About "Style-Lab"

"Style-Lab"は Kuriyama R&D Office(旧、株式会社プレール)が運営するファッショントレンド情報ブログです。最新コレクション情報やマーケット動向、注目ブランド、流行色など、ファッションビジネスに携わる方々に有益な情報をお届けします。

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2020/04/08

【アイテムトレンド/2020SSレディース】20年春夏におけるレディース注目トップス(4大コレクション分析)


当社は約30年に渡り四大コレクションを始めとした各種ファッショントレンドを分析しており、カラー・素材・柄・アイテムなど、20以上のカテゴリ毎に今後のマストトレンドを予測し、クライアント様へ情報提供を行っています。また消費者の価値観や市場環境の変化など、マーケット分析も実施しています。当ブログでは、クライアント様への情報提供後、その内容から一部分を抜粋した形で読者の皆様にお伝えします。 なお、より詳細で鮮度の高い情報や、その他ブランド開発・ディレクション作成・商品企画についてのご相談は当社ホームページよりお問い合わせ下さい。

引き続き4大コレクションの分析結果をもとにした、2020SSのレディーストレンド情報をご紹介します。今回のテーマは2020SSシーズンの注目トップス(+ワンピース)です。
(その他の2020SSトレンド情報はこちら


トップス総括

ロマンティック&フェミニンなムードや、フォークロア&ハンドクラフトタッチの要素が目立った。全体的にはスポーティやストリートカジュアルはややダウントレンドだったものの、トップスにはそれらのムードが色濃く見られた。


注目トップス1:ロマンティックブラウス

19春夏~秋冬にはやや減少傾向が見られたが、今シーズンはロマンティック&フェミニンなムードが再燃。ボリューム感たっぷりのパフスリーブや大きなラッフルなど、クチュールタッチの高い意匠性がポイント。クリスプコットンやソフトなコットンのカットレース、フリル&ラッフル装飾、エアリー&シアーな素材、ペプラムデザインなど。

出典:Trendstop

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注目トップス2:クロップト丈

肌見せデザインとして、オフショルダーは19春夏に比べ激減。代わって丈の短いトップスで腹部を見せる着こなしが増加した。ケープ風のシルエット、ロマンティック&フェミニンなブラウス、ハンドクラフトタッチのレースパーツパッチワーク、ジャンパードレス風のスクエアネックなど。

出典:Trendstop

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注目トップス3:ポロ&スキッパー

スポーティなポロシャツ風のニットトップスやカットソートップスが久々に増加した。薄手のリブニットを用いたボディコンシャスなコンパクトシルエット、ラガーシャツ風、長めの半袖、ハリコシ素材、ニット×布帛の異素材切り替えなど。

出典:Trendstop

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ワンピース総括

ロマンティック&フェミニンなムードが非常に強かった。クチュールタッチのボリューム感のある装飾が目立った他、ナチュラルな素材感も多く見られた。その他、ユーティリティテイストやクラシカルなエレガンスもメイントレンドとして注目度が高かった。


注目ワンピース1:シアー

インナーやドレスを重ねたスタイリングが目立った。19春夏~秋冬に比べ、ブラックが減少。ホワイトやベージュ、パステルカラーなど、淡いカラーが主流となった。ハリコシのあるオーガンジーやエアリーなシフォンが多く使われた。チェック柄、マクラメニットのパーツ、ソフト構築シルエット、柄生地のレイヤードなど。

出典:Trendstop

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注目ワンピース2:シャツ

19春夏に比べ、ハリコシのあるコットン素材が増加。ユーティリティディテールを取り入れたデザインが多く見られた。ホワイト、ベージュ、グレーなどベーシックカラーや膝丈が目立った。リーンシルエット、サファリテイスト、アシンメトリーデザイン、ボリュームアクセント、プリーツ加工など。

出典:Trendstop

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注目ワンピース3:ロマンティック

根強く継続しているフェミニンなブラウスドレスに代わり、今シーズンはクチュールタッチの意匠性の高い装飾ディテールを取り入れたデザインが台頭。ロマンティックなムードがさらに強まった。また、ナチュラルなホワイトカラーのコットンやソフト&エアリーな素材感が非常に多く見られた。

出典:Trendstop

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以上、2020SSのレディース注目トップス・ワンピースでした。

