About "Style-Lab"

"Style-Lab"は Kuriyama R&D Office(旧、株式会社プレール)が運営するファッショントレンド情報ブログです。最新コレクション情報やマーケット動向、注目ブランド、流行色など、ファッションビジネスに携わる方々に有益な情報をお届けします。

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2016/12/02

【アイテムトレンド/2016AWレディース】16年秋冬におけるレディース注目スカート・パンツ(4大コレクション分析)


当社は15年以上に渡り四大コレクションを分析しており、カラー・素材・柄・アイテムなど、20以上のカテゴリ毎に今後のマストトレンドを予測し、クライアント様へ情報提供を行っています。また消費者の価値観や市場環境の変化など、マーケット分析も実施しています。当ブログでは、クライアント様への情報提供後、その内容から一部分を抜粋した形で読者の皆様にお伝えします。 なお、より詳細で鮮度の高い情報や、その他ブランド開発・ディレクション作成・商品企画についてのご相談は当社ホームページよりお問い合わせ下さい。


引き続き4大コレクションの分析結果から、2016年秋冬のアイテムトレンド情報をご紹介します。今回は2016AWシーズンの注目ボトムスです。
(その他の2016AW情報はこちら


スカート全体傾向

依然として膝丈~ミディ丈の占める割合が大きいものの、ミニ丈の拡大が顕著に見られた。フェミニンなデザインは継続が見られるが、ストリートカジュアルのタフ&ハードなムードも重要な要素。

▼注目スカート1:膝丈~ミディ丈プリーツ
15秋冬~16春夏に引き続き登場。グラフィカルなアレンジや柄生地など。部分シアー&歪みのあるライン装飾、ブラックベース×カラフルなフラワー柄、スカーフ風の風景画をプリントしたシルクサテン、ハリコシのある素材感やサイドにプリーツをあしらったデザインなど。

出典:Trendstop

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▼注目スカート2:ミニ丈
16春夏にじわじわと復活傾向が見られたミニ丈が今シーズンはバリエーションを拡大。ハイウエスト×ファンシーツイード風のジャージー素材、縮絨ウールのシンプルな台形、ジャージー素材のボックスプリーツ、プリントシフォンのフレアなど。

出典:Trendstop

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パンツ全体傾向

ここ数年シーズンを問わず継続しているワイドシルエットは根強く継続が見られたものの、ストリートカジュアルやスポーティなムードの拡大が顕著かつ新鮮みが感じられた。

▼注目パンツ1:レザー
15秋冬~16春夏にも見られたが、今シーズンは勢いが増した印象。クロップド丈が多く、スリム、ストレート、テーパードなど様々なシルエットが見られた。ブラックレザーが最も多かったが、グロッシーなパテントレザーはブラックのみならず、レッドやブラウン、ネイビーなどカラーバリエーションが見られた。ロマンティックブラウスとの折衷スタイルも目立った。

出典:Trendstop

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▼注目パンツ2:ジョッパーズ&テーパード
腰まわりにボリュームがあり、裾にかけてすぼまったシルエットのジョッパーズやテーパードが久々に登場した。クロップド丈が主流。トラッドなムードのチェック柄ウール、ミリタリー調、配色を効かせたボウベルト、ストライプ柄ウール、共ベルト付きのやや細身のシルエットなど。

出典:Trendstop

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▼注目パンツ3:クロップド丈
15秋冬~16春夏に比べ再び拡大傾向となった。かっちりとしたデザインも見られたが、カジュアルな着こなしが主流。クラシカルなジャカード素材のセミワイド、薄手素材×センタープレス&ダブル裾、刺繍模様の入ったカラーデニム、マスキュリンなスラックス風、アニマル柄のスリムシルエットなど。

出典:Trendstop

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以上、2016AWのレディース注目ボトムスでした。

今回で2016AWトレンド情報は完了となり、次回はリゾートコレクションから、2017SSレディースのカラートレンド情報をご紹介する予定です。

どうぞお楽しみに。

2016/11/25

【アイテムトレンド/2016AWレディース】16年秋冬におけるレディース注目ワンピース・ドレス(4大コレクション分析)


当社は15年以上に渡り四大コレクションを分析しており、カラー・素材・柄・アイテムなど、20以上のカテゴリ毎に今後のマストトレンドを予測し、クライアント様へ情報提供を行っています。また消費者の価値観や市場環境の変化など、マーケット分析も実施しています。当ブログでは、クライアント様への情報提供後、その内容から一部分を抜粋した形で読者の皆様にお伝えします。 なお、より詳細で鮮度の高い情報や、その他ブランド開発・ディレクション作成・商品企画についてのご相談は当社ホームページよりお問い合わせ下さい。


引き続き4大コレクションの分析結果から、2016年秋冬のアイテムトレンド情報をご紹介します。今回は2016AWシーズンの注目ワンピース・ドレスです。
(その他の2016AW情報はこちら


ワンピース・ドレス全体傾向

15秋冬~16春夏からの継続要素が目立つが、着こなしにストリートカジュアルやタッキーなムードが強く、変化が感じられた。ミニ丈のバリエーションが増えたが、主流は引き続き膝丈~ミディ丈。その他、きらめき素材やアシンメトリーなヘムラインが多く見られた。

