About "Style-Lab"

"Style-Lab"は Kuriyama R&D Office(旧、株式会社プレール)が運営するファッショントレンド情報ブログです。最新コレクション情報やマーケット動向、注目ブランド、流行色など、ファッションビジネスに携わる方々に有益な情報をお届けします。

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2014/12/15

【パターントレンド分析/2015SS】15年春夏における注目パターン・柄


当社は15年以上に渡り四大コレクションを分析しており、カラー・素材・柄・アイテムなど、20以上のカテゴリ毎に今後のマストトレンドを予測し、クライアント様へ情報提供を行っています。また消費者の価値観や市場環境の変化など、マーケット分析も実施しています。当ブログでは、クライアント様への情報提供後、その内容から一部分を抜粋した形で読者の皆様にお伝えします。 なお、より詳細で鮮度の高い情報や、その他ブランド開発・ディレクション作成・商品企画についてのご相談は当社ホームページよりお問い合わせ下さい。


今回はパターン・柄のトレンド分析です。2015SSコレクションの動向から15年春夏の注目パターンをご紹介します。


レトロポップなフラワー柄

1970年代のフラワーチルドレンに代表される、反戦や平和願望がマクロトレンドとして注目されている。

このようなテーマでコレクションを展開したブランドの中では、当時のようなレトロでポップな花柄を使用するケースが目立った。

花柄といってもリアルな花柄ではなく、単純化されたイメージの花柄が重要になる。

出典:Trendstop

※画像クリックで拡大表示


マルチボーダー柄

同じように70年代のイメージから、マルチカラーを使用した幅の広いボーダーやストライプの台頭も見受けられた。

シンプルなバイカラー配色も継続される見込みだが、エスニックなムードのマルチカラーボーダーはトレンド性が強く感じられることから、新鮮な柄として注目される。

出典:Trendstop

※画像クリックで拡大表示




以上、2015SSの注目パターン・柄でした。

次回も同じく2015SSトレンドから、15年春夏の注目アイテムVol.1をご紹介したいと思います。

どうぞお楽しみに。

2014/12/05

【2015AW】ファッショントレンド戦略セミナー開催!



当ブログを運営する株式会社プレールより、毎シーズン開催を行っております、トレンド情報セミナーのご案内です。
2015秋冬シーズンのトレンド予測やヒットアイテム予想について、プレフォールコレクションやショップリサーチ、フィールドマーケティング、消費者の価値観変化など様々な情報を多角的に分析。単なるコレクションのレビューではなく、ファッション産業の現場で活用できる情報をお伝えします。
スタッフ一同、皆さまのご参加をお待ちしております。


【セミナー名・開催日時】
2015AWトレンド戦略セミナー(レディース) [2015/1/29(木)18:30~]※受付終了



【2015年1月29日(木)開催】※受付終了
2015AWトレンド戦略セミナー(レディース)

2015秋冬のスタイリング、アイテム、パターン、ディテールデザイン、ファッショングッズ(アクセサリー)、カラー、ファブリックについて、トレンド予測やヒットアイテム予想をご紹介します。プレフォールコレクションやショップリサーチ、フィールドマーケティング、消費者の価値観変化など様々な情報を多角的に分析し、単なるコレクションのレビューではなく、ファッション産業の現場で活用できる情報をお伝えします。

【日程等】
■開催日時:2015年1月29日(木)18:30~20:30
■受講料:6,480円(税込)
※受講料は事前に銀行振込にてお支払い下さい。
(振込先などの詳細はお申込み後にご連絡させて頂きます)

【資料イメージ(過去資料より抜粋)】


※当日、スライド資料の冊子版を配布いたします。資料はお持ち帰り頂けます。

【セミナー会場】
■場所:T’s渋谷フラッグ/Room8I(東急本店前、H&M渋谷店の上)
■住所:東京都渋谷区宇田川町33-6(8階)
地図を表示)※外部サイトが開きます

【お申込み方法】
■下記フォームよりお申込みください。
https://v.rentalserver.jp/preal.com/seminar_entry.html
本セミナーの受付は終了致しました。




【講師紹介:栗山志明(株式会社プレール代表取締役)】
ファッション業界を中心とした様々な業態のクライアントに、質の高い情報と独自のマーケティング手法に基づくブランド開発、ディレクション、商品企画などの提案を行う。

1988年~1994年までバンタンデザイン研究所・商品企画講師、1999年~現在までIFIビジネススクール・マスターコース講座主任を担当。

現在は複数の大手百貨店やラグジュアリーブランドでも社外講師を務める。また、大洋交易社主催のコレクションセミナーでは約500席が満席となるなど、そのセミナー内容は業界内で高い評価を受ける。


2014/12/02

【素材トレンド分析/2015SS】15年春夏における注目素材


当社は15年以上に渡り四大コレクションを分析しており、カラー・素材・柄・アイテムなど、20以上のカテゴリ毎に今後のマストトレンドを予測し、クライアント様へ情報提供を行っています。また消費者の価値観や市場環境の変化など、マーケット分析も実施しています。当ブログでは、クライアント様への情報提供後、その内容から一部分を抜粋した形で読者の皆様にお伝えします。 なお、より詳細で鮮度の高い情報や、その他ブランド開発・ディレクション作成・商品企画についてのご相談は当社ホームページよりお問い合わせ下さい。


