今回はスタイルのトレンド分析です。ニットのセットアップなど、2014年秋冬シーズン、新たに登場すると思われるスタイルをご紹介します。
2014年秋冬シーズンに登場しそうな有力レイヤードスタイルは、大きく分類すると2つに分けられる。ともに半袖トップスと長袖トップスの袖レイヤードだが、違いは大人カジュアルな着こなしとストリートスポーツな着こなしという点である。
カレンウォーカーやマークジェイコブスは、シンプルな中にも上品なカジュアルムードの感じられる大人のレイヤードといえるだろう。
Karen Walker/出典:Trendstop
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Marc Jacobs/出典:Trendstop
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そしてもう1つは、マーク・バイ・マークジェイコブスのレイヤード。ルエラ・バートリーをクリエイティブディレクターに迎え、モトクロスからインスパイアされたストリートスポーツはポップな90年代を彷彿とさせる。
Marc by Marc Jacobs/出典:Trendstop
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今年は新しく格好良いレイヤードの提案が重要となるだろう。
続いてはニットのセットアップスタイル。
代表的なものとしては、マークジェイコブスのようなニットチュニックとニットパンツのセットアップ。セットアップ自体はここ数シーズン、国内市場でもヒット商品となっているが、このようなニットのチュニックとパンツのセットアップはほとんど見受けられなかったので、今シーズンの注目スタイルとしたい。
Marc Jacobs/出典:Trendstop
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このようなスタイルは、他にマイケル・コースやエドゥンなど多くのブランドが提案していた。共通する点はミドル~コースゲージの畦(あぜ)やワイドリブ、そしてトップ糸使い。また中にはカルバン・クラインのような柄物のニットでチュニックとミディ丈スカートの提案もあり、こちらも新鮮に映る。
Calvin Klein Collection/出典:Trendstop
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最後のスタイルはキャリアからミッシーに適しそうなスタイル。ニットトップスと布帛のスカートのシンプルな着こなしだが、やはり今シーズンらしさが組み込まれている。
Bottega Veneta/出典:Trendstop
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Thakoon/出典:Trendstop
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トップスニットはミドル~コースゲージのタートルネック。昨年はハイネックが中心だったが、今シーズンはタートルネックが増加すると見受けられる。
コーディネートするスカートの基本はミディ丈のフレアースカート。昨年から話題のマーメイドスカートは今年も売れ筋商品になると思われる。今年は昨年のマーメイドに比べるとフレアーが入る位置が高いのが特徴。
また、ベーシックなニットトップスに対し、明るいカラーのスカートによるカラーコーディネートも新鮮。
以上、2014AWのトレンドスタイル分析でした。
次回はアクセサリー・ファッション雑貨のトレンド分析をご紹介したいと思います。
どうぞお楽しみに。
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