About "Style-Lab"

"Style-Lab"は Kuriyama R&D Office(旧、株式会社プレール)が運営するファッショントレンド情報ブログです。最新コレクション情報やマーケット動向、注目ブランド、流行色など、ファッションビジネスに携わる方々に有益な情報をお届けします。

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2016/06/24

【パターントレンド/2016AW】16年秋冬におけるレディース注目パターン・柄(プレフォールコレクション分析)


当社は15年以上に渡り四大コレクションを分析しており、カラー・素材・柄・アイテムなど、20以上のカテゴリ毎に今後のマストトレンドを予測し、クライアント様へ情報提供を行っています。また消費者の価値観や市場環境の変化など、マーケット分析も実施しています。当ブログでは、クライアント様への情報提供後、その内容から一部分を抜粋した形で読者の皆様にお伝えします。 なお、より詳細で鮮度の高い情報や、その他ブランド開発・ディレクション作成・商品企画についてのご相談は当社ホームページよりお問い合わせ下さい。


引き続きプレフォールコレクションの分析結果です。今回は16秋冬におけるレディースのパターン・柄トレンドをご紹介します。
(その他の2016AW情報はこちら


全体傾向

共通するキーワード:
・レトロ&クラシカルなムード
・マルチカラー配色
・スタンダードなジオメトリック柄
・花や植物のモチーフ


注目パターン1:ジオメトリック

単純な図形を組み合わせた幾何学模様のバリエーション。
レトロなムードのマルチカラー配色が主流。

出典:Trendstop

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注目パターン2:チェック

クラシカルなタータンチェック風の大柄、マルチカラー配色のコンビネーションチェックが主流。
その他、ブラック配色のバイカラーやモノトーン、マニッシュな小柄チェック、ギンガムなど。

出典:Trendstop

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注目パターン3:フラワー

16春夏に復活が見られた小花柄が拡大。
また、単純化されたポップな絵柄の中柄が多く見られた。
ダークカラーをベースとしたり、ブラックを効かせたりといった配色が目立った。

出典:Trendstop

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注目パターン4:ボタニカル

花のみならず、葉や茎が活き活きと描かれた柄のバリエーション。
かすかなエスニック調やシックな色使いなど。

出典:Trendstop

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以上、2016AWのレディース注目パターン・柄でした。

次回も同じくプレフォールコレクション分析より、レディースの注目アイテム【コート】をご紹介したいと思います。

どうぞお楽しみに。

2016/04/28

【パターントレンド/2016SS】16年春夏におけるレディース注目パターン・柄(4大コレクション分析)


当社は15年以上に渡り四大コレクションを分析しており、カラー・素材・柄・アイテムなど、20以上のカテゴリ毎に今後のマストトレンドを予測し、クライアント様へ情報提供を行っています。また消費者の価値観や市場環境の変化など、マーケット分析も実施しています。当ブログでは、クライアント様への情報提供後、その内容から一部分を抜粋した形で読者の皆様にお伝えします。 なお、より詳細で鮮度の高い情報や、その他ブランド開発・ディレクション作成・商品企画についてのご相談は当社ホームページよりお問い合わせ下さい。


引き続き4大コレクションの分析結果です。今回は16春夏におけるレディースのパターン・柄トレンドをご紹介します。
(その他の2016SS情報はこちら


注目パターン1:ストライプ

15春夏~秋冬に引き続き、ストライプ柄のバリエーションと出現率が非常に目立った。

トラッドなムードの細いラインからカラーブロックに近い極太のラインまで幅広く登場。

15秋冬に比べシンプルな使い方が主流となり、明快な力強さやクリーン&シャープなムードが訴求された。


▼ストライプ/マルチカラー

エスニックなムードやレトロモダンなテイストを背景とした多色使いのストライプ柄のバリエーション。

幅の異なるラインを組み合わせている点も特徴的。

また、ブラックやダークカラーを取り入れ全体を調和している。

出典:Trendstop

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▼ストライプ/マニッシュ

メンズテーラリングの要素を取り入れたテイストミックスやクリーンなムードの演出に使われた。

ブラックやネイビー、グレーをベースとしたピンストライプやチョークストライプ、メンズのパジャマやシャツを彷彿とさせるグループストライプ、ホワイト×ライトブルーの細かいストライプなど。

