About "Style-Lab"

"Style-Lab"は Kuriyama R&D Office(旧、株式会社プレール)が運営するファッショントレンド情報ブログです。最新コレクション情報やマーケット動向、注目ブランド、流行色など、ファッションビジネスに携わる方々に有益な情報をお届けします。

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2016/07/08

【アイテムトレンド/2016AW】16年秋冬におけるレディース注目ジャケット&ブルゾン(プレフォールコレクション分析)


当社は15年以上に渡り四大コレクションを分析しており、カラー・素材・柄・アイテムなど、20以上のカテゴリ毎に今後のマストトレンドを予測し、クライアント様へ情報提供を行っています。また消費者の価値観や市場環境の変化など、マーケット分析も実施しています。当ブログでは、クライアント様への情報提供後、その内容から一部分を抜粋した形で読者の皆様にお伝えします。 なお、より詳細で鮮度の高い情報や、その他ブランド開発・ディレクション作成・商品企画についてのご相談は当社ホームページよりお問い合わせ下さい。


引き続きプレフォールコレクションの分析結果です。今回は16秋冬におけるレディースのアイテム【ジャケット&ブルゾン】トレンドをご紹介します。
(その他の2016AW情報はこちら


全体傾向

16春夏に引き続きカジュアル&スポーティなムードが目立った。オーバーサイズやストリートカジュアルのタフなエッセンスを取り入れたスタイルが増加した。


注目ジャケット&ブルゾン1:レザー

コンパクトなシルエットにタフ&ハードなムードのレザーを用いたショート丈が主流。
ブラックレザーのバイカーズが非常に多く見られた。
その他、クラフトタッチのアップリケ刺繍やフライトジャケット風のファー襟など。

出典:Trendstop

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注目ジャケット&ブルゾン2:ボマー&スタジャン

根強く継続。
サテン生地のスカジャン風が引き続き登場している他、ストライプリブ&スナップボタンが特徴的なスタジャンもやや増加した。

出典:Trendstop

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注目ジャケット&ブルゾン3:Gジャン

16春夏にも見られたGジャンがさらに拡大傾向となった。
ベーシックデザインの他、刺繍やスタッズ、ワッペン、フリンジ、ファー襟など、装飾性を付加したアレンジも多彩。

出典:Trendstop

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注目ジャケット&ブルゾン4:ファー

15秋冬に比べカジュアルデザインが優勢に。
襟付きジップアップやカラーファー×ブラックトリミングのフェミニンなショート丈、アニマル柄やシアリングファーのオーバーサイズ、タフ&ハードなムードのモノトーンなど。

出典:Trendstop

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注目ジャケット&ブルゾン5:テーラード

それほど新鮮な要素はないものの、ベーシックデザインを中心に継続が見られた。
コンパクトシルエットのシングル、ボクシーシルエットのロング丈ダブルが二大勢力。

出典:Trendstop

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注目ジャケット&ブルゾン6:MA-1

ここ数シーズン継続が見られる。
ややオーバーサイズのゆったりとしたシルエットが主流に。
光沢のあるナイロンタフタやサテンが目立った。

出典:Trendstop

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注目ジャケット&ブルゾン7:ジップアップ

ワークブルゾン風のレギュラーカラー&ジップアップの型が増加。
カジュアル〜エレガントなスタイルまで取り入れられた。
デニム、スポーツジャージー風のストライプリブ使い、様々な柄生地など。

出典:Trendstop

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注目ジャケット&ブルゾン8:ダウン

久々にボリューム感のあるパフィジャケットが多く見られた。
ベーシックカラーでの提案が主流。
ファーをアクセントに取り入れたデザインやシルエット変化、ベーシックなカジュアルデザインなど。

出典:Trendstop

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以上、2016AWのレディース注目アイテム【ジャケット&ブルゾン】でした。

次回も同じくプレフォールコレクション分析より、レディースの注目アイテム【ニット&トップス】をご紹介したいと思います。

どうぞお楽しみに。

2016/07/01

【アイテムトレンド/2016AW】16年秋冬におけるレディース注目コート(プレフォールコレクション分析)


当社は15年以上に渡り四大コレクションを分析しており、カラー・素材・柄・アイテムなど、20以上のカテゴリ毎に今後のマストトレンドを予測し、クライアント様へ情報提供を行っています。また消費者の価値観や市場環境の変化など、マーケット分析も実施しています。当ブログでは、クライアント様への情報提供後、その内容から一部分を抜粋した形で読者の皆様にお伝えします。 なお、より詳細で鮮度の高い情報や、その他ブランド開発・ディレクション作成・商品企画についてのご相談は当社ホームページよりお問い合わせ下さい。


