About "Style-Lab"

"Style-Lab"は Kuriyama R&D Office(旧、株式会社プレール)が運営するファッショントレンド情報ブログです。最新コレクション情報やマーケット動向、注目ブランド、流行色など、ファッションビジネスに携わる方々に有益な情報をお届けします。

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2018/07/17

【素材トレンド/2018AWレディース】18年秋冬におけるレディース注目素材(4大コレクション分析)


当社は約20年に渡り四大コレクションを始めとした各種ファッショントレンドを分析しており、カラー・素材・柄・アイテムなど、20以上のカテゴリ毎に今後のマストトレンドを予測し、クライアント様へ情報提供を行っています。また消費者の価値観や市場環境の変化など、マーケット分析も実施しています。当ブログでは、クライアント様への情報提供後、その内容から一部分を抜粋した形で読者の皆様にお伝えします。 なお、より詳細で鮮度の高い情報や、その他ブランド開発・ディレクション作成・商品企画についてのご相談は当社ホームページよりお問い合わせ下さい。

引き続き4大コレクションの分析結果をもとにした、2018AWのレディーストレンド情報をご紹介します。今回のテーマは2018AWシーズンの注目素材です。
(その他の2018AWトレンド情報はこちら


注目素材1:ツヤ&光沢

グラマラスなムードやリラックス感のあるエレガントスタイルの演出、クラシカルな素材や柄をモダンにアレンジする手法など、ツヤや光沢のある素材感が目立った。程良いカジュアル感やスポーティさも兼ね備え、薄手~中肉厚が主流だった。

▼レザー
しなやかなソフトレザーから肉厚でタフ&ハードな印象のブラックレザーまで多彩なバリエーションが見られたが、パテントレザーはやや減少傾向となった。ラッカー塗装やコーティングでツヤや光沢を強調する手法が見られた他、多彩なカラーのエキゾチックレザーも目立った。

出典:Trendstop

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▼テクノタッチ
シーズンレスに継続中。18春夏に引き続き、コーティングやラミネートの手法が目立ち、柄生地をベースにツヤや光沢を付加したレインコート風の素材感が広がった。その他、メタリックな光沢を持つラテックスも一部に見られた。

出典:Trendstop

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注目素材2:凹凸

18春夏には減少傾向だった凹凸素材が再浮上。目新しさはないものの、オーセンティック&クラシカルな素材をカジュアルとエレガンスが程良く融合したムードにアレンジする手法やスタイリングが目立った。

▼キルティング
ここ数年秋冬シーズンには欠かせない素材となっている。今シーズンは薄手の軽量な素材感が目立った。サテンなどの光沢素材、アウトドア調のフランネル、ピーチスキンなどの微起毛素材との組み合せが見られた。ステッチはスタンダードな大小のダイヤ柄が主流。

出典:Trendstop

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▼ファンシーツイード
シーズンレスに継続中。折衷スタイルに用いるクラシカルな素材感として重要。ビビッドなアクセントカラーを取り入れたマルチカラー配色やルーレックス糸の交織、ランダムな太さの糸使い、ブラック配色&ネップ糸の交織など。

出典:Trendstop

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注目素材3:起毛

ふんわりとしたボリューム感と包み込むようなぬくもり感を備えた起毛素材のバリエーションが今シーズンも多彩に見られた。ラグジュアリー感やクラシカルなムードを取り入れつつ、デイリーウェアとしての軽快さを重視した提案が主流となった。

▼ファー
今シーズンも多彩なバリエーションで登場。精巧なフェイクファーも増えており、リアルとフェイクの境界が曖昧になってきている。短い刈り毛のモコモコとした質感、長めでボリューム感のあるもの、巻き毛など、毛足にも様々なタイプが見られた他、カラーブロックや斑(まだら)、グラデーションなどの柄表現や、ビビッド~ベーシックまで幅広い色展開が見られた。

出典:Trendstop

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▼ベルベット&ベロア
ここ数年秋冬シーズンには欠かせない素材といえる。今シーズンはクラシカルな重厚感よりも微起毛感と光沢を取り入れ、リラックス感のあるエレガンスを表現したスタイルが目立った。プリントやクラッシュ加工も見られた。

