About "Style-Lab"

"Style-Lab"は Kuriyama R&D Office(旧、株式会社プレール)が運営するファッショントレンド情報ブログです。最新コレクション情報やマーケット動向、注目ブランド、流行色など、ファッションビジネスに携わる方々に有益な情報をお届けします。

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2020/05/25

【アイテムトレンド/2020AWレディース】20年秋冬におけるレディース注目アウター(プレフォールコレクション分析)


当社は約30年に渡り四大コレクションを始めとした各種ファッショントレンドを分析しており、カラー・素材・柄・アイテムなど、20以上のカテゴリ毎に今後のマストトレンドを予測し、クライアント様へ情報提供を行っています。また消費者の価値観や市場環境の変化など、マーケット分析も実施しています。当ブログでは、クライアント様への情報提供後、その内容から一部分を抜粋した形で読者の皆様にお伝えします。 なお、より詳細で鮮度の高い情報や、その他ブランド開発・ディレクション作成・商品企画についてのご相談は当社ホームページよりお問い合わせ下さい。

引き続きプレフォールコレクションの分析結果をもとにした、2020AWのレディーストレンド情報をご紹介します。今回のテーマは2020AWシーズンの注目アウターです。
(その他の2020AWトレンド情報はこちら


コート総括

膝丈~ミディ丈のボクシーシルエットやAライン、テーラードカラーが主流。ハリコシのあるコットンやオーセンティックなウール素材が目立ったが、レザーやダウン&中綿の出現率も高かった。


注目コート1:レザー

カラー、デザインに多彩なバリエーションが見られた。しなやかなソフトレザーが最も多く使われたが、ナチュラルカラーのスエードや、表革×スエードのダブルフェイスも登場。共ベルト付きやジップアップなども見られた。

出典:Trendstop

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注目コート2:トレンチ

アレンジデザインよりもオーセンティック&ベーシックなデザインが主流。クリスプコットンのベージュカラーが目立った他、ダークトーンやシックなカラーが多かった。一部にはフラットウールも登場。

出典:Trendstop

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注目コート3:パフィ

ダウンや中綿入りの防寒性に優れた非ウール系コートの出現率が高かった。膝丈~ミディ丈が主流。ベーシックカラーの無地の他、柄生地も見られた。

出典:Trendstop

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ジャケット総括

テーラードジャケットの出現率は変わらず高かったが、アウトドアウェア風やヴィンテージ調のカジュアルなジャケットのバリエーションの拡大が顕著に見られた。


注目ジャケット1:パフィ

ボリューム感たっぷりのシルエットが特徴的なショートダウンジャケットが非常に多く見られた。ピンクや赤といったフェミニンなカラーが目立った。また、ダウンに比べると少数派だが、薄手のキルティングジャケットも一部に見られた。

出典:Trendstop

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注目ジャケット2:テーラード

梳毛ウールやジャカード生地、ツイードウールなどで登場。ダブルブレストがやや優勢。マニッシュなボクシーシルエットに加え、ミッドセンチュリー調のコンパクトなシルエットやクロップトスリーブが登場。

出典:Trendstop

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注目ジャケット3:レザー

ステンカラーのコンパクトシルエットやスポーティなリブニット使い、マニッシュなボマージャケット風、ユーティリティジャケット型など、多彩なバリエーションが登場。ベーシックデザインのライダースジャケットはブラックレザーの他、レッドやピンクといったフェミニンなカラーが見られた。

出典:Trendstop

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以上、2020AWのレディース注目アウターでした。

次回も同じくプレフォールコレクションより、2020AWレディースのワンピース・ニットトレンド情報をご紹介する予定です。

どうぞお楽しみに。

2020/05/18

【素材・柄トレンド/2020AWレディース】20年秋冬におけるレディース注目素材・柄(プレフォールコレクション分析)


当社は約30年に渡り四大コレクションを始めとした各種ファッショントレンドを分析しており、カラー・素材・柄・アイテムなど、20以上のカテゴリ毎に今後のマストトレンドを予測し、クライアント様へ情報提供を行っています。また消費者の価値観や市場環境の変化など、マーケット分析も実施しています。当ブログでは、クライアント様への情報提供後、その内容から一部分を抜粋した形で読者の皆様にお伝えします。 なお、より詳細で鮮度の高い情報や、その他ブランド開発・ディレクション作成・商品企画についてのご相談は当社ホームページよりお問い合わせ下さい。

引き続きプレフォールコレクションの分析結果をもとにした、2020AWのレディーストレンド情報をご紹介します。今回のテーマは2020AWシーズンの注目素材および柄です。
(その他の2020AWトレンド情報はこちら


素材総括

▼共通するキーワード
・光沢 ・フォークロア&ウエスタン ・フェミニン&ロマンティック ・装飾性 ・ユーティリティ ・クラシカル ・トラッド ・起毛 ・凹凸 ・ハリコシ