引き続きプレフォールコレクションの分析結果です。今回は16秋冬におけるレディースのアイテム【コート】トレンドをご紹介します。
(その他の2016AW情報はこちら


全体傾向

膝丈~ミディ丈を中心としたマニッシュなムードのボクシーシルエットが主流。ベーシックなデザインをベースに色柄や素材の質感をアクセントにしたり、クラシカルなムードを取り入れる手法が目立った。


注目コート1:チェック柄ウール

柄生地のコートが目立った中でも特に多く見られた。
テーラードカラーのボクシーシルエットやAラインをベースに、ドロップショルダーで抜け感を演出したものが多かった。
その他、Vネックノーカラーやレトロ&ガーリーなムードのミニ丈など。

出典:Trendstop

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注目コート2:ファー

正統派なラグジュアリー感よりも、ヴィンテージ調のグラマラスなムードやスポーティ&カジュアルなムードが目立った。
ミックス調や柄を取り入れたブロッキング、レオパード柄、シアリングファーなど

出典:Trendstop

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注目コート3:ダブルブレスト

テーラードカラー&ダブルブレストのマニッシュなデザインをベースにしたアレンジが目立った。
ドロップショルダー&レッグオブマトンスリーブ、ファー襟、ヴィンテージ調のビッグボタン、スリムフィットシルエット、ガウンコートなど。

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注目コート4:チェスター

襟&ラペル幅の狭いテーラードカラーにシャープなボクシーシルエットのチェスターコートが再浮上。
スタンダードなデザインの他、女性らしくアレンジされたウエストシェイプやロングジャケット風のハーフ丈など。

出典:Trendstop

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注目コート5:ミリタリー

15秋冬にも見られたクラシカルなミリタリーコートがやや拡大。
シンプルなピーコートの他、装飾性を強調したデザインが目立った。
ネイビーやブラックにゴールドボタンが主流。

出典:Trendstop

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以上、2016AWのレディース注目アイテム【コート】でした。

次回も同じくプレフォールコレクション分析より、レディースの注目アイテム【ジャケット&ブルゾン】をご紹介したいと思います。

どうぞお楽しみに。

2016/06/24

【パターントレンド/2016AW】16年秋冬におけるレディース注目パターン・柄(プレフォールコレクション分析)


当社は15年以上に渡り四大コレクションを分析しており、カラー・素材・柄・アイテムなど、20以上のカテゴリ毎に今後のマストトレンドを予測し、クライアント様へ情報提供を行っています。また消費者の価値観や市場環境の変化など、マーケット分析も実施しています。当ブログでは、クライアント様への情報提供後、その内容から一部分を抜粋した形で読者の皆様にお伝えします。 なお、より詳細で鮮度の高い情報や、その他ブランド開発・ディレクション作成・商品企画についてのご相談は当社ホームページよりお問い合わせ下さい。


引き続きプレフォールコレクションの分析結果です。今回は16秋冬におけるレディースのパターン・柄トレンドをご紹介します。
(その他の2016AW情報はこちら


全体傾向

共通するキーワード:
・レトロ&クラシカルなムード
・マルチカラー配色
・スタンダードなジオメトリック柄
・花や植物のモチーフ


注目パターン1:ジオメトリック

単純な図形を組み合わせた幾何学模様のバリエーション。
レトロなムードのマルチカラー配色が主流。

出典:Trendstop

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注目パターン2:チェック

クラシカルなタータンチェック風の大柄、マルチカラー配色のコンビネーションチェックが主流。
その他、ブラック配色のバイカラーやモノトーン、マニッシュな小柄チェック、ギンガムなど。

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注目パターン3:フラワー

16春夏に復活が見られた小花柄が拡大。
また、単純化されたポップな絵柄の中柄が多く見られた。
ダークカラーをベースとしたり、ブラックを効かせたりといった配色が目立った。

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注目パターン4:ボタニカル

花のみならず、葉や茎が活き活きと描かれた柄のバリエーション。
かすかなエスニック調やシックな色使いなど。

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以上、2016AWのレディース注目パターン・柄でした。

次回も同じくプレフォールコレクション分析より、レディースの注目アイテム【コート】をご紹介したいと思います。

どうぞお楽しみに。

2016/06/16

【素材トレンド/2016AW】16年秋冬におけるレディース注目素材(プレフォールコレクション分析)


当社は15年以上に渡り四大コレクションを分析しており、カラー・素材・柄・アイテムなど、20以上のカテゴリ毎に今後のマストトレンドを予測し、クライアント様へ情報提供を行っています。また消費者の価値観や市場環境の変化など、マーケット分析も実施しています。当ブログでは、クライアント様への情報提供後、その内容から一部分を抜粋した形で読者の皆様にお伝えします。 なお、より詳細で鮮度の高い情報や、その他ブランド開発・ディレクション作成・商品企画についてのご相談は当社ホームページよりお問い合わせ下さい。


