引き続き4大コレクションの分析結果をもとにした、2018AWのレディーストレンド情報をご紹介します。今回のテーマは2018AWシーズンの注目パターン・柄です。
(その他の2018AWトレンド情報はこちら)
オーセンティックな英国調やアメリカンフォークロア調が目立った。ひねりの効いたアレンジはあまり見られず、大きく引き伸ばした柄行きや明るいアクセントカラー使いなどが主流。アイテム単体としてはクラシカル&ベーシックでも、折衷スタイリングや服飾雑貨のアクセントで新鮮に見せる手法がポイント。
▼マニッシュ&クラシカル
スタイルとしては英国調やマスキュリンなムードはそれほど強く見られなかったが、オーセンティックなチェック柄は非常に多かった。ピッチ変化やアクセントカラーを効かせたオーバーチェック、ガンクラブ、ハウンドトゥース、グレンなど。
出典:Trendstop
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▼タータン
17秋冬に比べ増加傾向が見られた。レッド×ブラックを基調としたオーセンティックな配色が最も目立った他、イエローやブルーにレッドラインをアクセントにした配色が見られた。
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ロマンティック&フェミニンなムードはメインとしてはやや勢力が弱まったが、折衷スタイリングのアクセント要素として引き続き重要度が高い。17秋冬~18春夏に引き続き、ブラックベースやマルチカラー配色が目立った他、可憐な小花~優美な大花まで柄のサイズバリエーションが幅広く見られた。
▼大花
18春夏から継続。コートやドレス、スカートを中心に、オリエンタルなムードや西洋絵画風、レインボー配色、緻密な手描き柄など、様々なバリエーションが見られた。マルチカラー配色の柄が際立つ、コントラストの効いたブラックベースが目立った。
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▼バラ
王道的なロマンティックムードの演出ともいえるバラモチーフが小花~大花まで多く見られた。ブラックベース、マルチカラー配色、パターン・オン・パターンなど。
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シャツ生地風のクリーンな柄行きやプレッピーなムードのレジメンタルは、17秋冬~18春夏に比べ、やや出現率が低下。一方、フォークロア調やエキゾチックなムード、マスキュリンなテーラリング調は、着こなしのアクセントとしては欠かせない柄として引き続き重要度が高い。
▼ブランケット調
ぬくもり感のあるフォークロアムードの演出として急浮上。穏やかなナチュラルカラーが目立った他、綾目のある織地やピッチ変化、マルチカラー配色などが特徴的。
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▼チョーク&ピン
マスキュリンなテーラリングの要素は今シーズンも根強く継続。グレー、ネイビー、ブラックといったベーシックカラーに白いラインを効かせたシャープなストライプが見られた。コートやスーツを中心に登場。梳毛ウール、フランネル、微起毛ウールなど。
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以上、2018AWのレディース注目パターン・柄でした。
次回も同じく4大コレクションより、2018AWレディースのアイテムトレンド情報(アウター)をご紹介する予定です。
どうぞお楽しみに。
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