注目素材1:レザー

薄手~中肉厚、しなやかな質感やグロッシーな光沢を持つ表面感が主流。ナチュラルなブラウン系のカラーが多く見られた他、セクシーなムードではブラックやレッドも多かった。一部にはマットな質感も見られた。また、表革に比べ出現率は低かったものの、フォークロア&ウエスタンの要素としてスエードも重要度が高い。

出典:Trendstop

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注目素材2:レース

シアー感の強いチュールレース系やセクシーなブラックレースがやや減少。肉厚で凹凸感のあるコードレースやモチーフレースのバリエーションが拡大。また、アイレットレース系のコットンレースもホワイトやベージュを基調に登場。

出典:Trendstop

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注目素材3:デニム

わずかに色落ちさせた濃色でヘヴィーオンスのデニムが目立った。その他、柔らかくしなやかなライトオンスのブルーデニムや、ラフなムードのストーンウォッシュ、フェミニンなカラーデニムなどのバリエーションが見られた。

出典:Trendstop

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柄総括

▼共通するキーワード:
・クラシカル ・トラッド ・フェミニン&ロマンティック ・ガーリー ・グラフィカル ・ネイチャー ・レトロ ・アートタッチ ・ミリタリー


注目柄1:チェック

コンビネーションチェックやマニッシュなテーラリングを思わせるハウンドトゥース、ウィンドーペン、ガンクラブなどが主流。モノトーンやブラウン系の配色が目立った。その他、マルチカラー配色や色数を抑えたタータン、ギンガムのバリエーションなど。また、チェックの柄生地に刺繍加工を施す手法が目立った。

出典:Trendstop

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注目柄2:フラワー

マルチカラー配色の中花が主流だったが、可憐な小花柄や儚げな野花モチーフも目立った。その他、アートタッチな大花やタイポグラフィとの組み合わせ、大きなパネル柄などが見られた。

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注目柄3:ストライプ

レジメンタル風のコンビネーションストライプが多く見られた他、マスキュリンなムードのダブルストライプやハンドクラフトタッチ、フォークロア調、ホワイト配色の等幅ストライプなど。ベージュやグレー、ブラックといったベーシックカラーが多く見られた。

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以上、2020AWのレディース注目素材および柄でした。

次回も同じくプレフォールコレクションより、2020AWレディースのアウタートレンド情報をご紹介する予定です。

どうぞお楽しみに。

2020/05/11

【カラートレンド/2020AWレディース】20年秋冬におけるレディース注目カラー・流行色(プレフォールコレクション分析)


当社は約30年に渡り四大コレクションを始めとした各種ファッショントレンドを分析しており、カラー・素材・柄・アイテムなど、20以上のカテゴリ毎に今後のマストトレンドを予測し、クライアント様へ情報提供を行っています。また消費者の価値観や市場環境の変化など、マーケット分析も実施しています。当ブログでは、クライアント様への情報提供後、その内容から一部分を抜粋した形で読者の皆様にお伝えします。 なお、より詳細で鮮度の高い情報や、その他ブランド開発・ディレクション作成・商品企画についてのご相談は当社ホームページよりお問い合わせ下さい。

今回より、プレフォールコレクションの分析結果をもとにした、2020AWのレディーストレンド情報をご紹介します。初回のテーマは2020AWシーズンの注目カラーです。


カラー総括

淡いパステルトーンから深みのあるストロングカラー、鮮やかなビビッドカラーまで幅広い色調が登場。20春夏のトレンドカラーとして台頭したグリーンやブルーの出現率は引き続き高かったが、フェミニンなピンクやレッドも多彩な色調で存在感を再び示した。無彩色ではブラックの出現率が群を抜いて高く、配色でもブラックを取り入れたスタイルが目立った。


注目カラー1:マカロンカラー

中明度&中彩度の穏やかなトーンのフェミニンなカラーが幅広い色相で登場。特にピンクが目立った。

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注目カラー2:ホワイト

青味の強いケミカルホワイトや黄味の強いアイボリーは少なく、ピュアホワイトやオフホワイトが主流だった。

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注目カラー3:グレー

トップグレーからチャコールまで幅広く登場。ネップやツイード調の霜降りグレーが目立った。

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注目カラー4:ピンク

再び勢力を拡大。ソフトでロマンティックなムードから強さのあるセクシーなムードまで幅広く演出。

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注目カラー5:レッド

鮮やかなビビッドや深みのあるストロングが主流だが、シックなダークレッドのバリエーションも目立った。

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以上、2020AWのレディース注目カラーでした。

次回も同じくプレフォールコレクションより、2020AWレディースの素材・柄トレンド情報をご紹介する予定です。

どうぞお楽しみに。


2020/04/20

【アイテムトレンド/2020SSレディース】20年春夏におけるレディース注目バッグ・シューズ(4大コレクション分析)


当社は約30年に渡り四大コレクションを始めとした各種ファッショントレンドを分析しており、カラー・素材・柄・アイテムなど、20以上のカテゴリ毎に今後のマストトレンドを予測し、クライアント様へ情報提供を行っています。また消費者の価値観や市場環境の変化など、マーケット分析も実施しています。当ブログでは、クライアント様への情報提供後、その内容から一部分を抜粋した形で読者の皆様にお伝えします。 なお、より詳細で鮮度の高い情報や、その他ブランド開発・ディレクション作成・商品企画についてのご相談は当社ホームページよりお問い合わせ下さい。