引き続きプレフォールコレクションの分析結果です。今回は16秋冬におけるレディースの素材トレンドをご紹介します。
(その他の2016AW情報はこちら


全体傾向

共通するキーワード:
・繊細な意匠や透け感
・カジュアルなムード
・艶やかな光沢感
・ソフトなボリューム感やぬくもり感
・様々な起毛感


注目素材1:デニム

16春夏に引き続き幅広いアイテムに使われた。
生デニム風のダークインディゴからウォッシュアウトされたライトカラーまで多彩な展開。

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注目素材2:パテントレザー

アウターやセットアップ、スカートに使われた。
シボ感のある加工やフューチャリスティックな光沢感など。

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注目素材3:ヘアリーウール

モヘア使いや起毛加工を施した中肉厚なウールが多く見られた。
マルチカラーのチェック柄が目立った。

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注目素材4:ファー

リアルもフェイクも多彩に登場。
ミックスカラーや柄を取り入れたものが多く、特にレオパード柄が目立った。
その他、テディベア風のブラウンやモンゴリアンラムなど。

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注目素材5:メタリック

増加傾向が見られた。
フューチャリスティックなシルバーが主流。
プリントレザーヤラメ糸で織られた薄手生地など。

出典:Trendstop

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以上、2016AWのレディース注目素材でした。

次回も同じくプレフォールコレクション分析より、レディースの注目パターン・柄をご紹介したいと思います。

どうぞお楽しみに。


2016/06/14

【2017SS】ファッショントレンド戦略セミナー開催!


当ブログを運営する株式会社プレールより、2017SSファッショントレンド戦略セミナー開催のお知らせです。
2017年春夏シーズンのトレンド傾向やヒットアイテム予測について、リゾートコレクションやショップリサーチ、フィールドマーケティング、消費者の価値観変化など様々な情報を多角的に分析した結果から、ファッション産業の現場で活用できる情報をお伝えします。
スタッフ一同、皆さまのご参加をお待ちしております。


【セミナー名・開催日時】
2017SSトレンド戦略セミナー(レディース) [2016/7/22(金)18:00~]※受付終了



【2016年7月22日(金)開催】※受付終了
2017SSトレンド戦略セミナー(レディース)

2017年春夏シーズンのスタイリング、アイテム、カラー、ファブリック、パターン、ディテールデザイン、ファッショングッズ(アクセサリー)について、トレンド傾向やヒットアイテムを予測します。本セミナーではリゾートコレクションの情報に加え、ショップリサーチ、フィールドマーケティング、消費者の価値観変化など様々な情報を多角的に分析した結果から、コレクションのレビューを行うだけでなく、実際にファッション業界の現場で活用できる情報をお伝えします。

【主なテーマ】
キースタイリング/カラー分析/素材分析/パターン分析/アイテム分析(コート/ジャケット&ブルゾン/セットアップ&スーツ/ニット/ドレス/トップス/スカート/パンツ)/ディティール分析/ファッション雑貨分析(バッグ/シューズ/ヘッドウェア/ネックウェア/ベルト/レッグウェア/アクセサリー)/ほか
※内容は予告なく変更される場合があります。

【日程等】
■開催日時:2016年7月22日(金)18:00~20:00
■受講料:8,640円(税込)
※受講料は事前に銀行振込にてお支払い下さい。
(振込先などの詳細はお申込み後にご連絡させて頂きます)

【資料イメージ(過去資料より抜粋)】


※当日、スライド資料の冊子版を配布いたします。資料はお持ち帰り頂けます。

【セミナー会場】
■場所:長井記念ホール(日本薬学会長井記念館)
■住所:東京都渋谷区渋谷2-12-15(JR渋谷駅東口より徒歩約8分)
地図を表示)※外部サイトが開きます

【お申込み方法】
■下記フォームよりお申込みください。
https://v.rentalserver.jp/preal.com/seminar_entry.html
本セミナーの受付は終了致しました。




【講師紹介:栗山志明(株式会社プレール代表取締役)】
ファッション業界を中心とした様々な業態のクライアントに、質の高い情報と独自のマーケティング手法に基づくブランド開発、ディレクション、商品企画などの提案を行う。

1988年~1994年までバンタンデザイン研究所・商品企画講師、1999年~現在までIFIビジネススクール・マスターコース講座主任を担当。

現在は複数の大手百貨店やラグジュアリーブランドでも社外講師を務める。また、大洋交易社主催のコレクションセミナーでは約500席が満席となるなど、そのセミナー内容は業界内で高い評価を受ける。