About "Style-Lab"

"Style-Lab"は Kuriyama R&D Office(旧、株式会社プレール)が運営するファッショントレンド情報ブログです。最新コレクション情報やマーケット動向、注目ブランド、流行色など、ファッションビジネスに携わる方々に有益な情報をお届けします。

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2014/09/08

【2015SS/2015AW】ファッショントレンド・マーケット分析セミナー開催!



当ブログを運営する株式会社プレールより、毎シーズン開催を行っております、トレンド情報セミナーのご案内です。
2015SS・2015AWのトレンド予測やマーケット動向など、ファッション業界に関わる皆様がいま抑えておくべき最新情報や重要なポイントをお伝えします。
スタッフ一同、皆さまのご参加をお待ちしております。


【セミナー名・開催日時】
マーケットストラテジーセミナー [2014/10/7(火)18:30~]※受付終了
ジェネラルトレンドセミナー2015AWレディース [2014/11/6(木)18:30~]※受付終了
コレクションセミナー2015SSレディース [2014/11/14(金)18:30~]※受付終了



【2014年10月7日(火)開催】※受付終了
~ マーケットストラテジーセミナー ~

キッズからシニアまでの各世代でいま起きている、ファッション業界にとって重要な最新のトレンドをレポート。今後のビジネスに活用できる新たな切り口を見出します。

【日程等】
■開催日時:2014年10月7日(火)18:30~20:30
■受講料:10,800円(税込)
※受講料は事前に銀行振込にてお支払い下さい。
(振込先などの詳細はお申込み後にご連絡させて頂きます)

【主なテーマ】
(0~9歳) キャラクター動向
(10代) 母親子消費 / 低価格という制約下での差別化戦略
(20代) 若者の価値観 / 若者の消費志向とファッション志向
(30代) 30代へシフトするファッションのイニシアチブ
(40代) 40代未婚男性への注目
(50代) 50代消費者の実態と価値観
(60代以上) 団塊の世代の現状 / シニアの三大消費

※内容は一部変更となる可能性があります。

【資料イメージ(過去資料より抜粋)】


※受講者様には当日、資料を配布致します。資料はお持ち帰り頂けます。

【セミナー会場】
■場所:T’s渋谷フラッグ/Room7G(東急本店前、H&M渋谷店の上)
■住所:東京都渋谷区宇田川町33-6(7階)
地図を表示)※外部サイトが開きます

【お申込み方法】
■下記フォームよりお申込みください。
https://v.rentalserver.jp/preal.com/seminar_entry.html



【2014年11月6日(木)開催】※受付終了
~ ジェネラルトレンドセミナー2015AWレディース ~

レディース向けの2015年秋冬ジェネラルトレンド分析。社会背景や消費者心理とトレンドの関連を中心に、1年後にあたる2015AWのトレンド傾向を解説します。

【日程等】
■開催日時:2014年11月6日(木)18:30~20:30
■受講料:10,800円(税込)
※受講料は事前に銀行振込にてお支払い下さい。
(振込先などの詳細はお申込み後にご連絡させて頂きます)

【主なテーマ】
■2015AW:カラートレンド分析1(色相・色調・配色)/カラートレンド分析2(カラーグループ)/メガトレンド(消費者心理・価値観)分析/メガトレンドとジェネラルトレンド/トレンドテーマ/ファッションインフルエンス/スタイリングイメージ/ファブリックイメージ/アイテム&ディティール/ファッショングッズ

【資料イメージ(過去資料より抜粋)】
※都合により一部画像はモノクロ処理されています。

※受講者様には当日、資料を配布致します。資料はお持ち帰り頂けます。

【セミナー会場】
■場所:T’s渋谷フラッグ/Room7G(東急本店前、H&M渋谷店の上)
■住所:東京都渋谷区宇田川町33-6(7階)
地図を表示)※外部サイトが開きます

【お申込み方法】
■下記フォームよりお申込みください。
https://v.rentalserver.jp/preal.com/seminar_entry.html



【2014年11月14日(金)開催】※受付終了
~ コレクションセミナー2015SSレディース ~

レディース向けの2015年春夏トレンド分析。カラートレンドについても言及します。当社ではテーマやスタイルの分析だけでなく、トレンドの背景と生活者の価値観にも重点を置いた、最新のトレンド提案を行なっています。

【日程等】
■開催日時:2014年11月14日(金)18:30~20:30
■受講料:10,800円(税込)
※受講料は事前に銀行振込にてお支払い下さい。
(振込先などの詳細はお申込み後にご連絡させて頂きます)

【主なテーマ】
■2014AW:コレクションのレビューとキーワード
■2015SS:スタイリング分析/シーズントレンド傾向分析/シルエット&ライン分析/カラートレンド分析/素材・ファブリック分析/パターン(柄)トレンド分析/注目アイテム分析/注目ディティール分析/ファッショングッズ分析

【資料イメージ(過去資料より抜粋)】
※都合により一部画像はモノクロ処理されています。

※受講者様には当日、資料を配布致します。資料はお持ち帰り頂けます。

【セミナー会場】
■場所:T’s渋谷フラッグ/Room7G(東急本店前、H&M渋谷店の上)
■住所:東京都渋谷区宇田川町33-6(7階)
地図を表示)※外部サイトが開きます