引き続き4大コレクションの分析結果をもとにした、2020SSのレディーストレンド情報をご紹介します。今回のテーマは2020SSシーズンの注目バッグ・シューズです。
(その他の2020SSトレンド情報はこちら


バッグ総括

アクセサリー調のミニバッグから大容量のビッグサイズまで、幅広いバリエーションが見られた。トップハンドルのクラシカルなハンドバッグの減少が顕著。セミショルダーストラップを手に持ったハンドバッグ風のスタイリングが目立った。丸みを帯びた形状やソフトな素材感、天然素材の増加など、全体的に程良いリラックスムードやカジュアルさがキーとなった。


注目バッグ1:ホーボー

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注目バッグ2:巾着型

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注目バッグ3:マイクロバッグ

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シューズ総括

19春夏に比べ、ブーツが激減。サンダルのバリエーションが豊富に見られ、ミディヒールやフラットソールが主流となった。細いレザーストリングスを用いたデザインが目立ち、甲で交差したり足首に巻きつけたりしたレースアップが増加。パンプスは華奢なミディ~ハイヒールのポインテッドトゥが主流。スニーカーに代わりフラットシューズのバリエーションが拡大した。


注目シューズ1:ミディヒールサンダル

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注目シューズ2:フラットサンダル

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注目シューズ3:ハイヒールサンダル

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注目シューズ4:ヒールパンプス

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注目シューズ5:ヒールローファー

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以上、2020SSのレディース注目バッグ・シューズでした。

次回からはプレフォールコレクションの情報をもとにした、2020AWのレディーストレンド情報をご紹介する予定です。

どうぞお楽しみに。

2020/04/10

【アイテムトレンド/2020SSレディース】20年春夏におけるレディース注目パンツ・スカート(4大コレクション分析)


当社は約30年に渡り四大コレクションを始めとした各種ファッショントレンドを分析しており、カラー・素材・柄・アイテムなど、20以上のカテゴリ毎に今後のマストトレンドを予測し、クライアント様へ情報提供を行っています。また消費者の価値観や市場環境の変化など、マーケット分析も実施しています。当ブログでは、クライアント様への情報提供後、その内容から一部分を抜粋した形で読者の皆様にお伝えします。 なお、より詳細で鮮度の高い情報や、その他ブランド開発・ディレクション作成・商品企画についてのご相談は当社ホームページよりお問い合わせ下さい。

引き続き4大コレクションの分析結果をもとにした、2020SSのレディーストレンド情報をご紹介します。今回のテーマは2020SSシーズンの注目パンツ・スカートです。
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パンツ総括

スカートよりも出現率が圧倒的に高く、バリエーションも豊富に見られた。リラックスムードやカジュアルさがキーとなったが、ワイドシルエットは全体的には減少傾向となった。


注目パンツ1:ショートパンツ

19年春夏と同様、ゆとりのあるふんわりとしたシルエットが主流。ホワイト、ベージュ、ブラウンなどベーシックカラーが多く見られた。ペーパーバッグウエスト&タック、ロールアップした裾、レイヤードの着こなし、クチュールタッチの光沢素材など。

出典:Trendstop

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注目パンツ2:スラックス

19年春夏~秋冬に引き続き、メンズテーラリングの要素が強く見られた。ワイドシルエットはパンツ全体としては減少傾向だったが、スラックスではリラックスムードを背景にルーミーなシルエットが目立った。ピンストライプ、フェミニンなアクセントカラー、流麗感のある梳毛ウール、側章デザインなど。

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スカート総括

デザインのバリエーションに幅があまり見られなかった。膝下丈~ミディ丈が主流だったが、フレアスカートは減少傾向となった。


注目スカート1:ストレート&マーメイド

膝下丈のほっそりとしたシルエットのスカートが目立った。セクシーなスリットデザインが継続。裾に動きをもたせたマーメイドスカートも見られた。ネイチャーモチーフの大胆な柄生地、マスキュリンなテーラリング素材、光沢素材、イレギュラーヘムなど。

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注目スカート2:マイクロミニ丈

19年春夏~秋冬に見られたミニ丈スクエアに加え、シルエットにバリエーションが増加。ラップデザイン、控えめなフレアシルエット、ハイウエストのペグトップ、ティアードデザインのサーキュラースカートなど。

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注目スカート3:プリーツ

シーズンレスに根強く継続中。膝丈~ミディ丈が主流。ナチュラル&エスニックなムードと、コンサバティブなエレガンスの二極化が見られた。ハンドクラフトタッチのムラ染め生地、エスニックなストライプ柄、スリットデザイン、広幅のヒダ、エアリー&流麗感のある素材など。

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以上、2020SSのレディース注目パンツ・スカートでした。

次回も同じく4大コレクションより、2020SSレディースのバッグ・シューズトレンド情報をご紹介する予定です。

どうぞお楽しみに。