出典:Trendstop

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注目パターン2:ネイチャー

スタイリングのテーマとしてはネイチャームードはそれほど目立たなかったが、柄のモチーフとしては自然と結びついたものが多く見られた。

70’sロマンティックの要素が継続し、フラワー&ボタニカル柄のバリエーションが多彩に見られた他、生き物をモチーフにした独創的な柄が登場した。


▼ネイチャー/フラワー

久々に小花柄が本格的に復活。特に様々な小花柄をパッチワークでミックスした使い方が新鮮だった。

全体的には依然として中~大柄が主流。

ピクセル画風にデジタル加工された柄や、ストロングトーンカラーやダークカラーをベースとしたカラーコントラストの効いた柄など。

出典:Trendstop

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▼ネイチャー/生物

15秋冬に比べ動物の具象柄は減少したが、南国調の鳥や海の生物をモチーフにした柄のバリエーションが見られた。

ブラックをベースにコントラストを効かせた配色のパイナップルや鳥、幾何学モチーフを並べた柄、トロピカルムードの鳥&ボタニカル柄、イソギンチャクや魚、ヒトデ、タコなどをモチーフにした柄など。

出典:Trendstop

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以上、2016SSのレディース注目パターン・柄でした。

次回も同じく4大コレクション分析より、レディースの注目アイテム(トップス)をご紹介したいと思います。

どうぞお楽しみに。


2016/03/11

【素材・柄トレンド/2016SSメンズ】16年春夏におけるメンズトレンド素材・柄(4大コレクション分析)


当社は15年以上に渡り四大コレクションを分析しており、カラー・素材・柄・アイテムなど、20以上のカテゴリ毎に今後のマストトレンドを予測し、クライアント様へ情報提供を行っています。また消費者の価値観や市場環境の変化など、マーケット分析も実施しています。当ブログでは、クライアント様への情報提供後、その内容から一部分を抜粋した形で読者の皆様にお伝えします。 なお、より詳細で鮮度の高い情報や、その他ブランド開発・ディレクション作成・商品企画についてのご相談は当社ホームページよりお問い合わせ下さい。


今回もメンズの4大コレクション分析結果から、2016年春夏の注目トレンド素材・柄(パターン)の予測をご紹介します。
(その他の2016SS情報はこちら


全体傾向

▼素材について
・デニムやスポーツテック、パデッドなど、ユーティリティテイストの素材の広がり
・凹凸や透け感、起毛などの表面に特徴のある素材がポイント

▼柄について
・シンプルなアイテムに大胆な柄使い
・転写プリントや刺繍、切替えなど、さまざまな加工やクラフト手法による贅沢な表現


注目素材1:デニム

今季のトレンド素材として重要な位置付けとなる。

ブリーチやケミカルウォッシュ、ボンディングなど、ストリートからエレガントスタイルまで幅広く登場。

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注目素材2:スポーツテック

薄くて軽く、通気性のあるテクニカル素材。

パラシュートナイロンやPVC、コーティング加工など、カジュアルだけでなくテーラードスタイルでもみられた。

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注目柄(パターン)1:ストライプ

ペンシルストライプやパジャマストライプ、バイカラーなどトラディショナルなパターンが落ち着いた配色でみられた。

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注目柄(パターン)2:ボタニカル

総柄プリントや刺繍などで表現されたリーフやフラワーがみられた。クラシカルな雰囲気。

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注目柄(パターン)3:エスニック

ジオメトリックなモダンアフリカンや中東、オリエンタルなシノワズリなどラグジュアリーな雰囲気。

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以上、2016SSのメンズトレンド素材・柄でした。

次回は同じくメンズ4大コレクションから、2016SSのアウタートレンド情報をご紹介する予定です。

どうぞお楽しみに。

2016/02/05

【パターントレンド/2016SS】16年春夏における注目パターン・柄(リゾートコレクション分析)


当社は15年以上に渡り四大コレクションを分析しており、カラー・素材・柄・アイテムなど、20以上のカテゴリ毎に今後のマストトレンドを予測し、クライアント様へ情報提供を行っています。また消費者の価値観や市場環境の変化など、マーケット分析も実施しています。当ブログでは、クライアント様への情報提供後、その内容から一部分を抜粋した形で読者の皆様にお伝えします。 なお、より詳細で鮮度の高い情報や、その他ブランド開発・ディレクション作成・商品企画についてのご相談は当社ホームページよりお問い合わせ下さい。


