About "Style-Lab"

"Style-Lab"は Kuriyama R&D Office(旧、株式会社プレール)が運営するファッショントレンド情報ブログです。最新コレクション情報やマーケット動向、注目ブランド、流行色など、ファッションビジネスに携わる方々に有益な情報をお届けします。

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2013/01/21

【マーケティング】有望視される40代未婚男性の消費市場


当社は約15年に渡り世界四大コレクションを分析しており、カラー・素材・柄・アイテムなど、20以上のカテゴリ毎に今後のマストトレンドを予測し、クライアント様へ情報提供を行っています。当ブログでは、クライアント様への情報提供後、その内容から一部分を抜粋した形で読者の皆様にお伝えします。 なお、より詳細で即時性の高い情報や、その他ブランド開発・ディレクション作成・商品企画についてのご相談は当社ホームページよりお問い合わせ下さい。

今回はこれまでのトレンド情報とは異なり、当社が年2回作成しているマーケット分析レポートより、今後のファッション業界にも影響を与えそうな市場の動向をご紹介したいと思います。


増加する40代の未婚率

国内における各年代の婚姻状況について、時系列を追って国勢調査の検証を行うと、2000年から2010年にかけて全ての年代の男女で未婚率が高まっており、「結婚しない人々」が増えていることが分かる。

この未婚者数の増加によって新たな消費市場が生まれると期待され、その中でも、今後は特に「40代未婚男性」が重要な顧客セグメントとなると考えられる。

何故ならば、40代というのは特段大きな支出がない一方で賃金がピークを迎える場合が多く、可処分所得が最大化されやすい年代であり、さらに団塊ジュニア世代と呼ばれる人口の多い層が現在40代に突入し始めているためである。


具体的なデータ



上図は「40代男性の未婚率と未婚人口」をグラフで表したものである。

2010年の未婚率は40歳~44歳(赤線)で28.6%、45歳~49歳(青線)で22.5%で、2010年の40代男性未婚人口は「216.5万人」であり、未婚率・未婚人口とも2000年から大きく上昇した。

今後、2000年から2010年かけての上昇速度で未婚率が上昇した場合、2020年には40代男性未婚率は40歳~44歳で38.5%、45歳~49歳で28.2%となり、未婚人口は2010年より約80万人増の「294.5万人」に達すると推計される。

また、三菱総合研究所によると男性全体の消費額は横ばいの30兆円で、2人以上の世帯を持つ男性の市場規模が減少傾向にあるなか、未婚男性の消費は2010年の17兆1,560億円が2015年に17兆7,450億円へ伸びる見通しであり、さらに「40代未婚男性」に限るとこの5年で19.7%も消費が伸びると試算され、非常に有望な顧客になることがわかる。


「団塊ジュニア世代」の「40代未婚男性」を狙う

団塊ジュニア世代の傾向として、趣味などのこだわるモノゴトには出費を惜しまないメリハリ消費や、ブランドや売場の価値だけでなくコストパフォーマンスへの意識が高いことなどが挙げられる。また未婚男性であることから異性からどう見られるかという部分も重要なポイントとなる可能性がある。このような傾向を的確に捉え、拡大する40代未婚男性市場を狙いたい。


まとめ

上記のように、40代未婚男性をターゲットとした消費市場は有望視され、特に40代に突入しつつある団塊ジュニア世代の消費価値観に即したマーケティングを実施することが重要となる。

保守的とも考えられている団塊ジュニア世代ではあるが、未婚男性に限る場合、消費価値観がアクティブになる傾向があることに注目したい。




以上、有望視される40代未婚男性市場のご紹介でした。 次回もこのようなマーケット系のネタをご紹介したいと思います。どうぞお楽しみに。


2012/12/05

【2013SS/春夏トレンド】リゾートコレクション注目カラー・流行色


当社は約15年に渡り世界四大コレクションを分析しており、カラー・素材・柄・アイテムなど、20以上のカテゴリ毎に今後のマストトレンドを予測し、クライアント様へ情報提供を行っています。当ブログでは、クライアント様への情報提供後、その内容から一部分を抜粋した形で読者の皆様にお伝えします。 なお、より詳細で即時性の高い情報や、その他ブランド開発・ディレクション作成・商品企画についてのご相談は当社ホームページよりお問い合わせ下さい。

さて、今回はリゾートコレクションから見る注目カラー・流行色についてお伝えします。


■TORY BURCHのブルー

ミントのような淡いブルーからテムズブルー、ネイビーブルーと様々なTORY BURCHのブルーは、洗練されたイメージとのクラシックなイメージを演出している。

出典:Trendstop







■MARK JACOBSのカラフルエスノ

鮮やかなカラーをプリントや先染めで表現しているMARK JACOBSのカラーパレット。花のモチ―フを中心にカラーオンカラーやパターンオンパターンの楽しさが演出されている。

出典:Trendstop






■BGBG MAXAZRIAのブライトカラー

MAXAZRIAは洗練された大人のブライトカラーを提案。強いカラーでありながら、品があり、カジュアルにならないカラーパレットは独特の世界観を演出している。

出典:Trendstop






■BALMAINのパステルカラー

ほどよくシェイドされたBALMAINのパステルカラー。単品コーディネートというよりは春のセットアップに適した大人のパステルカラーとなっている。

出典:Trendstop






■Christian Diorのクラシックカラー

ブラック、ネイビー、ホワイト、オレンジ、レッドと明確に主張する基本色をシャープでモダンに演出するChristian Dior。ベーシックとクリエーションという次のトレンドを予感させる。