【お申込み方法】
■下記フォームよりお申込みください。
https://v.rentalserver.jp/preal.com/seminar_entry.html



【講師紹介:栗山志明(株式会社プレール代表取締役)】
ファッション業界を中心とした様々な業態のクライアントに、質の高い情報と独自のマーケティング手法に基づくブランド開発、ディレクション、商品企画などの提案を行う。

1988年~1994年までバンタンデザイン研究所・商品企画講師、1999年~現在までIFIビジネススクール・マスターコース講座主任を担当。

現在は複数の大手百貨店やラグジュアリーブランドでも社外講師を務める。また、大洋交易社主催のコレクションセミナーでは約500席が満席となるなど、そのセミナー内容は業界内で高い評価を受ける。



2014/09/05

【マーケットトレンド分析】多岐化する女性のライフコース


当社は15年以上に渡り四大コレクションを分析しており、カラー・素材・柄・アイテムなど、20以上のカテゴリ毎に今後のマストトレンドを予測し、クライアント様へ情報提供を行っています。また消費者の価値観や市場環境の変化など、マーケット分析も実施しています。当ブログでは、クライアント様への情報提供後、その内容から一部分を抜粋した形で読者の皆様にお伝えします。 なお、より詳細で鮮度の高い情報や、その他ブランド開発・ディレクション作成・商品企画についてのご相談は当社ホームページよりお問い合わせ下さい。


今回はマーケットトレンド分析で、女性のライフコース変化についてご紹介します。


多岐化した女性のライフコース

図は女性の年齢別ライフコース変化である。従来の女性のライフコースというと、10代後半~20代前半まで学生、卒業後は社会人となり、その後、結婚、出産、育児を経て、子供が成人し独立して夫婦二人の生活に戻るというイメージがあるが、実際にライフコースの年代別比率を見ると、現在は必ずしもそのようなライフコースが一般的とは言い難くなっている。


※クリックで拡大表示

独身OL女性は25歳を頂点に減少するが、40歳でも約20%程度と決して少なくない。

専業主婦は、出産、子育て期の30代で50%近くまで達し、その後40%前後が続くが、50代後半から急激に増加する。

ワーキングマザー(図では働くママ)と言われるDEWKSは専業主婦の逆で、30代は比較的少ないが、(平均的に)子供が学生となる40代から増加し、50代後半からは急激に減少する。

このように、一言で女性と言ってもその生き方は多岐化している。この図は2013年時点のものであるが、10年後にはまた異なった形になっていると考えられる。

ライフコースをの変化を読み解くことは、顧客のライフシーン変化を知ることであり、商品の企画や販売時の1つの基準となる。年齢や働き方、未婚・既婚などによるセグメントを意識し、生活者のマインドを読み取っていくことが今後ますます重要になってくるだろう。




以上、マーケットトレンド分析「多岐化する女性のライフコース」でした。

次回の2015SSアイテムトレンドで、ニットについてご紹介する予定です。

どうぞお楽しみに。

2014/08/27

【カラートレンド分析/2015SS】リゾートコレクションから見る15年春夏の注目カラー


当社は15年以上に渡り四大コレクションを分析しており、カラー・素材・柄・アイテムなど、20以上のカテゴリ毎に今後のマストトレンドを予測し、クライアント様へ情報提供を行っています。また消費者の価値観や市場環境の変化など、マーケット分析も実施しています。当ブログでは、クライアント様への情報提供後、その内容から一部分を抜粋した形で読者の皆様にお伝えします。 なお、より詳細で鮮度の高い情報や、その他ブランド開発・ディレクション作成・商品企画についてのご相談は当社ホームページよりお問い合わせ下さい。


今回は2015SSカラートレンド分析です。リゾートコレクションで注目された4つのカラーグループをご紹介します。


注目のカラーグループ

2015SSリゾートコレクションでは、春のカラーとして「ライトブルー」「レモンイエロー」「ソフトピンク」「ラベンダー」の4つのカラーグループが注目された。

これらはジェネラルカラートレンドでも提案が多く見られたが、この4色の内、最も注目度が高いのはラベンダーだろう。ジェネラルカラーでも赤~赤紫、青~青紫と、紫系カラーの増加が目立っている。

春の定番カラーといえばサックスやピンクであるが、鮮度としてはやはりラベンダーに注目したい。


出典:Trendstop

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出典:Trendstop

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出典:Trendstop

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出典:Trendstop

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なお、この4色以外ではミントグリーンやコーラルオレンジの出現率も高かった。