引き続きリゾートコレクションの分析結果です。
今回は2016SSシーズン注目のパターン・柄をご紹介します。


全体傾向

キーワードとしては、

・マルチカラー配色やバイカラー配色
・みずみずしい植物モチーフ
・グラフィカルなジオメトリック柄
・スタンダードなジオメトリック柄

などが挙げられる。


注目パターン1:エスニック

更紗やイカットなど伝統的な民族調の染色生地や、ペイズリーや装飾的な植物モチーフをアレンジした柄のバリエーションが多く見られた。

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注目パターン2:フラワー

数としては最も多く見られた柄。

中~大柄を主流に、白を含むバイカラー配色や、ダークカラーベースのコントラスト配色が目立った。

また、少数派ながら小花柄もやや増加した。

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注目パターン3:ボタニカル

花だけでなく茎や葉のモチーフまで効果的に取り入れた柄のバリエーション。

シノワズリー調や、鳥や蝶が描かれた柄、トロピカル調など。

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注目パターン4:ストライプ

シンプルなペンシルストライプやマリンストライプ、レジメンタル調などが主流。

清涼感のあるホワイトベースやブルー系カラーが多く見られた。

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注目パターン5:マルチカラーストライプ

多色使いのストライプのアレンジが多く見られた。

ピッチや色使いがランダムなアート調が目立つ。

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注目パターン6:チェック

マドラスやタータンのアレンジなど多色使いのスタンダードな柄が主流。

その他、マニッシュなグレンやガンクラブ、継続のギンガムなど。

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以上、2016SSの注目パターン・柄でした。

次回もリゾートコレクションから、2016SS注目のディティールをご紹介する予定です。

どうぞお楽しみに。

2015/08/24

【パターントレンド/2015AW】15年秋冬における注目の柄・パターン(4大コレクション分析)


当社は15年以上に渡り四大コレクションを分析しており、カラー・素材・柄・アイテムなど、20以上のカテゴリ毎に今後のマストトレンドを予測し、クライアント様へ情報提供を行っています。また消費者の価値観や市場環境の変化など、マーケット分析も実施しています。当ブログでは、クライアント様への情報提供後、その内容から一部分を抜粋した形で読者の皆様にお伝えします。 なお、より詳細で鮮度の高い情報や、その他ブランド開発・ディレクション作成・商品企画についてのご相談は当社ホームページよりお問い合わせ下さい。


今回は4大コレクションの分析結果より、2015AWシーズン注目の柄・パターンをご紹介します。


ハウンドゥトゥース&ガンクラブ

いわゆる千鳥チェックのバリエーション。

クラシカル&レディライクなモノトーンの他、大きく引き伸したサイズの柄やビビッドカラー配色、トーナル配色、ピッチ変化とラインアクセントがポイントのガンクラブなどが目立つ。

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ドット&サークル

クラシカルなフェミニンテイストではなく、アートタッチでアレンジされたタイプが主流となっている。

間隔を狭めてぎっしりと並べものや、配色を効かせたドットチュールをレイヤード、サイズの大きめなコインドット(こちらも間隔が狭いのが特徴)、ランダムに配置されたサークル柄などが見受けられた。

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ポップ&サイケデリック / ロマンティック

フラワー柄には2つの大きな潮流があり、1つは単純化されたフラワーモチーフやビビッドカラーを大胆に使ったポップ&サイケデリックなタッチで、ヴィンテージクローズのプリント風のムードを醸し出している。

もう1つは正統派ロマンティックなムードの写実的なタッチで、大きなサイズで葉や茎まで活き活きと描かれている。

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以上、2015AW注目の柄・パターンでした。

次回も同じく4大コレクション分析より、ケープ&ポンチョを始めとした、2015AWシーズンに注目のアイテムをご紹介したいと思います。

どうぞお楽しみに。

2015/03/16

【パターントレンド分析/2015AW】プレフォールコレクションから見る15年秋冬の注目パターン・柄


当社は15年以上に渡り四大コレクションを分析しており、カラー・素材・柄・アイテムなど、20以上のカテゴリ毎に今後のマストトレンドを予測し、クライアント様へ情報提供を行っています。また消費者の価値観や市場環境の変化など、マーケット分析も実施しています。当ブログでは、クライアント様への情報提供後、その内容から一部分を抜粋した形で読者の皆様にお伝えします。 なお、より詳細で鮮度の高い情報や、その他ブランド開発・ディレクション作成・商品企画についてのご相談は当社ホームページよりお問い合わせ下さい。


