチのコットンレース。その他、薄くデリケートな質感のシャンテリーレースやハンドクラフト調のボビンレースなど。

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▼注目素材3:メタリック
16秋冬の増加に引き続き目立った。シルバーが主流。箔プリントレザーやグリッター圧着、ラメ糸の交織など。

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▼注目素材4:シフォン
ロマンティック&フェミニンなムードが継続し、プリントも無地も引き続き多く見られた。

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▼注目素材5:スウェード
根強く継続。今シーズンもベーシックカラーが主流。ステッチは目立たない同色系が増加。

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以上、2017SSのレディース注目素材でした。

次回は同じくリゾートコレクションから、2017SSのレディース柄トレンド情報をご紹介する予定です。

どうぞお楽しみに。

2016/10/31

【素材トレンド/2016AWレディース】16年秋冬におけるレディース注目素材Vol.2(4大コレクション分析)


当社は15年以上に渡り四大コレクションを分析しており、カラー・素材・柄・アイテムなど、20以上のカテゴリ毎に今後のマストトレンドを予測し、クライアント様へ情報提供を行っています。また消費者の価値観や市場環境の変化など、マーケット分析も実施しています。当ブログでは、クライアント様への情報提供後、その内容から一部分を抜粋した形で読者の皆様にお伝えします。 なお、より詳細で鮮度の高い情報や、その他ブランド開発・ディレクション作成・商品企画についてのご相談は当社ホームページよりお問い合わせ下さい。


引き続き4大コレクションの分析結果から、2016年秋冬のレディーストレンド情報をご紹介します。
今回は2016AWシーズンの注目素材Vol.2です。
(その他の2016AW情報はこちら


注目素材1:デニム

16春夏に引き続き、様々なアイテムにデニムが登場。カジュアルなスタイルだけでなく、フェミニンなスタイルにも取り入れられた。

濃いインディゴからブリーチ加工、ストーンウォッシュなど多彩なバリエーションが見られ、ブルー系のみならずブラックやペールカラーも登場。

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注目素材2:キルティング

15秋冬に比べアウターへの起用が拡大し、デザイン性に実用的な防寒性が備わった印象。

ユーティリティウェア風のアイテムとの組み合わせも目立った。シンプルなステッチワークが主流。

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注目素材3:シフォン

薄手素材のバリエーションはそれほど多くなかったものの、ロマンティック&フェミニンなムードの継続を背景にシフォンはドレスやブラウスを中心に見られた。

フリルやギャザー、プリーツなどフェミニンなディテールとの組み合わせもポイント。

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注目素材4:フラットウール

クラシックミリタリーやマスキュリンなムードの継続を背景に、縮絨ウールのメルトンやローデンクロスがアウターやセットアップを中心に非常に多く見られた。 
(※ローデンクロス=チロル地方に産する厚地の紡毛織物)

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注目素材5:ヘアリーウール

アウターやセットアップを中心に登場。

モヘア、モッサ、シャギーなど程良い起毛感でベーシックデザインにソフトなぬくもり感をプラスしたり、チェック柄にオンブレー効果をプラスしたり。

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以上、2016AWのレディース注目素材Vol.2でした。

次回は同じく4大コレクションから、2016AWのレディース柄トレンド情報Vol.1をご紹介する予定です。

どうぞお楽しみに。

2016/10/21

【素材トレンド/2016AWレディース】16年秋冬におけるレディース注目素材Vol.1(4大コレクション分析)


当社は15年以上に渡り四大コレクションを分析しており、カラー・素材・柄・アイテムなど、20以上のカテゴリ毎に今後のマストトレンドを予測し、クライアント様へ情報提供を行っています。また消費者の価値観や市場環境の変化など、マーケット分析も実施しています。当ブログでは、クライアント様への情報提供後、その内容から一部分を抜粋した形で読者の皆様にお伝えします。 なお、より詳細で鮮度の高い情報や、その他ブランド開発・ディレクション作成・商品企画についてのご相談は当社ホームページよりお問い合わせ下さい。


引き続き4大コレクションの分析結果から、2016年秋冬のレディーストレンド情報をご紹介します。
今回は2016AWシーズンの注目素材Vol.1です。
(その他の2016AW情報はこちら


注目素材1:パテントレザー

人工的で強烈な光沢感やストリートカジュアルに活躍するタフ&ハードなムード、70’sヴィンテージを彷彿とさせるタッキーなムードなどがポイント。

アウターやスキニーパンツが特に多かったが、その他にもドレスやスカートなど、フェミニンなアイテムにも使われた。リンクル加工やボンディング加工も見られた。

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注目素材2:レース

ここ数年シーズンレスに継続中。今シーズンもロマンティックなムードが継続し、多彩なバリエーションが見られたが、主流となったのは繊細な質感でシアー感の強いリバーレースやチュールレースなど。