出典:Trendstop






■Nina Ricciのピンクー

エレガントで洗練されたピンクのバリエーション。子供っぽくなりがちなピンクを上品に提案するNina Ricciのピンクは春のカラーとして注目。

出典:Trendstop






以上、リゾートコレクション注目カラー・流行色でした。 次回は「7月のショップリサーチから予測するヤング冬のヒットアイテム」をご紹介します。どうぞお楽しみに。

2012/11/15

【2013SS/春夏トレンド】リゾートコレクション10大注目ブランド(Vol3)


当社は約15年に渡り世界四大コレクションを分析しており、カラー・素材・柄・アイテムなど、20以上のカテゴリ毎に今後のマストトレンドを予測し、クライアント様へ情報提供を行っています。当ブログでは、クライアント様への情報提供後、その内容から一部分を抜粋した形で読者の皆様にお伝えします。 なお、より詳細で即時性の高い情報や、その他ブランド開発・ディレクション作成・商品企画についてのご相談は当社ホームページよりお問い合わせ下さい。

前回の更新から間隔が空いてしまい申し訳ありません。
さて、今回は前回の「リゾートコレクション10大注目ブランド(Vol2)」に引き続き、Vol3として注目ブランド第3~1位をご紹介します。


第3位:Gucci

花をテーマにした様々なスタイルの提案が行われているが、全体的にシンプルでリゾートコレクションらしい着易さが提案されていて好感が持てる。

出典:Trendstop




第2位:Tory Burch

Tory Burchもリゾートコレクションということなのか、若々しさが打ち出されているように見える。デザインはシンプルだが、色の使い方、柄の配置に優れたスタイルバリエーションが展開されている。

出典:Trendstop




第1位:Mark Jacobs

なんと言っても色の組み合わせの美しさが際立っている。カラーオンカラー、パターンオンパターンを組み合わせているにも関わらず、絶妙なバランスを保っている優れたコレクションとなっている。

出典:Trendstop




以上、リゾートコレクション注目ブランドVol3でした。

次回はリゾートコレクションから予測する注目カラーをご紹介します。どうぞお楽しみに。

※リゾートコレクション注目ブランドVol1はこちら
※リゾートコレクション注目ブランドVol2はこちら

2012/10/12

【2013SS/春夏トレンド】リゾートコレクション10大注目ブランド(Vol2)


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さて、今回は前回の「リゾートコレクション10大注目ブランド(Vol1)」に引き続き、Vol2として注目ブランド第6~4位をご紹介します。


第6位:Marc by Marc Jacobs

パンキッシュでスポーティー、そしてストリートテイストをミックスした若々しいコレクション。グラフィックにも新しさが加わり、リゾートコレクションらしい自由なスタイルが新鮮。

出典:Trendstop





第5位:Christian Dior

Christian Diorらしい、洗練されたモダニズムの感じられるコレクション。モノトーンを中心に基本的なカラーのみで構成されているが、フォルムの美しさや素材の使い方で、完成された大人のスタイルを作り上げている。

出典:Trendstop





第4位:Marni

Marniは他のブランドと異なりプレッピーテイストを使ったコレクションを展開。レトロムードをMarniらしいガーリーなムードで演出している。アウターのボリュームを多く取ることでスタイルにバランスの変化をもたらしている。

出典:Trendstop







以上、リゾートコレクション注目ブランドVol2でした。

次回はBEST3をご紹介します。

どうぞお楽しみに。

※リゾートコレクション注目ブランドVol1はこちら

2012/09/25

【2013SS/春夏トレンド】リゾートコレクション10大注目ブランド(Vol1)


当社は約15年に渡り世界四大コレクションを分析しており、カラー・素材・柄・アイテムなど、20以上のカテゴリ毎に今後のマストトレンドを予測し、クライアント様へ情報提供を行っています。当ブログでは、クライアント様への情報提供後、その内容から一部分を抜粋した形で読者の皆様にお伝えします。
なお、より詳細で即時性の高い情報や、その他ブランド開発・ディレクション作成・商品企画についてのご相談は当社ホームページよりお問い合わせ下さい。

さて今回より、いよいよ2013SSシーズンのトレンド解説となります。まずは2013SSコレクションに先駆けて行われたリゾートコレクションの10大注目ブランドVol1として、第10~7位までをご紹介します。


第10位:CHANEL

デニムやファンシーツイードを使ったオリジナリティ溢れるコレクション。フリルやエポーレット、ボタンアクセント、パッチワーク、フローラルアクセント、ティアードなど、様々なディティールアクセントが施されている。

出典:Fatalefashion | Around the World / YouTube



出典:Trendstop





第9位:ANNA SUI

ガーリームードとエスニックテイストがミックスされたANNA SUIらしいスタイルが提案されている。ブライトカラーと黒のコントラストが時代性を物語っている。

出典:Trendstop





第8位:DSQUARED2

レトロなムードにDSQUARED2らしいストリートテイストをミックスしたラグジュアリーカジュアルなスタイル。若々しいテイストでヤング向けのブランドには非常に参考になると思われる。

出典:Trendstop





第7位:LOUIS VUITTON

カッティングの楽しさが感じられるコレクション。色と柄のハーモニーが素晴らしい。モノグラムのような、2013AWトレンドからインスパイアされたと思われる提案も数多く見受けられた。

出典:Trendstop





以上、リゾートコレクション注目ブランドVol1でした。

次回は同じ内容で、Vol2として第6~4位までをご紹介します。

どうぞお楽しみに。