前回に引き続きプレフォールコレクションの情報をベースとした2015年秋冬トレンド予測をご紹介します。

今回のテーマは2015AW注目のパターン・柄です。

先染めチェック・ストライプ

2014-15秋冬シーズンでも登場した先染めチェックやストライプが今シーズンも注目される。

チェックはグレンチェックやハウンドトゥース、グラフチェック等のシンプルな柄、ストライプはワイドピッチが主流で、レジメンタルストライプやバイカラーストライプが多く登場している。

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エスニック柄

春夏の70年代トレンドに続いて、秋冬シーズンではエスニック柄も拡大すると考えられる。

配色をモダンにアレンジしたものや、大きく引き伸ばした柄が見受けられた。

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スター・ドット柄

そのほかには星座や銀河などスターをモチーフとした柄やドット柄も見られるが、全体的に大人っぽく洗練されたイメージが重要視される。

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以上、プレフォールコレクションから見る15年秋冬のパターン・柄でした。

次回以降は同じくプレフォールから、15年秋冬の注目アイテムを複数回に分けてご紹介したいと思います。

どうぞお楽しみに。

2014/12/15

【パターントレンド分析/2015SS】15年春夏における注目パターン・柄


当社は15年以上に渡り四大コレクションを分析しており、カラー・素材・柄・アイテムなど、20以上のカテゴリ毎に今後のマストトレンドを予測し、クライアント様へ情報提供を行っています。また消費者の価値観や市場環境の変化など、マーケット分析も実施しています。当ブログでは、クライアント様への情報提供後、その内容から一部分を抜粋した形で読者の皆様にお伝えします。 なお、より詳細で鮮度の高い情報や、その他ブランド開発・ディレクション作成・商品企画についてのご相談は当社ホームページよりお問い合わせ下さい。


今回はパターン・柄のトレンド分析です。2015SSコレクションの動向から15年春夏の注目パターンをご紹介します。


レトロポップなフラワー柄

1970年代のフラワーチルドレンに代表される、反戦や平和願望がマクロトレンドとして注目されている。

このようなテーマでコレクションを展開したブランドの中では、当時のようなレトロでポップな花柄を使用するケースが目立った。

花柄といってもリアルな花柄ではなく、単純化されたイメージの花柄が重要になる。

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マルチボーダー柄

同じように70年代のイメージから、マルチカラーを使用した幅の広いボーダーやストライプの台頭も見受けられた。

シンプルなバイカラー配色も継続される見込みだが、エスニックなムードのマルチカラーボーダーはトレンド性が強く感じられることから、新鮮な柄として注目される。

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以上、2015SSの注目パターン・柄でした。

次回も同じく2015SSトレンドから、15年春夏の注目アイテムVol.1をご紹介したいと思います。

どうぞお楽しみに。

2014/08/22

【パターントレンド分析/2015SS】リゾートコレクションから見る注目のパターン


当社は15年以上に渡り四大コレクションを分析しており、カラー・素材・柄・アイテムなど、20以上のカテゴリ毎に今後のマストトレンドを予測し、クライアント様へ情報提供を行っています。また消費者の価値観や市場環境の変化など、マーケット分析も実施しています。当ブログでは、クライアント様への情報提供後、その内容から一部分を抜粋した形で読者の皆様にお伝えします。 なお、より詳細で鮮度の高い情報や、その他ブランド開発・ディレクション作成・商品企画についてのご相談は当社ホームページよりお問い合わせ下さい。


今回より2015SSのトレンド情報をご紹介します。15年春夏の第一弾は、リゾートコレクションから見るパターントレンドです。


ストライプ

2013SSではマークジェイコブスなど多くのブランドが白×赤、白×黒などのバイカラーで太いストライプを提案し話題となった。

AWシーズンはここ数シーズン英国調トレンドが注目されたこともあり、タータンチェックやグレンチェックなどのチェック柄が中心であったが、2014AWに入るとレジメンタルストライプに代表されるトラディショナルなストライプへの注目が高まっている。

また、2015SSリゾートコレクションでも太いボールドストライプやビーチストライプなどのストライプが登場していることから、15年春夏はこのようなストライプが増加すると考えられる。

