引き続き4大コレクションの分析結果から、2016年秋冬のレディーストレンド情報をご紹介します。
今回は2016AWシーズンの注目パターン・柄Vol.1です。
(その他の2016AW情報はこちら)
15秋冬にも見られたメンズテーラリングや英国調を背景としたトラッドなムードのチェックが継続。
さらに、90’sトレンドのリバイバルを背景としたストリートカジュアルと結びついたチェック柄の広がりも見られた。また、マルチカラー配色や大きな柄ゆきも目立った。
▼ブロックチェック
90’sトレンドのグランジテイストを背景に、アクセントカラー×ブラックのバッファローチェックが目立った。また、ダークトーンやトーナル配色のブロックチェックが見られた。
出典:Trendstop
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▼マルチカラー/ビッグスケールチェック
スタンダードな柄をマルチカラー配色でモダンにアレンジしたり、大きく引き伸してトラッドなムードを払拭する柄表現が見られた。柄がにじんで見えるオンブレー効果や起毛加工、コントラストを効かせたアクセントラインの入った柄も目立った。
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15秋冬~16春夏に引き続き、様々なアイテムに登場。色数を抑えたシンプルな柄表現が主流に。
16春夏に多かったボールドストライプに代わり、ピッチの狭い柄が目立った。マスキュリンなムードやクリーンなムードが多く見られたが、デカダントなムードやプレッピー調の柄も登場した。
▼ペンシル/ピン/チョークストライプ
16春夏にも見られたメンズテーラリング風のネイビーやグレーをベースにした細い白線ストライプのバリエーションが拡大した。スーツやパンツが主流だが、ドレスにも使われマスキュリンなムードを演出した。
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▼ダークカラー/モノトーンストライプ
16春夏に目立ったホワイト配色のマリンストライプに代わり、今シーズンはブラックやダークカラーを使ったバイカラーストライプが多かった他、シアトリカルなムードのモノトーン配色も見られた。
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ダークロマンティックやシュールレアリズムの影響が目立った一方、正統派ロマンティックや可憐なフェミニンムードを反映した柄ゆきも多かった。
単純化されたモチーフも一部には見られたが、全体的には写実的に描かれた柄ゆきが主流。
▼絵画タッチ&大柄フラワー
大きなキャンバスに大胆に描かれた絵画風のような、写実的な絵柄のパネルプリントが見られた。また、大きな柄ゆきも多く、転写のようなリアルタッチのバラやブーケのような多種類の花々を描いたインパクトの大きなフラワー柄も多かった。
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▼小花柄
16春夏に復活傾向が見られた小花柄がさらに拡大。花で埋めつくされた余白の少ない柄表現が目立った。ダークカラーベースのマルチカラー配色やシックなモノトーン配色など。
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以上、2016AWのレディース注目パターン・柄Vol.1でした。
次回は同じく4大コレクションから、2016AWのレディース柄トレンド情報Vol.2をご紹介する予定です。
どうぞお楽しみに。