About "Style-Lab"

"Style-Lab"は Kuriyama R&D Office(旧、株式会社プレール)が運営するファッショントレンド情報ブログです。最新コレクション情報やマーケット動向、注目ブランド、流行色など、ファッションビジネスに携わる方々に有益な情報をお届けします。

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2017/04/28

【アイテムトレンド/2017SSレディース】17年春夏におけるレディース注目ドレス・トップス(4大コレクション分析)


当社は約20年に渡り四大コレクションを始めとした各種ファッショントレンドを分析しており、カラー・素材・柄・アイテムなど、20以上のカテゴリ毎に今後のマストトレンドを予測し、クライアント様へ情報提供を行っています。また消費者の価値観や市場環境の変化など、マーケット分析も実施しています。当ブログでは、クライアント様への情報提供後、その内容から一部分を抜粋した形で読者の皆様にお伝えします。 なお、より詳細で鮮度の高い情報や、その他ブランド開発・ディレクション作成・商品企画についてのご相談は当社ホームページよりお問い合わせ下さい。


引き続き4大コレクションの分析結果をご紹介します。今回のテーマは2017SSシーズンの注目ドレス&トップスです。
(その他の2017SS情報はこちら


ドレス総括

ロマンティック&フェミニンなムードが今シーズンも継続。
さらに春夏らしい開放的なリラックスムードが加わり、シアー素材やエアリーな素材を用いたイレギュラーヘムやアシンメトリーで動きのあるデザインが広がった。
引き続き主流は膝丈~ミディ丈だが、ミニ丈の増加が顕著に見られた。


▼注目ドレス1:シャツドレス
レトロなムードやシンプルにアレンジされたロマンティックムード、クリーンなプレッピー調など、多彩なバリエーションが見られた。
大胆なジオメトリック柄×ラップディテール、ミッドセンチュリー調をパステルカラーでアレンジ、ルーズフィットシルエット、肌見せスタイリング、クレリックシャツ風など。

出典:Trendstop

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▼注目ドレス2:スリップドレス
今シーズンも多彩なバリエーションが見られたが、特に目立ったのはイレギュラーヘムやティアードを取り入れた動きのあるデザイン。
ミニ丈~膝丈が主流。胸元のラッフル&ハンカチーフヘム、柄ブロック&ティアード、裾ティアードやメッシュトップスのインナー使い、ジグザグなヘムライン、スラッシュアクセントなど。

出典:Trendstop

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▼注目ドレス3:ジャージー
継続トレンドが多い中、新しい流れとして注目のジャージードレス。
特にギャザーやドレープをアクセントにしつつ、透け感のあるエアリーな伸縮素材を用いた動きのあるデザインが目立った。
その他、アシンメトリーデザインやスポーティなムードの配色ラインアクセント、カラーブロックなど。

出典:Trendstop

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トップス総括

スポーティなムードや若々しいストリートカジュアルの要素が強く見られた。特にグラフィカルな色柄が重要なポイントに。
また、ロマンティック&フェミニンなムードの継続も見られ、フリルやラッフル、パフスリーブといったディテール使いは今シーズンも目立った。


▼注目トップス1:レギュラーカラーシャツ
シンプル&ベーシックをベースに、グラフィカルな柄や装飾性を付加したデザインがポイント。
先染めではなくプリントで表現したストライプ柄、レトロなジオメトリック柄や合繊素材の光沢感、レイヤードスタイリング、ポップカラーのスパンコール刺繍など。

出典:Trendstop

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▼注目トップス2:Tシャツ
ストリートカジュアルの要素を取り入れたグラフィカルな柄やタイポグラフィの取り入れ方がポイント。
ボトムスにリュクス感やフェミニンなムードを取り入れたスタイリングも特徴的。
ロックテイストのイラスト×ブラックカラー、シンプルなメッセージTシャツ、プリントTシャツ×ビジュー装飾、シアー素材×ワッペン装飾など。

出典:Trendstop

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▼注目トップス3:プルオーバーパーカ&スウェットシャツ
カジュアルな裏毛スウェット生地やベーシックなデザインをベースに、ポップ&グラフィカルにアレンジ。
ベーシックカラーをベースにしたマルチカラー柄&アップリケ装飾、柄ブロックやパッチワーク、袖へのタイポグラフィプリント、半袖やプリント×刺繍など。