次回も同じく4大コレクションより、2020SSレディースのパンツ・スカートトレンド情報をご紹介する予定です。

どうぞお楽しみに。

2020/04/03

【お知らせ】事務所移転のご報告


当ブログを運営する株式会社プレールより、事務所移転のご報告を差し上げます。

この度、株式会社プレールは事務所移転に伴い、
4月1日より下記住所にて営業を行っております。

当社取引先様、関係各社様、当社主催セミナーへのご参加者様、
ならびに当ブログのご愛読者様へ
改めて日ごろのご愛顧に厚くお礼申し上げますとともに、
今後とも変わらぬお付き合いのほどお願い申し上げます。

■新住所
〒211-0067
神奈川県川崎市中原区今井上町2-21 カスタリア武蔵小杉601
※東急東横線・目黒線/JR南武線 「武蔵小杉駅」徒歩8分



■電話番号
TEL:044-281-0254 FAX:044-281-0255

■新事務所での営業開始日
2020年4月1日(水)午前10時

2020/03/31

【アイテムトレンド/2020SSレディース】20年春夏におけるレディース注目アウター(4大コレクション分析)


当社は約20年に渡り四大コレクションを始めとした各種ファッショントレンドを分析しており、カラー・素材・柄・アイテムなど、20以上のカテゴリ毎に今後のマストトレンドを予測し、クライアント様へ情報提供を行っています。また消費者の価値観や市場環境の変化など、マーケット分析も実施しています。当ブログでは、クライアント様への情報提供後、その内容から一部分を抜粋した形で読者の皆様にお伝えします。 なお、より詳細で鮮度の高い情報や、その他ブランド開発・ディレクション作成・商品企画についてのご相談は当社ホームページよりお問い合わせ下さい。

引き続き4大コレクションの分析結果をもとにした、2020SSのレディーストレンド情報をご紹介します。今回のテーマは2020SSシーズンの注目アウターです。
(その他の2020SSトレンド情報はこちら


注目アウター1:テーラードコート

オーセンティックなトラッドアイテムとも言えるベーシックデザインや、ギャバジンやコットンサテンなどのハリコシ素材、ベージュカラーの出現率の高さが顕著に見られた。膝丈~ミディ丈が主流。アレンジデザインでは、ユーティリティディテールやフェミニンなアクセントを加えた手法が目立った。

出典:Trendstop

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注目アウター2:テーラードジャケット

スタンダードなサイズ感のシングルブレストが主流。70年代調のラペル幅の広い襟が目立った。梳毛ウール×シェルボタン、ベストとのセットアップ、レトロなムードの柄生地、トラッドなムードの強いネイビー×ゴールドメタルボタンのダブルブレストなど。

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注目アウター3:クロップト丈ジャケット

バランス変化を取り入れたボクシーシルエット×ショート丈のジャケットが目立った。テーラードカラーやジージャン型、トレンチをベースにしたデザインが主流。ホワイトやベージュ、ブラウンなどベーシックカラーが多く見られた。素材はキルティングやデニム、コットンギャバジンなど、ユーティリティ素材が目立った。

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注目アウター4:レザーコート

膝周辺丈のテーラードカラーやトレンチ型が主流。ヴィンテージクローズ風のくったりとしたソフトレザーが目立った他、グロッシーなツヤ感、発色の良いカラーレザー、パテントレザーなど、素材感のバリエーションが多彩に見られた。

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注目アウター5:ユーティリティコート

19春夏にも見られたユーティリティディテールやテクノタッチな軽量素材を取り入れたコートが再浮上。膝丈~ミディ丈が主流。ウエストをドローストリングスで絞ったデザインや、長めの袖丈が目立った。

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注目アウター6:ノーカラージャケット

19秋冬に引き続き、出現率が高かった。シャネルジャケット風のファンシーツイードや配色パイピングを用いたコンパクトシルエットが目立った。また、ショート丈や装飾性の高い刺繍が特徴的なマタドールジャケットが見られた。

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以上、2020SSのレディース注目アウターでした。

次回も同じく4大コレクションより、2020SSレディースのトップストレンド情報をご紹介する予定です。

どうぞお楽しみに。

2020/03/19

【素材・柄トレンド/2020SSレディース】20年春夏におけるレディース注目素材・柄(4大コレクション分析)


当社は約20年に渡り四大コレクションを始めとした各種ファッショントレンドを分析しており、カラー・素材・柄・アイテムなど、20以上のカテゴリ毎に今後のマストトレンドを予測し、クライアント様へ情報提供を行っています。また消費者の価値観や市場環境の変化など、マーケット分析も実施しています。当ブログでは、クライアント様への情報提供後、その内容から一部分を抜粋した形で読者の皆様にお伝えします。 なお、より詳細で鮮度の高い情報や、その他ブランド開発・ディレクション作成・商品企画についてのご相談は当社ホームページよりお問い合わせ下さい。