その他、ルーレックス糸を使ったメタリックレースや重厚感のあるギュピールレースなど。

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注目素材3:ベルベット&ベロア

15秋冬同様、70’sムードの名残やヒストリカルなロマンティックムードを背景に、スーツやドレス、ボトムスを中心に見られた。

ラグジュアリーな素材感をカジュアルなエレガンスに取り入れる傾向が強まり、クラッシュ加工やストレッチ性の付加、カラーバリエーションの多彩さが目立った。

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注目素材4:サテン

15秋冬~16春夏に引き続き、今シーズンもドレスやトップスを中心に見られた。

重厚感のあるシルクサテンが主流となったが、デザインや着こなしにはカジュアル&スポーティなムードが取り入れられた。リンクル(しわ)やプリーツなどの加工も見られた。

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注目素材5:メタリック

16春夏に見られたテクノタッチの素材がさらに拡大。メタリックな輝きをもつ様々な加工やルーレックス糸を用いた織り地が多く見られた。

ガラスコーティング風のぬめりのあるメタリックレザーや箔プリントを施したレザー、ルーレックス糸の交織やラメプリントなど。

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以上、2016AWのレディース注目素材Vol.1でした。

次回は同じく4大コレクションから、2016AWのレディース素材トレンド情報Vol.2をご紹介する予定です。

どうぞお楽しみに。

2016/09/02

【素材・柄トレンド/2016AWメンズ】16年秋冬におけるメンズ注目素材・パターン(4大コレクション分析)


当社は15年以上に渡り四大コレクションを分析しており、カラー・素材・柄・アイテムなど、20以上のカテゴリ毎に今後のマストトレンドを予測し、クライアント様へ情報提供を行っています。また消費者の価値観や市場環境の変化など、マーケット分析も実施しています。当ブログでは、クライアント様への情報提供後、その内容から一部分を抜粋した形で読者の皆様にお伝えします。 なお、より詳細で鮮度の高い情報や、その他ブランド開発・ディレクション作成・商品企画についてのご相談は当社ホームページよりお問い合わせ下さい。


引き続き4大コレクションの分析結果から、2016年秋冬のメンズトレンド情報をご紹介します。今回は注目素材・柄(パターン)です。
(その他の2016AW情報はこちら


素材全体傾向

・シアリングやメルトン、ツイードなどの暖かみのある厚手の素材が重要

・フェミニンな雰囲気のベルベット、シルクなどラグジュアリーな光沢素材の広がり


注目素材1:ウール

ミリタリーなど男性的なタフさを表現するメルトンやツイード、フェルトなどが広がりをみせた。

柔らかい軽量感が重要。

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注目素材2:ベルベット

マスキュリンなアイテムに用いることで、洗練されたフェミニンな雰囲気が加味された。

表面効果のあるシワ加工や立体的な刺繍などがみられた。

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注目素材3:サテン

カジュアルアイテムにリラックス感とラグジュアリーな雰囲気が加味された。

シルクのフェミニンなドレープ、綿や合繊のタフな張り感など幅広くみられた。

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注目素材4:テクニカル合繊

ぬれたような光沢を備えた表面効果が人気。

コーティングやボンディング、ストレッチ合繊などがみられた。

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注目素材5:ジャージー

ストリートやスポーティスタイルを中心に、スポンジのような膨らみと柔らかさのあるジャージーがみられた。

シンプルでクリーンなラインが特徴。

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注目素材6:デニム

ユーズド感のあるアシッド加工やブリーチ加工などが施され、90 年代調の抜け感をコーディネートにプラスした。

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パターン全体傾向

・スタイルのアクセントとなったユニークなモチーフや大胆な配色、スケールアレンジがポイント

・チェックやアーガイルなど伝統的なパターンが広がりをみせた


注目パターン1:アニマル

生き物をモチーフとしたインターシャニットや刺繍がみられた。

見た目のユニークさや平和を象徴する孔雀などバリエーションが豊富。

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注目パターン2:チェック

大柄なパターンや織りで表現された伝統的なパターンがみられた。

カラーはシックな配色が中心。

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注目パターン3:アーガイル

ニットなどリラックス感のあるアイテムで、さまざまなスケールにアレンジされたアーガイル柄がみられた。

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注目パターン4:カモフラージュ

ファーやウール、ニットなど柔らかい素材に、ミリタリーテイストやアブストラクト調のアレンジがみられた。

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注目パターン5:エスニック

クロスカルチャースタイルで、さまざまなスケールやポップなカラーがミックスされたジオメトリック調エスニック柄がみられた。

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以上、2016AWのメンズ注目素材・パターンでした。

次回は同じく4大コレクションから、2016AWのメンズディティールトレンド情報をご紹介する予定です。

どうぞお楽しみに。