出典:Trendstop

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以上、2018AWのレディース注目素材でした。

次回も同じく4大コレクションより、2018AWレディースの柄トレンド情報をご紹介する予定です。

どうぞお楽しみに。


2018/07/06

【カラートレンド/2018AWレディース】18年秋冬におけるレディース注目カラー(4大コレクション分析)


当社は約20年に渡り四大コレクションを始めとした各種ファッショントレンドを分析しており、カラー・素材・柄・アイテムなど、20以上のカテゴリ毎に今後のマストトレンドを予測し、クライアント様へ情報提供を行っています。また消費者の価値観や市場環境の変化など、マーケット分析も実施しています。当ブログでは、クライアント様への情報提供後、その内容から一部分を抜粋した形で読者の皆様にお伝えします。 なお、より詳細で鮮度の高い情報や、その他ブランド開発・ディレクション作成・商品企画についてのご相談は当社ホームページよりお問い合わせ下さい。

今回より、4大コレクションの分析結果をもとにした、2018AWのレディーストレンド情報をご紹介します。初回のテーマは2018AWシーズンの注目カラーです。
(その他の2018AWトレンド情報はこちら


注目カラーパレット1:ビビッド&ネオンカラー

17秋冬~18春夏にも見られた彩度の高いビビッドカラーが継続。ネオンカラーの拡大が顕著に見られた。シグナルレッド、ネオンピンク、レスキューオレンジ、ネオンイエロー、ネオンライムなど。

出典:Trendstop

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注目カラーパレット2:メタリックカラー

17春夏~秋冬に見られたメタリックカラーが再浮上し、非常に多く見られた。80年代調のグラマラスなムードやテクノタッチ&フューチャリスティックなムードを演出した。最も出現率の高かったシルバーの他、ゴールド、ホログラム調、ペールトーンカラーなどが登場。

出典:Trendstop

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注目カラーパレット3:ダークトーンカラー

ビビッドやネオン、メタリックなどインパクトの強いカラーがランウェイを席巻した一方、シックで落ち着いたダークトーンカラーもエレガントなスタイルを中心に見られた。ダークボルドー、フォレストグリーン、ミッドナイトブルー、ダークバイオレット、ダークブラウンなど。

出典:Trendstop

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注目カラー&配色1:レッド

シーズンレスに継続中のレッドが今シーズンも強い存在感を放っていた。ビビッドカラーが多く見られたが、やや彩度を抑えたノーブルなトーンも目立った。カーマイン、スカーレットなどのやや黄みがかったレッドや、チェリー、ルビー、ルージュ、クリムゾンなどやや青みがかったレッドなど。

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注目カラー&配色2:ブルー

17秋冬に比べ増加となった。中明度~ダークが主流で、パステルトーンはほとんど見られなかった。ややダスティなトーンのベビーブルーや、わずかに紫みがかったサルビア、フォーゲットミーノット(=わすれな草)など、ニュアンスのあるブルーに新味がある。その他、アクア、コバルト、ロイヤル、デルフトなど。

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注目カラー&配色3:ブラック&ネイビー

18春夏から継続、17秋冬に比べ増加傾向となった。質感の異なる素材やトーンの差異を活かしたワンカラースタイルも多かった。また、ブラキッシュなネイビーも見られた。

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以上、2018AWのレディース注目カラーでした。

次回も同じく4大コレクションより、2018AWレディースの素材トレンド情報をご紹介する予定です。

どうぞお楽しみに。


2018/06/29

【アイテムトレンド/2018AWレディース】18年秋冬におけるレディース注目バッグ・シューズ(プレフォールコレクション分析)


当社は約20年に渡り四大コレクションを始めとした各種ファッショントレンドを分析しており、カラー・素材・柄・アイテムなど、20以上のカテゴリ毎に今後のマストトレンドを予測し、クライアント様へ情報提供を行っています。また消費者の価値観や市場環境の変化など、マーケット分析も実施しています。当ブログでは、クライアント様への情報提供後、その内容から一部分を抜粋した形で読者の皆様にお伝えします。 なお、より詳細で鮮度の高い情報や、その他ブランド開発・ディレクション作成・商品企画についてのご相談は当社ホームページよりお問い合わせ下さい。