出典:Trendstop

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レトロフラワー

フラワー柄への注目度は継続して高いが、15年春夏はリアルな具象の花柄ではなく、単純化や抽象化されたレトロムードの花モチーフの提案が重要になると考えられる。

また柄の大きさもポイントとなり、小柄ではなく中柄~大柄であることも重要になる。

出典:Trendstop

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タイダイ&グラデーション

抽象的な柄が注目されることから、タイダイ風のランダムな模様やぼかし染めのグラデーション効果、にじみのテクニックを用いた柄が注目される。

またエスニックムードのトレンドが出現していることも、初夏や夏に向けての活用を後押しする要因になると考えられる。

出典:Trendstop

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生き物柄

2014AWシーズンは「森」をテーマとした提案が見られた。特にドルチェ&ガッバーナなどの森モチーフ、動物や昆虫が注目された。この傾向は2015SSでも継続すると考えられる。

リゾートコレクションでも猫、猿、白鳥、イルカ、野鳥、フラミンゴ、蝶など色々なモチーフが提案されたことから、重要な柄表現の一つになると考えられる。

出典:Trendstop

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以上、2015SSのパターントレンド分析でした。

次回のテーマは2015SSカラートレンド分析です。

どうぞお楽しみに。

2014/07/03

【パターントレンド分析/2014AW】2014年秋冬、注目されるパターン&モチーフ


当社は15年以上に渡り四大コレクションを分析しており、カラー・素材・柄・アイテムなど、20以上のカテゴリ毎に今後のマストトレンドを予測し、クライアント様へ情報提供を行っています。また消費者の価値観や市場環境の変化など、マーケット分析も実施しています。当ブログでは、クライアント様への情報提供後、その内容から一部分を抜粋した形で読者の皆様にお伝えします。 なお、より詳細で鮮度の高い情報や、その他ブランド開発・ディレクション作成・商品企画についてのご相談は当社ホームページよりお問い合わせ下さい。


今回はパターン&モチーフのトレンド分析です。今年の秋冬シーズン注目のパターンとモチーフをご紹介します。


チェック

昨年まで英国調のトレンドが強かったため、タータンチェックやグレンチェックなどが注目され市場に数多く登場していた。

チェックは引き続き有力なパターンで、昨年までと比べると減少はしているものの、トミーヒルフィガーはチェックのパターンオンパターンやブロックチェック、バッファローチェックなどを提案し、若い世代に人気のマークバイマークジェイコブスは先染めのように見えるプリントチェックを提案していた。

明確な傾向はないものの、今シーズンはシンプルなチェックが中心になると思われる。

TOMMY HILFIGER/出典:Trendstop

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MARC BY MARC JACOBS/出典:Trendstop

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レオパード

トムフォードやグッチは、今シーズンもレオパードを中心にアニマル柄を数多く提案した。

ラグジュアリームードの高まりとともに、レオパードへの注目度はさらに高まることが予想され、今年はヤング市場だけでなく幅広い市場での展開に注目したい。

TOM FORD/出典:Trendstop

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GUCCI/出典:Trendstop

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BLUGIRL/出典:Trendstop

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グラフィック

「革命」というテーマでコレクションを発表したマークバイマークジェイコブス。ルエラバートリーとケイティヒリアーの今後に期待が集まるが、今シーズンはモトクロスからのインスパイアということで、チームロゴやタイポグラフィプリントを提案。

ヤングを中心にこのようなグラフィックを使用したC&Sの増加が予想される。

MARC BY MARC JACOBS/出典:Trendstop

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森のモチーフ

ここ数シーズン、ネコ、フラミンゴ、オウムなどの動物モチーフ、トロピカルではフルーツモチーフ、さらにナンバー、アルファベットなどのモチーフ、コラボではスポーツブランドコラボやディズニー、サンリオコラボなど、本当に様々なモチーフが市場に溢れている。

そんな中、今シーズンはドルチェ&ガッバーナやアルベルタフェレッティが森をテーマとしたランウェイを展開。そこではリスや鳥、フクロウなど、森に棲むさまざまな動物や虫たちが登場した。

今シーズンはこの「森」に注目で、森からイメージされるさまざまなモチーフが市場に登場することが予想される。

DOLCE & GABBANA/出典:Trendstop

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DOLCE & GABBANA/出典:Trendstop

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ALBERTA FERRETTI/出典:Trendstop

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以上、2014AW注目のパターン&モチーフでした。

次回の投稿もどうぞお楽しみに。