About "Style-Lab"

"Style-Lab"は Kuriyama R&D Office(旧、株式会社プレール)が運営するファッショントレンド情報ブログです。最新コレクション情報やマーケット動向、注目ブランド、流行色など、ファッションビジネスに携わる方々に有益な情報をお届けします。

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2016/12/14

【2017AW】ファッショントレンド戦略セミナー開催!


当ブログを運営する株式会社プレールより、2017AWファッショントレンド戦略セミナー開催のお知らせです。
2017年秋冬シーズンのトレンド傾向やヒットアイテム予測について、プレフォールコレクションやショップリサーチ、フィールドマーケティング、消費者の価値観変化など様々な情報を多角的に分析した結果から、ファッション産業の現場で活用できる情報をお伝えします。
スタッフ一同、皆さまのご参加をお待ちしております。


【セミナー名・開催日時】
2017AWトレンド戦略セミナー(レディース) [2017/1/26(木)18:00~]※受付終了



【2017年1月26日(木)開催】※受付終了
2017AWトレンド戦略セミナー(レディース)

2017年秋冬シーズンのスタイリング、アイテム、カラー、ファブリック、パターン、ディテールデザイン、ファッショングッズ(アクセサリー)について、トレンド傾向やヒットアイテムを予測します。本セミナーではプレフォールコレクションの情報に加え、ショップリサーチ、フィールドマーケティング、消費者の価値観変化など様々な情報を多角的に分析した結果から、コレクションのレビューを行うだけでなく、実際にファッション業界の現場で活用できる情報をお伝えします。

【主なテーマ】
キースタイリング/カラー分析/素材分析/パターン分析/アイテム分析(コート/ジャケット&ブルゾン/セットアップ&スーツ/ニット/ドレス/トップス/スカート/パンツ)/ディティール分析/ファッション雑貨分析(バッグ/シューズ/ヘッドウェア/ネックウェア/ベルト/レッグウェア/アクセサリー)/ほか
※内容は予告なく変更される場合があります。

【日程等】
■開催日時:2017年1月26日(木)18:00~20:00
■受講料:8,640円(税込)
※受講料は事前に銀行振込にてお支払い下さい。
(振込先などの詳細はお申込み後にご連絡させて頂きます)

【資料イメージ(過去資料より抜粋)】


※当日、スライド資料の冊子版を配布いたします。資料はお持ち帰り頂けます。

【セミナー会場】
■場所:長井記念ホール(日本薬学会長井記念館)
■住所:東京都渋谷区渋谷2-12-15(JR渋谷駅東口より徒歩約8分)
地図を表示)※外部サイトが開きます

【お申込み方法】
■下記フォームよりお申込みください。※受付は終了致しました
https://v.rentalserver.jp/preal.com/seminar_entry.html





【講師紹介:栗山志明(株式会社プレール代表取締役)】
ファッション業界を中心とした様々な業態のクライアントに、質の高い情報と独自のマーケティング手法に基づくブランド開発、ディレクション、商品企画などの提案を行う。

1988年~1994年までバンタンデザイン研究所・商品企画講師、1999年~現在までIFIビジネススクール・マスターコース講座主任を担当。

現在は複数の大手百貨店やラグジュアリーブランドでも社外講師を務める。また、大洋交易社主催のコレクションセミナーでは約500席が満席となるなど、そのセミナー内容は業界内で高い評価を受ける。


2016/12/02

【アイテムトレンド/2016AWレディース】16年秋冬におけるレディース注目スカート・パンツ(4大コレクション分析)


当社は15年以上に渡り四大コレクションを分析しており、カラー・素材・柄・アイテムなど、20以上のカテゴリ毎に今後のマストトレンドを予測し、クライアント様へ情報提供を行っています。また消費者の価値観や市場環境の変化など、マーケット分析も実施しています。当ブログでは、クライアント様への情報提供後、その内容から一部分を抜粋した形で読者の皆様にお伝えします。 なお、より詳細で鮮度の高い情報や、その他ブランド開発・ディレクション作成・商品企画についてのご相談は当社ホームページよりお問い合わせ下さい。