引き続き2018AW、プレフォールコレクションのレディース分析結果をご紹介します。今回のテーマは2018AWシーズンの注目バッグ・シューズです。
(その他の2018AWトレンド情報はこちら


バッグ総括

18春夏に比べ、カジュアル&スポーティなデザインは減少傾向となったが、ショルダーバッグの斜めがけや大型バッグを無造作に抱えるスタイリング、ウエストバッグの継続など、程良いカジュアル感が目立った。


注目バッグ1:中型トート

実用性の高い中型のバリエーションが多彩に見られた。2wayストラップや肩掛けできる長めのストラップも多かった。メッシュレザーを用いたチェック柄やショッパーバッグ風など。

出典:Trendstop

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注目バッグ2:ウエスト&ベルト

18春夏に登場したスポーティなデザインは見られず、レザー製のかっちりとしたデザインが主流に。半円形やダブルマチなど。

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注目バッグ3:巾着型

減少傾向だった巾着型が再浮上。セミショルダーやショルダーが主流。ロープ風ストラップや布帛×レザーの異素材切替えなど。

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シューズ総括

全体的には18春夏のトレンドを踏襲したデザインが多く、スティレットヒール×ポインテッドトゥ、レースアップ、キトゥンヒールの継続などが見られた。


注目シューズ1:ヒールパンプス

オーソドックスなポインテッドトゥやアンクルストラップが目立った。ヒール形状はスティレットハイヒール、チャンキーハイヒール、キトゥンヒール、中ヒールなど多彩なバリエーションが見られた。

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注目シューズ2:サイハイブーツ

太もも丈のサイハイブーツの増加が顕著だった。特に筒幅が広くクシュクシュとたるみのある形状が目立った。ヒール形状はスティレットハイヒール、中ヒール、ウェッジソールなど。

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注目シューズ3:スニーカー

18春夏にも登場したハイテクデザインベースのスニーカーが継続。重量感のあるハイカットやファー装飾など。

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以上、2018AWのレディース注目バッグ・シューズでした。

次回からは4大コレクションの情報をもとにした2018AWレディースのトレンド情報をご紹介する予定です。

どうぞお楽しみに。


2018/06/25

【アイテムトレンド/2018AWレディース】18年秋冬におけるレディース注目パンツ・スカート(プレフォールコレクション分析)


当社は約20年に渡り四大コレクションを始めとした各種ファッショントレンドを分析しており、カラー・素材・柄・アイテムなど、20以上のカテゴリ毎に今後のマストトレンドを予測し、クライアント様へ情報提供を行っています。また消費者の価値観や市場環境の変化など、マーケット分析も実施しています。当ブログでは、クライアント様への情報提供後、その内容から一部分を抜粋した形で読者の皆様にお伝えします。 なお、より詳細で鮮度の高い情報や、その他ブランド開発・ディレクション作成・商品企画についてのご相談は当社ホームページよりお問い合わせ下さい。

引き続き2018AW、プレフォールコレクションのレディース分析結果をご紹介します。今回のテーマは2018AWシーズンの注目パンツ・スカートです。
(その他の2018AWトレンド情報はこちら


パンツ総括

全体的には再びワイドシルエットが主流に。シンプル&エレガントなデザインが目立ったが、さりげないユーティリティテイストを取り入れたカジュアルなデザインも増加傾向が見られた。