2014SSではダークトロピカルなどが注目されたが、2015年の春は優しくフェミニンなパステルカラーが復活すると考えられる。




以上、2015SSのカラートレンド分析でした。

次回のテーマはマーケットトレンド「女性のライフコース変化」です。

どうぞお楽しみに。

2014/08/22

【パターントレンド分析/2015SS】リゾートコレクションから見る注目のパターン


当社は15年以上に渡り四大コレクションを分析しており、カラー・素材・柄・アイテムなど、20以上のカテゴリ毎に今後のマストトレンドを予測し、クライアント様へ情報提供を行っています。また消費者の価値観や市場環境の変化など、マーケット分析も実施しています。当ブログでは、クライアント様への情報提供後、その内容から一部分を抜粋した形で読者の皆様にお伝えします。 なお、より詳細で鮮度の高い情報や、その他ブランド開発・ディレクション作成・商品企画についてのご相談は当社ホームページよりお問い合わせ下さい。


今回より2015SSのトレンド情報をご紹介します。15年春夏の第一弾は、リゾートコレクションから見るパターントレンドです。


ストライプ

2013SSではマークジェイコブスなど多くのブランドが白×赤、白×黒などのバイカラーで太いストライプを提案し話題となった。

AWシーズンはここ数シーズン英国調トレンドが注目されたこともあり、タータンチェックやグレンチェックなどのチェック柄が中心であったが、2014AWに入るとレジメンタルストライプに代表されるトラディショナルなストライプへの注目が高まっている。

また、2015SSリゾートコレクションでも太いボールドストライプやビーチストライプなどのストライプが登場していることから、15年春夏はこのようなストライプが増加すると考えられる。

出典:Trendstop

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レトロフラワー

フラワー柄への注目度は継続して高いが、15年春夏はリアルな具象の花柄ではなく、単純化や抽象化されたレトロムードの花モチーフの提案が重要になると考えられる。

また柄の大きさもポイントとなり、小柄ではなく中柄~大柄であることも重要になる。

出典:Trendstop

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タイダイ&グラデーション

抽象的な柄が注目されることから、タイダイ風のランダムな模様やぼかし染めのグラデーション効果、にじみのテクニックを用いた柄が注目される。

またエスニックムードのトレンドが出現していることも、初夏や夏に向けての活用を後押しする要因になると考えられる。

出典:Trendstop

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生き物柄

2014AWシーズンは「森」をテーマとした提案が見られた。特にドルチェ&ガッバーナなどの森モチーフ、動物や昆虫が注目された。この傾向は2015SSでも継続すると考えられる。

リゾートコレクションでも猫、猿、白鳥、イルカ、野鳥、フラミンゴ、蝶など色々なモチーフが提案されたことから、重要な柄表現の一つになると考えられる。

出典:Trendstop

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以上、2015SSのパターントレンド分析でした。

次回のテーマは2015SSカラートレンド分析です。

どうぞお楽しみに。

2014/08/05

【マーケットトレンド分析】二極化社会の到来


当社は15年以上に渡り四大コレクションを分析しており、カラー・素材・柄・アイテムなど、20以上のカテゴリ毎に今後のマストトレンドを予測し、クライアント様へ情報提供を行っています。また消費者の価値観や市場環境の変化など、マーケット分析も実施しています。当ブログでは、クライアント様への情報提供後、その内容から一部分を抜粋した形で読者の皆様にお伝えします。 なお、より詳細で鮮度の高い情報や、その他ブランド開発・ディレクション作成・商品企画についてのご相談は当社ホームページよりお問い合わせ下さい。


今回はマーケットトレンドの分析です。到来が予想される二極化社会についてご紹介します。


二極化社会までの経緯

かつて、我が国では一億総中流社会と言われた時代があった。戦後の高度経済成長期、大半の国民が中流意識を持っていた時代である。

1980年代に入ると時代は変わり、バブル経済のもと多くの人々が上昇志向を持つようになった。だが、1991年にバブルが崩壊すると一転して失業率の増加や物価の下落が続き、失われた10年といわれる時代に突入した。

2000年代には実感ない経済回復などと言われたが、この背景には大手企業を中心に収益の社内留保が進んだことが挙げられる。この時代は格差社会の到来とも言われ、富裕層から貧困層まで多層型の社会となった。

その後、2008年のリーマンショック、2011年の大震災で経済は再びデフレに突入し、物価の下落、貧困層の拡大、派遣社員やフリーターの増加が顕著となった。

2012年暮れの政権交代以降は、新政権の経済対策が功を奏し、株価は1万5千円まで上昇、景気回復が現実味を帯びてきた。その一方で、消費税は5%から8%に上がり、2015年10月には10%への増税が予定されている。


二極化社会の到来

当面、業績の回復、所得の増加によって増税に耐えられる生活者と、所得の増加が見込めず増税分が可処分所得の減少に繋がる生活者が生まれることなどから、二極化社会の様相が強まると想定される(下図参照)。

MARC BY MARC JACOBS/出典:Trendstop

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海外の生産基地での人件費高騰や為替の反動などで、多くの企業は価格にそのコストを上乗せする対策を行いつつあるが、先の理由から「高くてもより良いものを」と願う生活者がいる一方で、「より安くて安全、安心なものを」と願う生活者も少なくなく、このような生活者への対応を真摯に行うことも企業の役割になると言えるだろう。




以上、マーケットトレンド分析「二極化社会の到来」でした。

次回の更新もどうぞお楽しみに。