引き続き4大コレクションの分析結果から、2016年秋冬のアイテムトレンド情報をご紹介します。今回は2016AWシーズンの注目ボトムスです。
(その他の2016AW情報はこちら


スカート全体傾向

依然として膝丈~ミディ丈の占める割合が大きいものの、ミニ丈の拡大が顕著に見られた。フェミニンなデザインは継続が見られるが、ストリートカジュアルのタフ&ハードなムードも重要な要素。

▼注目スカート1:膝丈~ミディ丈プリーツ
15秋冬~16春夏に引き続き登場。グラフィカルなアレンジや柄生地など。部分シアー&歪みのあるライン装飾、ブラックベース×カラフルなフラワー柄、スカーフ風の風景画をプリントしたシルクサテン、ハリコシのある素材感やサイドにプリーツをあしらったデザインなど。

出典:Trendstop

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▼注目スカート2:ミニ丈
16春夏にじわじわと復活傾向が見られたミニ丈が今シーズンはバリエーションを拡大。ハイウエスト×ファンシーツイード風のジャージー素材、縮絨ウールのシンプルな台形、ジャージー素材のボックスプリーツ、プリントシフォンのフレアなど。

出典:Trendstop

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パンツ全体傾向

ここ数年シーズンを問わず継続しているワイドシルエットは根強く継続が見られたものの、ストリートカジュアルやスポーティなムードの拡大が顕著かつ新鮮みが感じられた。

▼注目パンツ1:レザー
15秋冬~16春夏にも見られたが、今シーズンは勢いが増した印象。クロップド丈が多く、スリム、ストレート、テーパードなど様々なシルエットが見られた。ブラックレザーが最も多かったが、グロッシーなパテントレザーはブラックのみならず、レッドやブラウン、ネイビーなどカラーバリエーションが見られた。ロマンティックブラウスとの折衷スタイルも目立った。

出典:Trendstop

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▼注目パンツ2:ジョッパーズ&テーパード
腰まわりにボリュームがあり、裾にかけてすぼまったシルエットのジョッパーズやテーパードが久々に登場した。クロップド丈が主流。トラッドなムードのチェック柄ウール、ミリタリー調、配色を効かせたボウベルト、ストライプ柄ウール、共ベルト付きのやや細身のシルエットなど。

出典:Trendstop

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▼注目パンツ3:クロップド丈
15秋冬~16春夏に比べ再び拡大傾向となった。かっちりとしたデザインも見られたが、カジュアルな着こなしが主流。クラシカルなジャカード素材のセミワイド、薄手素材×センタープレス&ダブル裾、刺繍模様の入ったカラーデニム、マスキュリンなスラックス風、アニマル柄のスリムシルエットなど。

出典:Trendstop

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以上、2016AWのレディース注目ボトムスでした。

今回で2016AWトレンド情報は完了となり、次回はリゾートコレクションから、2017SSレディースのカラートレンド情報をご紹介する予定です。

どうぞお楽しみに。

2016/11/25

【アイテムトレンド/2016AWレディース】16年秋冬におけるレディース注目ワンピース・ドレス(4大コレクション分析)


当社は15年以上に渡り四大コレクションを分析しており、カラー・素材・柄・アイテムなど、20以上のカテゴリ毎に今後のマストトレンドを予測し、クライアント様へ情報提供を行っています。また消費者の価値観や市場環境の変化など、マーケット分析も実施しています。当ブログでは、クライアント様への情報提供後、その内容から一部分を抜粋した形で読者の皆様にお伝えします。 なお、より詳細で鮮度の高い情報や、その他ブランド開発・ディレクション作成・商品企画についてのご相談は当社ホームページよりお問い合わせ下さい。


引き続き4大コレクションの分析結果から、2016年秋冬のアイテムトレンド情報をご紹介します。今回は2016AWシーズンの注目ワンピース・ドレスです。
(その他の2016AW情報はこちら