注目パンツ1:デニム

カジュアル~エレガントな着こなしまで幅広く見られた。ユーズド感やリメイク感を演出した加工や装飾の他、ガウチョやベルボトムといったワイドシルエットも登場。

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注目パンツ2:ハイウエスト

18春夏にも見られたハイウエストデザインがさらに増加。スラックス系のエレガントなデザインとユーティリティ系のカジュアルなデザインの両方が見られた。

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注目パンツ3:セーラー

さりげないユーティリティテイストを演出。クロップト丈が主流。

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スカート総括

18春夏同様、ミニ丈のコンパクトなシルエットには継続が見られたものの、出現率とバリエーションの幅広さでは膝丈~ミディ丈が圧倒的に多かった。

注目スカート1:ミディ丈ストレート

シーズンレスに継続。柄生地×シンプルデザインの他、ペグトップに近いタック入りデザインなど。

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注目スカート2:ミディ丈フレア

シーズンレスに継続。イレギュラーヘムやアシンメトリーな装飾が目立った他、ラッフルやレース装飾などロマンティックな装飾性を加えたデザインが多かった。

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注目スカート3:レザー

ストリートカジュアルなミニ丈台形~エレガントなミディ丈フレアまで幅広く登場。

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以上、2018AWのレディース注目パンツ・スカートでした。

次回も同じくプレフォールコレクションより、2018AWレディースのアイテムトレンド情報(バッグ・シューズ)をご紹介する予定です。

どうぞお楽しみに。



2018/06/20

【2019SS】ファッショントレンド戦略セミナー開催!


当ブログを運営する株式会社プレールより、2019SSファッショントレンド戦略セミナー開催のお知らせです。
2019年春夏シーズンのトレンド傾向やヒットアイテム予測について、リゾートコレクションやショップリサーチ、フィールドマーケティング、消費者の価値観変化など様々な情報を多角的に分析した結果から、ファッション産業の現場で活用できる情報をお伝えします。
スタッフ一同、皆さまのご参加をお待ちしております。


【セミナー名・開催日時】
2019SSトレンド戦略セミナー(レディース) [2018/7/27(金)18:00~]※受付終了



【2018年7月27日(金)開催】※受付終了
2019SSトレンド戦略セミナー(レディース)

2019年春夏シーズンのスタイリング、アイテム、カラー、ファブリック、パターン、ディテールデザイン、ファッショングッズ(アクセサリー)について、トレンド傾向やヒットアイテムを予測します。本セミナーではリゾートコレクションの情報に加え、ショップリサーチ、フィールドマーケティング、消費者の価値観変化など様々な情報を多角的に分析した結果から、コレクションのレビューを行うだけでなく、実際にファッション業界の現場で活用できる情報をお伝えします。

【主なテーマ】
キースタイリング/カラー分析/素材分析/パターン分析/アイテム分析(コート/ジャケット&ブルゾン/セットアップ&スーツ/ニット/ドレス/トップス/スカート/パンツ)/ディティール分析/ファッション雑貨分析(バッグ/シューズ/ヘッドウェア/ネックウェア/ベルト/レッグウェア/アクセサリー)/ほか
※内容は予告なく一部変更される場合があります。予めご了承ください。

【日程等】
■開催日時:2018年7月27日(金)18:00~20:00
■受講料:8,640円(税込)
※受講料は事前に銀行振込にてお支払い下さい。
(振込先などの詳細はお申込み後にご連絡させて頂きます)

【資料イメージ(過去資料より抜粋)】


※当日、スライド資料の冊子版を配布いたします。資料はお持ち帰り頂けます。

【セミナー会場】
■場所:長井記念ホール(日本薬学会長井記念館)
■住所:東京都渋谷区渋谷2-12-15(JR渋谷駅東口より徒歩約8分)
地図を表示)※外部サイトが開きます

【お申込み方法】
■下記フォームよりお申込みください。※受付は終了致しました
https://v.rentalserver.jp/preal.com/seminar_entry.html





【講師紹介:栗山志明(株式会社プレール代表取締役)】
ファッション業界を中心とした様々な業態のクライアントに、質の高い情報と独自のマーケティング手法に基づくブランド開発、ディレクション、商品企画などの提案を行う。

1988年~1994年までバンタンデザイン研究所・商品企画講師、1999年~現在までIFIビジネススクール・マスターコース講座主任を担当。

現在は複数の大手百貨店やラグジュアリーブランドでも社外講師を務める。また、大洋交易社主催のコレクションセミナーでは約500席が満席となるなど、そのセミナー内容は業界内で高い評価を受ける。