2016/09/02

【素材・柄トレンド/2016AWメンズ】16年秋冬におけるメンズ注目素材・パターン(4大コレクション分析)


当社は15年以上に渡り四大コレクションを分析しており、カラー・素材・柄・アイテムなど、20以上のカテゴリ毎に今後のマストトレンドを予測し、クライアント様へ情報提供を行っています。また消費者の価値観や市場環境の変化など、マーケット分析も実施しています。当ブログでは、クライアント様への情報提供後、その内容から一部分を抜粋した形で読者の皆様にお伝えします。 なお、より詳細で鮮度の高い情報や、その他ブランド開発・ディレクション作成・商品企画についてのご相談は当社ホームページよりお問い合わせ下さい。


引き続き4大コレクションの分析結果から、2016年秋冬のメンズトレンド情報をご紹介します。今回は注目素材・柄(パターン)です。
(その他の2016AW情報はこちら


素材全体傾向

・シアリングやメルトン、ツイードなどの暖かみのある厚手の素材が重要

・フェミニンな雰囲気のベルベット、シルクなどラグジュアリーな光沢素材の広がり


注目素材1:ウール

ミリタリーなど男性的なタフさを表現するメルトンやツイード、フェルトなどが広がりをみせた。

柔らかい軽量感が重要。

出典:Trendstop

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注目素材2:ベルベット

マスキュリンなアイテムに用いることで、洗練されたフェミニンな雰囲気が加味された。

表面効果のあるシワ加工や立体的な刺繍などがみられた。

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注目素材3:サテン

カジュアルアイテムにリラックス感とラグジュアリーな雰囲気が加味された。

シルクのフェミニンなドレープ、綿や合繊のタフな張り感など幅広くみられた。

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注目素材4:テクニカル合繊

ぬれたような光沢を備えた表面効果が人気。

コーティングやボンディング、ストレッチ合繊などがみられた。

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注目素材5:ジャージー

ストリートやスポーティスタイルを中心に、スポンジのような膨らみと柔らかさのあるジャージーがみられた。

シンプルでクリーンなラインが特徴。

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注目素材6:デニム

ユーズド感のあるアシッド加工やブリーチ加工などが施され、90 年代調の抜け感をコーディネートにプラスした。

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パターン全体傾向

・スタイルのアクセントとなったユニークなモチーフや大胆な配色、スケールアレンジがポイント

・チェックやアーガイルなど伝統的なパターンが広がりをみせた


注目パターン1:アニマル

生き物をモチーフとしたインターシャニットや刺繍がみられた。

見た目のユニークさや平和を象徴する孔雀などバリエーションが豊富。

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注目パターン2:チェック

大柄なパターンや織りで表現された伝統的なパターンがみられた。

カラーはシックな配色が中心。

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注目パターン3:アーガイル

ニットなどリラックス感のあるアイテムで、さまざまなスケールにアレンジされたアーガイル柄がみられた。

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注目パターン4:カモフラージュ

ファーやウール、ニットなど柔らかい素材に、ミリタリーテイストやアブストラクト調のアレンジがみられた。

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注目パターン5:エスニック

クロスカルチャースタイルで、さまざまなスケールやポップなカラーがミックスされたジオメトリック調エスニック柄がみられた。

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以上、2016AWのメンズ注目素材・パターンでした。

次回は同じく4大コレクションから、2016AWのメンズディティールトレンド情報をご紹介する予定です。

どうぞお楽しみに。

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