引き続き4大コレクションの分析結果から、2016年秋冬のレディーストレンド情報をご紹介します。
今回は2016AWシーズンの注目素材Vol.1です。
(その他の2016AW情報はこちら)
人工的で強烈な光沢感やストリートカジュアルに活躍するタフ&ハードなムード、70’sヴィンテージを彷彿とさせるタッキーなムードなどがポイント。
アウターやスキニーパンツが特に多かったが、その他にもドレスやスカートなど、フェミニンなアイテムにも使われた。リンクル加工やボンディング加工も見られた。
出典:Trendstop
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ここ数年シーズンレスに継続中。今シーズンもロマンティックなムードが継続し、多彩なバリエーションが見られたが、主流となったのは繊細な質感でシアー感の強いリバーレースやチュールレースなど。
その他、ルーレックス糸を使ったメタリックレースや重厚感のあるギュピールレースなど。
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15秋冬同様、70’sムードの名残やヒストリカルなロマンティックムードを背景に、スーツやドレス、ボトムスを中心に見られた。
ラグジュアリーな素材感をカジュアルなエレガンスに取り入れる傾向が強まり、クラッシュ加工やストレッチ性の付加、カラーバリエーションの多彩さが目立った。
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15秋冬~16春夏に引き続き、今シーズンもドレスやトップスを中心に見られた。
重厚感のあるシルクサテンが主流となったが、デザインや着こなしにはカジュアル&スポーティなムードが取り入れられた。リンクル(しわ)やプリーツなどの加工も見られた。
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16春夏に見られたテクノタッチの素材がさらに拡大。メタリックな輝きをもつ様々な加工やルーレックス糸を用いた織り地が多く見られた。
ガラスコーティング風のぬめりのあるメタリックレザーや箔プリントを施したレザー、ルーレックス糸の交織やラメプリントなど。
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以上、2016AWのレディース注目素材Vol.1でした。
次回は同じく4大コレクションから、2016AWのレディース素材トレンド情報Vol.2をご紹介する予定です。
どうぞお楽しみに。