引き続き4大コレクションの分析結果をもとにした、2020SSのレディーストレンド情報をご紹介します。今回のテーマは2020SSシーズンの注目素材および柄です。
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注目素材1:デニム

濃色の生デニムよりもダメージ加工やウォッシュ加工で色を落としたライトブルー系が目立った。また、パッチワークやカラーブロックで異なるカラーを組み合わせた使い方も見られた。今シーズンはカラーデニムも多く、ホワイトデニムの後染めや、さらにウォッシュ加工を加えるなどの手法が目立った。

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注目素材2:ファンシーツイード

ドライタッチの糸を用いたサマーツイードが主流。コートやジャケット、ドレスを中心に登場。淡色ベースの軽やかなカラーやマルチカラー配色、シックなムードのモノトーンやニュートラルカラーが目立った。

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注目素材3:オーガンジー

クチュールタッチのボリューム感のある装飾的なディテールやソフト構築シルエットと共に増加傾向が見られた。ホワイトやベージュを代表としたニュートラルカラーやプリント柄が目立った。

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注目柄1:レトロフラワー

ミッドセンチュリー調のレトロなムードやデイジーモチーフが目立った。ブラックの線画でふちどられたマルチカラー配色や、マリークヮント風の単純化されたモチーフなど。

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注目柄2:ギンガムチェック

19春夏に引き続き、出現率が高かった。モノトーンや有彩色×ホワイトの配色が主流。ハリコシのあるコットンや合繊、エアリーなシフォンなどとの組み合わせで登場。

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注目柄3:コンビネーションストライプ

異なる線幅を組み合わせたコンビネーション柄が継続。ホワイトベースが
圧倒的に多く、中でもモノトーン配色が最も出現率が高かった。

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以上、2020SSのレディース注目素材および柄でした。

次回も同じく4大コレクションより、2020SSレディースのアウタートレンド情報をご紹介する予定です。

どうぞお楽しみに。

2020/03/11

【カラートレンド/2020SSレディース】20年春夏におけるレディース注目カラー・流行色(4大コレクション分析)


当社は約20年に渡り四大コレクションを始めとした各種ファッショントレンドを分析しており、カラー・素材・柄・アイテムなど、20以上のカテゴリ毎に今後のマストトレンドを予測し、クライアント様へ情報提供を行っています。また消費者の価値観や市場環境の変化など、マーケット分析も実施しています。当ブログでは、クライアント様への情報提供後、その内容から一部分を抜粋した形で読者の皆様にお伝えします。 なお、より詳細で鮮度の高い情報や、その他ブランド開発・ディレクション作成・商品企画についてのご相談は当社ホームページよりお問い合わせ下さい。

今回より、4大コレクションの分析結果をもとにした、2020SSのレディーストレンド情報をご紹介します。初回のテーマは2020SSシーズンの注目カラーです。
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注目カラー1:ビビッド

19春夏に比べネオンカラーは激減したが、鮮やかなビビッドカラーは19春夏~秋冬に引き続き非常に多く見られた。色相は寒色から中性色、暖色と幅広かったが、特にフューシャピンクやホットピンクは出現率が高かった。

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注目カラー2:スモーキーパステル

パステルトーンは19春夏に比べ、くすみのあるスモーキーなトーンが主流だった。寒色から中性色が中心。チョークブルー、シルバーグリーン、ストロー、シェルピンク、ローズミストなど。

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注目カラー3:アース&ニュートラルカラー

くすみのあるベージュやブラウン、グリーンなど、大地や植物を思わせるアースカラーが19春夏に引き続き登場。また、19秋冬に引き続きニュートラルカラーの出現率も高く、グレーはライトからダークまで幅広いトーンが見られた。

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注目カラー4:グリーン

19春夏~秋冬にも増加傾向だったグリーンが、今シーズンはネイチャームードの台頭を背景にメイントレンドへと浮上。トーンや明度、彩度も幅広く、多彩なバリエーションが見られた。明るいミントやエメラルド、黄みがかったパロット、くすんだシトロンやモス、深みのあるフォレストやハンターなど。

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注目カラー5:イエロー

19春夏~秋冬に引き続き、出現率が高かった。ペール、ビビッド、ダスティと、トーンのバリエーションも多彩。爽やかなレモンシャーベットやクリーム、カナリア。ビビッドなバナナ、ヨーク、サフラン。くすみのあるラフィアやアニスなど。

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以上、2020SSのレディース注目カラーでした。

次回も同じく4大コレクションより、2020SSレディースの素材・柄トレンド情報をご紹介する予定です。

どうぞお楽しみに。