▼注目ワンピース・ドレス1:スリップドレス
16春夏の90’sリバイバルが継続。象徴的なアイテムであるスリップドレスが今シーズンも多彩に登場。着こなしには変化が見られ、ニットトップスやシャツをインナーに重ね着する提案が目立った他、レッグウェアやシューズにストリートカジュアルのエッセンスを取り入れたスタイリングが増加。

出典:Trendstop

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▼注目ワンピース・ドレス2:ニットワンピース
15秋冬~16春夏に引き続き、バリエーションが豊富に見られた。フェミニンなフリル&ラッフル装飾、オフショルダー風の編み地切り替え、グラフィカルな編み地切り替えやカットアウト、ラメ混ニットのプリーツドレス、ケーブルニットのルーミーなシルエット&長い袖丈など。

出典:Trendstop

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▼注目ワンピース・ドレス3:ミディ丈ワンピース
15秋冬~16春夏に引き続き、バリエーションが豊富に見られたが、70’s調のボヘミアンテイストは衰退。ラグジュアリーな素材感や装飾性を取り入れつつ、カジュアルに着こなす提案が目立った。装飾性の高いジャカードやブロケード、とろみのあるシルクシフォンなどのエレガントなドレスにカジュアルなソックスやタイツをスタイリング。その他、タッキーなムードの異素材切り替えなど。

出典:Trendstop

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以上、2016AWのレディース注目ワンピース・ドレスでした。

次回は同じく4大コレクションから、2016AWレディースのボトムストレンド情報をご紹介する予定です。

どうぞお楽しみに。

2016/11/18

【アイテムトレンド/2016AWレディース】16年秋冬におけるレディース注目アウター(4大コレクション分析)


当社は15年以上に渡り四大コレクションを分析しており、カラー・素材・柄・アイテムなど、20以上のカテゴリ毎に今後のマストトレンドを予測し、クライアント様へ情報提供を行っています。また消費者の価値観や市場環境の変化など、マーケット分析も実施しています。当ブログでは、クライアント様への情報提供後、その内容から一部分を抜粋した形で読者の皆様にお伝えします。 なお、より詳細で鮮度の高い情報や、その他ブランド開発・ディレクション作成・商品企画についてのご相談は当社ホームページよりお問い合わせ下さい。


引き続き4大コレクションの分析結果から、2016年秋冬のアイテムトレンド情報をご紹介します。今回は2016AWシーズンの注目アウターです。
(その他の2016AW情報はこちら


コート全体傾向

膝丈~ミディ丈のボクシーシルエットやウエストをベルトで絞ったスタイリングが多く見られた。縮絨をかけたフラットウールやソフトな風合いの微起毛ウールが主流だが、ファーやレザーなどシーズンレスに登場しているラグジュアリーな素材感も引き続き目立つ。また、防寒性の高いパフィコートの増加が顕著だった。

▼注目コート1:チェック柄ウールコート
16プレフォールからすでにトレンドに浮上していたが、最もバリエーションが多彩に見られた。タッキーなムードでインナーにも柄物を合わせたパターン・オン・パターンの着こなしが目立つ。レザーベルトや共ベルトでウエストを絞ったスタイルや、テーラードカラーのAラインが多かった。

出典:Trendstop

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▼注目コート2:ミリタリーコート
15秋冬にも見られたクラシックミリタリーを背景としたオフィサーコートのバリエーションが非常に多く見られた。メルトンやローデンクロス、ネイビー、カーキ、メタルボタンなど、ミリタリーウェアの王道的な要素が明解に取り入れられている。ミディ丈~ロング丈が主流。

出典:Trendstop

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ジャケット&ブルゾン全体傾向

16春夏からの流れを継承し、15秋冬に比べるとカジュアル&ユーティリティの要素が際立っていた。デザイン自体はスタンダードなものが多いが、柄や素材感でベーシックなムードを払拭している。

▼注目ジャケット1:テーラードジャケット
今シーズンはベーシックなデザイン×柄生地の組み合わせが多かった。花柄やストライプ柄のジャカードやチェック柄ウール等のほか、オーセンティックなネイビーやブラックのジャケットを折衷スタイルに取り入れたり、配色トリミングやエンブレムの付いたスクールブレザーが登場した。

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▼注目ジャケット2:レザー&バイカーズジャケット
ストリートカジュアルの要素が強く見られた。15秋冬~16春夏に引き続き、バイカーズジャケットのバリエーションが非常に多い。キルティングレザーやパテントレザーのGジャン型、ワッペン装飾のブラックレザーバイカーズ、アニマル柄ファーを襟にあしらったカラーレザーのバイカーズなど。

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▼注目ジャケット3:ミリタリージャケット
コート同様、ジャケットにもクラシックミリタリーの影響が色濃く見られた。ネイビーやカーキ、モノトーンが目立った他、グログランリボンの装飾やコード刺繍、メタルボタンなどが特徴的。一方、よりリアル&カジュアルにユーティリティムードを表現したシンプルなデザインも見られた。

