2016/02/05

【パターントレンド/2016SS】16年春夏における注目パターン・柄(リゾートコレクション分析)


当社は15年以上に渡り四大コレクションを分析しており、カラー・素材・柄・アイテムなど、20以上のカテゴリ毎に今後のマストトレンドを予測し、クライアント様へ情報提供を行っています。また消費者の価値観や市場環境の変化など、マーケット分析も実施しています。当ブログでは、クライアント様への情報提供後、その内容から一部分を抜粋した形で読者の皆様にお伝えします。 なお、より詳細で鮮度の高い情報や、その他ブランド開発・ディレクション作成・商品企画についてのご相談は当社ホームページよりお問い合わせ下さい。


引き続きリゾートコレクションの分析結果です。
今回は2016SSシーズン注目のパターン・柄をご紹介します。


全体傾向

キーワードとしては、

・マルチカラー配色やバイカラー配色
・みずみずしい植物モチーフ
・グラフィカルなジオメトリック柄
・スタンダードなジオメトリック柄

などが挙げられる。


注目パターン1:エスニック

更紗やイカットなど伝統的な民族調の染色生地や、ペイズリーや装飾的な植物モチーフをアレンジした柄のバリエーションが多く見られた。

出典:Trendstop

※画像クリックで拡大表示


注目パターン2:フラワー

数としては最も多く見られた柄。

中~大柄を主流に、白を含むバイカラー配色や、ダークカラーベースのコントラスト配色が目立った。

また、少数派ながら小花柄もやや増加した。

出典:Trendstop

※画像クリックで拡大表示
出典:Trendstop

※画像クリックで拡大表示

注目パターン3:ボタニカル

花だけでなく茎や葉のモチーフまで効果的に取り入れた柄のバリエーション。

シノワズリー調や、鳥や蝶が描かれた柄、トロピカル調など。

出典:Trendstop

※画像クリックで拡大表示


注目パターン4:ストライプ

シンプルなペンシルストライプやマリンストライプ、レジメンタル調などが主流。

清涼感のあるホワイトベースやブルー系カラーが多く見られた。

出典:Trendstop

※画像クリックで拡大表示


注目パターン5:マルチカラーストライプ

多色使いのストライプのアレンジが多く見られた。

ピッチや色使いがランダムなアート調が目立つ。

出典:Trendstop

※画像クリックで拡大表示


注目パターン6:チェック

マドラスやタータンのアレンジなど多色使いのスタンダードな柄が主流。

その他、マニッシュなグレンやガンクラブ、継続のギンガムなど。

出典:Trendstop

※画像クリックで拡大表示





以上、2016SSの注目パターン・柄でした。

次回もリゾートコレクションから、2016SS注目のディティールをご紹介する予定です。

どうぞお楽しみに。
このエントリーをはてなブックマークに追加