出典:Trendstop

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以上、2017SSのレディース注目ドレス&トップスでした。

今回で2017SSのレディース分析は終了となり、次回からは、メンズの2017SS分析結果をご紹介する予定です。

どうぞお楽しみに。



2017/04/07

【アイテムトレンド/2017SSレディース】17年春夏におけるレディース注目素材(4大コレクション分析)


当社は約20年に渡り四大コレクションを始めとした各種ファッショントレンドを分析しており、カラー・素材・柄・アイテムなど、20以上のカテゴリ毎に今後のマストトレンドを予測し、クライアント様へ情報提供を行っています。また消費者の価値観や市場環境の変化など、マーケット分析も実施しています。当ブログでは、クライアント様への情報提供後、その内容から一部分を抜粋した形で読者の皆様にお伝えします。 なお、より詳細で鮮度の高い情報や、その他ブランド開発・ディレクション作成・商品企画についてのご相談は当社ホームページよりお問い合わせ下さい。


引き続き4大コレクションの分析結果をご紹介します。今回のテーマは2017SSシーズンの注目素材です。
(その他の2017SS情報はこちら


注目素材1:シアー全体傾向

エアリーな質感を持つシアー素材のバリエーションが広がった。透け感を活かした肌見せだけでなく、今シーズンはインナーの柄生地やコントラストの効いた別色をシアー素材越しに透かして見せることによるレイヤード効果が重視された。また、フリルやラッフル、ドレープ、プリーツなど3D効果のあるディテール使いも目立った。

▼レース
16秋冬に引き続き透け感の強い薄手が主流となったが、ラグジュアリー感の強いリバーレースに代わりケミカルレースやストレッチレースが台頭。繊細な意匠性に加えよりライトな質感やスポーティなムードとの組み合わせがポイントに。その他、凹凸のはっきりとしたギュピールレースも目立った。

出典:Trendstop

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▼シフォン
シーズンレスに継続中。プリント生地が多く見られたが、配色を効かせた無地のレイヤード使いに新鮮味が感じられた。たっぷりとした分量感やフリル、ラッフル、プリーツなどの3D効果のあるディテールとの組み合わせでロマンティックなフェミニンムードを演出した。

出典:Trendstop

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注目素材2:光沢&ツヤ系全体傾向

グラマラスなムードやフェティッシュなムード、アクセントで取り入れるフューチャリスティックなムードなど、様々な演出に艶やかな光沢素材が使われた。今シーズンはラグジュアリー感よりも若々しい軽快なムードやスポーティなデザインとの組み合わせが目立った。

▼サテン
16秋冬に見られた重厚さが払拭され、軽やかでカジュアルなムードが強調された。カラー刺繍や陰影を描くタックやギャザー、織りで取り入れたストライプ柄、ダークカラーベースに鮮やかなプリント柄など。

出典:Trendstop

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▼パテントレザー
テクノタッチな光沢感が演出するレトロモダンなムードやブラックで表現されるフェティッシュなムードの演出が目立った。主にアウターやドレスに使われた。なめらかな表面感だけでなく、シボ感のあるリンクル加工も見られた。

出典:Trendstop

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注目素材3:ナチュラル系全体傾向

ストリートカジュアルの要素や素朴なノスタルジックムードを演出する天然素材のバリエーションが見られた。フェミニンさやスポーティさと結びついた軽やかなムードがポイント。

▼デニム
シーズンレスに継続中。しなやかなライトデニムからハリコシのある高密度な質感まで多彩なバリエーションが見られた。穴やほつれのあるダメージ加工も一部に見られたが、主流は程良い経年加工やきれいめな色落ちのない濃色デニム。

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▼コットンレース
ノスタルジック&ナチュラルなフェミニンムードを演出するコットンベースのアイレットレースに多彩なバリエーションが見られた。イノセントなムードのホワイトが目立った。

出典:Trendstop

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以上、2017SSのレディース注目素材でした。

次回は同じく4大コレクションから、2017SSレディースのドレス&トップストレンド情報をご紹介する予定です。

どうぞお楽しみに。