ワンピース・ドレス全体傾向

15秋冬~16春夏からの継続要素が目立つが、着こなしにストリートカジュアルやタッキーなムードが強く、変化が感じられた。ミニ丈のバリエーションが増えたが、主流は引き続き膝丈~ミディ丈。その他、きらめき素材やアシンメトリーなヘムラインが多く見られた。

▼注目ワンピース・ドレス1:スリップドレス
16春夏の90’sリバイバルが継続。象徴的なアイテムであるスリップドレスが今シーズンも多彩に登場。着こなしには変化が見られ、ニットトップスやシャツをインナーに重ね着する提案が目立った他、レッグウェアやシューズにストリートカジュアルのエッセンスを取り入れたスタイリングが増加。

出典:Trendstop

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▼注目ワンピース・ドレス2:ニットワンピース
15秋冬~16春夏に引き続き、バリエーションが豊富に見られた。フェミニンなフリル&ラッフル装飾、オフショルダー風の編み地切り替え、グラフィカルな編み地切り替えやカットアウト、ラメ混ニットのプリーツドレス、ケーブルニットのルーミーなシルエット&長い袖丈など。

出典:Trendstop

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▼注目ワンピース・ドレス3:ミディ丈ワンピース
15秋冬~16春夏に引き続き、バリエーションが豊富に見られたが、70’s調のボヘミアンテイストは衰退。ラグジュアリーな素材感や装飾性を取り入れつつ、カジュアルに着こなす提案が目立った。装飾性の高いジャカードやブロケード、とろみのあるシルクシフォンなどのエレガントなドレスにカジュアルなソックスやタイツをスタイリング。その他、タッキーなムードの異素材切り替えなど。

出典:Trendstop

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以上、2016AWのレディース注目ワンピース・ドレスでした。

次回は同じく4大コレクションから、2016AWレディースのボトムストレンド情報をご紹介する予定です。

どうぞお楽しみに。

2016/11/18

【アイテムトレンド/2016AWレディース】16年秋冬におけるレディース注目アウター(4大コレクション分析)


当社は15年以上に渡り四大コレクションを分析しており、カラー・素材・柄・アイテムなど、20以上のカテゴリ毎に今後のマストトレンドを予測し、クライアント様へ情報提供を行っています。また消費者の価値観や市場環境の変化など、マーケット分析も実施しています。当ブログでは、クライアント様への情報提供後、その内容から一部分を抜粋した形で読者の皆様にお伝えします。 なお、より詳細で鮮度の高い情報や、その他ブランド開発・ディレクション作成・商品企画についてのご相談は当社ホームページよりお問い合わせ下さい。


引き続き4大コレクションの分析結果から、2016年秋冬のアイテムトレンド情報をご紹介します。今回は2016AWシーズンの注目アウターです。
(その他の2016AW情報はこちら


コート全体傾向

膝丈~ミディ丈のボクシーシルエットやウエストをベルトで絞ったスタイリングが多く見られた。縮絨をかけたフラットウールやソフトな風合いの微起毛ウールが主流だが、ファーやレザーなどシーズンレスに登場しているラグジュアリーな素材感も引き続き目立つ。また、防寒性の高いパフィコートの増加が顕著だった。

▼注目コート1:チェック柄ウールコート
16プレフォールからすでにトレンドに浮上していたが、最もバリエーションが多彩に見られた。タッキーなムードでインナーにも柄物を合わせたパターン・オン・パターンの着こなしが目立つ。レザーベルトや共ベルトでウエストを絞ったスタイルや、テーラードカラーのAラインが多かった。

出典:Trendstop

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▼注目コート2:ミリタリーコート
15秋冬にも見られたクラシックミリタリーを背景としたオフィサーコートのバリエーションが非常に多く見られた。メルトンやローデンクロス、ネイビー、カーキ、メタルボタンなど、ミリタリーウェアの王道的な要素が明解に取り入れられている。ミディ丈~ロング丈が主流。