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以上、2016AWのレディース注目アウターでした。

次回は同じく4大コレクションから、2016AWレディースのワンピーストレンド情報をご紹介する予定です。

どうぞお楽しみに。

2016/11/10

【柄トレンド/2016AWレディース】16年秋冬におけるレディース注目パターン・柄Vol.2(4大コレクション分析)


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今回は2016AWシーズンの注目パターン・柄Vol.2です。
(その他の2016AW情報はこちら


注目パターン・柄1:アニマル(模様)

毛足の短いファーやジャカードに見られた。継続トレンドだがタッキーなムードの折衷スタイルには欠かせないインパクトのある柄。

レオパードの他、チーター、ジャガー、タイガーなどのバリエーションが豊富だった。

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注目パターン・柄2:アニマル(具象)

斑点模様のみならず、今シーズンは動物や鳥の具象柄が多く見られた。

イラスト柄の他、シルエットと斑点を組み合わせた柄も見られた。

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注目パターン・柄3:ドット&サークル

モダンなムードのモノトーン配色や大小を組み合わせたパッチワーク、シャーリングで歪ませたスタンダードなポルカドット、パールのイラストで表現されたドットなど。

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注目パターン・柄4:ポップ

ミスマッチ感覚で取り入れるキッチュ&ポップな柄のバリエーション。星やハートのモチーフが目立った他、アニメのキャラクター風動物柄など。大胆な配色もポイント。

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注目パターン・柄5:ジオメトリック

20~30’sのバウハウスや60~70’sのサイケデリックなオプアートを彷彿とさせるインパクトの強い幾何学柄のバリエーションが見られた。

モノトーン配色や円、四角、矢羽根模様、マルチカラー配色など。

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以上、2016AWのレディース注目パターン・柄Vol.2でした。

次回は同じく4大コレクションから、2016AWのレディースアウタートレンド情報をご紹介する予定です。

どうぞお楽しみに。

2016/11/04

【柄トレンド/2016AWレディース】16年秋冬におけるレディース注目パターン・柄Vol.1(4大コレクション分析)


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今回は2016AWシーズンの注目パターン・柄Vol.1です。
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注目パターン・柄1:チェック

15秋冬にも見られたメンズテーラリングや英国調を背景としたトラッドなムードのチェックが継続。

さらに、90’sトレンドのリバイバルを背景としたストリートカジュアルと結びついたチェック柄の広がりも見られた。また、マルチカラー配色や大きな柄ゆきも目立った。

▼ブロックチェック
90’sトレンドのグランジテイストを背景に、アクセントカラー×ブラックのバッファローチェックが目立った。また、ダークトーンやトーナル配色のブロックチェックが見られた。

出典:Trendstop

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▼マルチカラー/ビッグスケールチェック
スタンダードな柄をマルチカラー配色でモダンにアレンジしたり、大きく引き伸してトラッドなムードを払拭する柄表現が見られた。柄がにじんで見えるオンブレー効果や起毛加工、コントラストを効かせたアクセントラインの入った柄も目立った。

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注目パターン・柄2:ストライプ

15秋冬~16春夏に引き続き、様々なアイテムに登場。色数を抑えたシンプルな柄表現が主流に。

16春夏に多かったボールドストライプに代わり、ピッチの狭い柄が目立った。マスキュリンなムードやクリーンなムードが多く見られたが、デカダントなムードやプレッピー調の柄も登場した。

▼ペンシル/ピン/チョークストライプ
16春夏にも見られたメンズテーラリング風のネイビーやグレーをベースにした細い白線ストライプのバリエーションが拡大した。スーツやパンツが主流だが、ドレスにも使われマスキュリンなムードを演出した。

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▼ダークカラー/モノトーンストライプ
16春夏に目立ったホワイト配色のマリンストライプに代わり、今シーズンはブラックやダークカラーを使ったバイカラーストライプが多かった他、シアトリカルなムードのモノトーン配色も見られた。

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注目パターン・柄3:フラワー

ダークロマンティックやシュールレアリズムの影響が目立った一方、正統派ロマンティックや可憐なフェミニンムードを反映した柄ゆきも多かった。

単純化されたモチーフも一部には見られたが、全体的には写実的に描かれた柄ゆきが主流。

▼絵画タッチ&大柄フラワー
大きなキャンバスに大胆に描かれた絵画風のような、写実的な絵柄のパネルプリントが見られた。また、大きな柄ゆきも多く、転写のようなリアルタッチのバラやブーケのような多種類の花々を描いたインパクトの大きなフラワー柄も多かった。

出典:Trendstop

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▼小花柄
16春夏に復活傾向が見られた小花柄がさらに拡大。花で埋めつくされた余白の少ない柄表現が目立った。ダークカラーベースのマルチカラー配色やシックなモノトーン配色など。

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以上、2016AWのレディース注目パターン・柄Vol.1でした。

次回は同じく4大コレクションから、2016AWのレディース柄トレンド情報Vol.2をご紹介する予定です。

どうぞお楽しみに。