今回は素材のトレンド分析です。前回のカラートレンドに引き続き、2015SSコレクションの動向から15年春夏の注目素材をご紹介します。


スウェード

70年代トレンドが浮上したことで、素材としてはスウェードの活用が拡大され、2015年春の主力素材の一つになると考えられる。

ジージャンやスプリングコート、スカートなど様々なアイテムで活用されるが、バッグやシューズなどの服飾雑貨での活用も多くなるのではないか。

またフリンジとの相性が良く、ディテールデザインのための素材としても注目される。

スウェード / 出典:Trendstop

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シフォン・オーガンジー・チュール

一方でフェミニンテイストの台頭も見受けられ、トランスペアレンシー(透け感のある)素材が再び注目された。

特にプリント素材としての活用が多く、こちらも春の主力素材の一つになると考えられる。

シフォン / 出典:Trendstop

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オーガンジー・チュール / 出典:Trendstop

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以上、2015SSの注目素材でした。

次回も同じく2015SSトレンドから、注目のパターンをご紹介したいと思います。

どうぞお楽しみに。

2014/11/26

【カラートレンド分析/2015SS】15年春夏における注目カラー・流行色


当社は15年以上に渡り四大コレクションを分析しており、カラー・素材・柄・アイテムなど、20以上のカテゴリ毎に今後のマストトレンドを予測し、クライアント様へ情報提供を行っています。また消費者の価値観や市場環境の変化など、マーケット分析も実施しています。当ブログでは、クライアント様への情報提供後、その内容から一部分を抜粋した形で読者の皆様にお伝えします。 なお、より詳細で鮮度の高い情報や、その他ブランド開発・ディレクション作成・商品企画についてのご相談は当社ホームページよりお問い合わせ下さい。


今回はカラートレンド分析です。先日終了した2015SSコレクションの動向をベースに、15年春夏のカラートレンドをご紹介します。


スモーキーパステル

2014AWシーズンでも注目色となったスモーキーパステルカラーが2015SSも継続して登場。

ピンク系やブルー系を中心に展開された。

M出典:Trendstop

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ペールトーン

また、爽やかでクリーンなイメージのペールトーンカラーも登場。

前述のスモーキーパステルカラーとこのペールトーンカラーが市場の主役になると考えられる。

出典:Trendstop

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アースカラー

今回のコレクションでは70年代トレンドが注目されたが、その中で、ナチュラルでフォークロアムードを演出するカラーとしてアースカラーが数多く登場した。

スウェード素材での活用も多く重要なカラーになると考えられる。

出典:Trendstop

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オリーブ・カーキ

ミリタリーテイストも継続されることから、オリーブグリーンやカーキといったカラーも2014年に続いて注目度の高いカラーとなる。

出典:Trendstop

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ベージュ・スキンカラー

2015SSシーズンでは、大人フェミニンでニュートラルなムードの台頭が見受けられることから、スキンベージュやヌードベージュなどの上品なカラーへの注目も高まる。

出典:Trendstop

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ライラック・ラベンダー

ジェネラルカラートレンド情報からも紫系カラーへの注目度が高まっていたが、コレクションでもライラックやラベンダーといったカラーが注目色として浮上した。

またFENDIはオーキッド(蘭)の花をモチーフとして使用。ピンクに変わる春の注目色として、商品だけでなくプロモーションなどでも活用できるカラーになると考えられる。

出典:Trendstop

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以上、2015SSのトレンドカラー・流行色分析でした。

次回は2015SSの注目素材をご紹介したいと思います。

どうぞお楽しみに。

2014/11/20

【マーケットトレンド分析】20代のファッショントレンド離れ


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今回はマーケットトレンド分析で、20代のファッショントレンド離れについてご紹介します。


下がり続ける若者のトレンドへの関心

図は、博報堂によるファッショントレンド動向への関心についての調査における20代の傾向であり、「ファッションの動向に敏感なほうだ」という回答が2008年以降、顕著に下落していることが分かる。


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若者のトレンド離れは、20代前半をメインターゲットとしたヤング、ヤングキャリア系ブランドで、特にトレンド性の高いブランドへの影響が高く、苦戦に繋がるといった状況が発生していると思われる。


20代以外もトレンド離れへ

直近では20代だけでなく全体の傾向としても「トレンドを追従せず普通を極める」という趣旨の「ノームコア」が注目されるなど、トレンドに対する考え方の潮流が変わってきているように見受けられる。

また、経済状況もこの流れに影響を与えると思われる。政府による景気対策が続けられているが、まだ消費者にはその効果が実感できていない。

この先、経済状況がさらに改善されなければ、消費者マインドの中で脱トレンド、脱ファッションの勢いが加速することになり兼ねない。




以上、マーケットトレンド分析「20代のファッショントレンド離れ」でした。

次回の更新もどうぞお楽しみに。