出典:Trendstop

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ジャケット&ブルゾン全体傾向

16春夏からの流れを継承し、15秋冬に比べるとカジュアル&ユーティリティの要素が際立っていた。デザイン自体はスタンダードなものが多いが、柄や素材感でベーシックなムードを払拭している。

▼注目ジャケット1:テーラードジャケット
今シーズンはベーシックなデザイン×柄生地の組み合わせが多かった。花柄やストライプ柄のジャカードやチェック柄ウール等のほか、オーセンティックなネイビーやブラックのジャケットを折衷スタイルに取り入れたり、配色トリミングやエンブレムの付いたスクールブレザーが登場した。

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▼注目ジャケット2:レザー&バイカーズジャケット
ストリートカジュアルの要素が強く見られた。15秋冬~16春夏に引き続き、バイカーズジャケットのバリエーションが非常に多い。キルティングレザーやパテントレザーのGジャン型、ワッペン装飾のブラックレザーバイカーズ、アニマル柄ファーを襟にあしらったカラーレザーのバイカーズなど。

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▼注目ジャケット3:ミリタリージャケット
コート同様、ジャケットにもクラシックミリタリーの影響が色濃く見られた。ネイビーやカーキ、モノトーンが目立った他、グログランリボンの装飾やコード刺繍、メタルボタンなどが特徴的。一方、よりリアル&カジュアルにユーティリティムードを表現したシンプルなデザインも見られた。

出典:Trendstop

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以上、2016AWのレディース注目アウターでした。

次回は同じく4大コレクションから、2016AWレディースのワンピーストレンド情報をご紹介する予定です。

どうぞお楽しみに。

2016/11/10

【柄トレンド/2016AWレディース】16年秋冬におけるレディース注目パターン・柄Vol.2(4大コレクション分析)


当社は15年以上に渡り四大コレクションを分析しており、カラー・素材・柄・アイテムなど、20以上のカテゴリ毎に今後のマストトレンドを予測し、クライアント様へ情報提供を行っています。また消費者の価値観や市場環境の変化など、マーケット分析も実施しています。当ブログでは、クライアント様への情報提供後、その内容から一部分を抜粋した形で読者の皆様にお伝えします。 なお、より詳細で鮮度の高い情報や、その他ブランド開発・ディレクション作成・商品企画についてのご相談は当社ホームページよりお問い合わせ下さい。


引き続き4大コレクションの分析結果から、2016年秋冬のレディーストレンド情報をご紹介します。
今回は2016AWシーズンの注目パターン・柄Vol.2です。
(その他の2016AW情報はこちら


注目パターン・柄1:アニマル(模様)

毛足の短いファーやジャカードに見られた。継続トレンドだがタッキーなムードの折衷スタイルには欠かせないインパクトのある柄。

レオパードの他、チーター、ジャガー、タイガーなどのバリエーションが豊富だった。

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注目パターン・柄2:アニマル(具象)

斑点模様のみならず、今シーズンは動物や鳥の具象柄が多く見られた。

イラスト柄の他、シルエットと斑点を組み合わせた柄も見られた。

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注目パターン・柄3:ドット&サークル

モダンなムードのモノトーン配色や大小を組み合わせたパッチワーク、シャーリングで歪ませたスタンダードなポルカドット、パールのイラストで表現されたドットなど。

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注目パターン・柄4:ポップ

ミスマッチ感覚で取り入れるキッチュ&ポップな柄のバリエーション。星やハートのモチーフが目立った他、アニメのキャラクター風動物柄など。大胆な配色もポイント。

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注目パターン・柄5:ジオメトリック

20~30’sのバウハウスや60~70’sのサイケデリックなオプアートを彷彿とさせるインパクトの強い幾何学柄のバリエーションが見られた。

モノトーン配色や円、四角、矢羽根模様、マルチカラー配色など。

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以上、2016AWのレディース注目パターン・柄Vol.2でした。

次回は同じく4大コレクションから、2016AWのレディースアウタートレンド情報をご紹介する予定です。

どうぞお楽しみに。